キュナードとP&Oが2017年のトルコ寄港を全てキャンセル
カーニバル・コーポレーション傘下のキュナード・ライン(Cunard Line)とP&Oクルーズ(P&O Cruises)は、予定していた2017年のトルコへの寄港をすべてキャンセルすると発表した。
今回のトルコ寄港の全面キャンセルは、今年トルコで発生した軍事クーデター未遂やテロ事件をうけてのもので、キャンセルされた予定はギリシャやアルバニアへの寄港に振り替えられる予定。
2016年6月に発生した空港テロ事件以降、各クルーズラインはイスタンブールからの撤退を始めており、アザマラ・クラブ・クルーズ(Azamara Club Cruises)、キュナード・ライン、シーボーン・クルーズ・ライン(Seabourn Cruise Line)、シルバーシー・クルーズ(Silversea Cruises)、ウィンドスター・クルーズ(Windstar Cruises)などがトルコのイスタンブール以外の都市への寄港を続ける一方で、クリスタル・クルーズ(Crystal Cruises)やディズニー・クルーズ・ライン(Disney Cruise Line)、MSCクルーズ(MSC Cruises)は2016年内のトルコからの完全撤退を決めている。
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