非日常のクルーズ旅行をもっと身近に。
クルーズマンズではじめよう
なぜ、今回のクルーズを選ばれましたか?
いつかヴェネチアから出航したいと思ってた。アルベロベッロ、ドブロヴニク、ギリシャの島など行きたい場所を回るコースだった。
実際にご乗船されていかがでしたか?評価とご感想をお聞かせください。
お食事、ダイニング
カジュアル船にしては悪くないレベルだと思う。ビュッフェは正直言ってまずいけれど、レストランやプールサイドで提供されるイベントメニューは十分に美味しい。自分で作れるハンバーガーもまあまあ。メインダイニングの夕食は、寄港地にあわせたメニューが日替わりで出るので、飽きることがない。朝食は、ビュッフェの他にインターナショナルメニューを選ぶことができて、種類が多いので全種類網羅できなかった。イングリッシュブレックファストが豪華。
ビュッフェのフロアに無料の水があるけれど、まずい。寄港地でミネラルウォーターのボトルを買って持ち込んだ。ワインは乗船時にチェックされるけれど、水はノーチェック。ボトルワインはキープしてもらえるし、値段もそれほど高くない(20ユーロ程度からあって、味も十分美味しい)。ドリンクパッケージや飲み放題にする必要はない。フォーマルナイトには、スパークリングワインが無料で振る舞われた。
サービス、スタッフ
カジュアル船にしては十分。シャンプーなどのアメニティは揃っていないので、持ち込む必要がある。ルームサービスの朝食で、1度頼んだものが足りてなかったことがあったけれど、他は特に問題なかった。船内が落ち着かない感じなのは、まあ仕方ないかな。
船内新聞やレストランのメニューなど、日本語対応のものがあった。日本人スタッフも1名乗船していた。これはタイミングだと思うけど。
お部屋
海側バルコニー
バルコニー付きの部屋なので、満足。寄港地で観光したり、アクティビティに参加すると言っても、やはり部屋で過ごす時間は多い。カジュアル船なのでどこに行ってもザワザワ落ち着かないし、のんびりするためにもバルコニー付きがお勧め。ベッドのほかにソファとデスクもあり、収納場所も十分ある。邪道だとは思うけれど、ロープと簡易ハンガーを持って行って、ベランダに洗濯ものを干した。手洗いで十分に絞れてなくても、日差しが強いのですぐ乾く。バスルームがシャワーのみでトイレと一緒なのは日本人的には残念だけれど、それだけのためにスイートにする必要があるかどうか?
船内の施設、アクティビティ
コインランドリーはない。ランドリーサービスはあるが、その都度利用するのはそれなりに金額がかかる。お勧めは、25点まで20ユーロのサービスパック。下船前の船上日限定だけど、それまでにたまった洗い物をまとめて出せば、帰国してから洗濯に追われることもない。
アクティビティは少ない。夫はひたすらジムに行っていた。ジャグジーがあるので、部屋にバスタブがない分、お風呂気分で浸かった。サウナもある。
ドレスコードは白、イタリアンカラー(赤緑白)、セミフォーマル、フォーマルがあった。カジュアル船だからフォーマルも厳密じゃないけれど、せっかくのクルーズなのだからドレスアップをお勧めする。スタッフはドレスアップしてた。
寄港地での移動や観光についてお聞かせください。
ヴェネツィア
クルーズ会社からの案内に乗船手続きについての情報がなかった。自分で探したけれど、港の場所が分かりにくかった。バポレット乗り場からは橋を越えてかなり歩くことになる。荷物を持って探すくらいなら、ローマ広場からタクシーで行ってもよかったかも。ヴェネチア本島は車NGだけれど、港周辺はOK。乗船手続きは、まず番号札をもらって、大きな荷物を預ける。番号順にカウンターで乗船手続きをする。記念撮影の後、乗船。
ホテルはなるべくバポレット乗り場に近いところが楽。石畳+太鼓橋のヴェネチアで、大きな荷物を持ってホテルを探すのは大変。
ヴェネチアは有名どころの観光名所だけ見て終わりにするのではなく、目的なくブラブラ散歩するのが楽しい。レストランはサンマルコ広場界隈は高くてまずい。
バーリ
アルベロベッロのツアー。パスタとワインの軽食付きで、ツアー向けなのだろうけれど美味だった。
現地の滞在時間は2時間程度だが、小さな町なので十分。土産物屋をブラブラ見て回った。
ケルキラ島(コルフ島)
エリザベートのアヒリオン宮殿のツアー。宮殿を見た後は、カノニで写真休憩したのち、コルフ市内で自由行動。長い時間ではないけれど、土産物を買ったり食べ歩きするくらいはできる。
ミコノス島
接岸して停泊できないので、自由行動する人はテンダーボートの予約券(無料)をもらう必要がある。早く上陸したいから、配布時間の1時間くらい前に配布場所に行ってみたら、誰も来てない。10分くらい前になって、やっと列ができ始めた。そんなに急がなくてもよかったのかも。
店が開く前のミコノスタウンは静かで、写真を撮るにはいい。土産物屋やレストランはあるけれど、そんなに何時間もいられる規模の町ではない。
サントリーニ島
カルデラを眺めながら海岸沿いをドライブして、イアとフィラに寄るツアー。海岸沿いの道が曲がりくねっていて、バス酔いした。大型客船で船酔いすることがなかったので油断していたが、乗り物に弱い人は酔い止め必須。
イアは狭い町に観光客が一斉に押し寄せるので大混雑。それでも、どこを見てもフォトジェニックな素晴らしい景色なので、行く価値あり。
フィラで2時間程度自由時間があったが、帰りのロープウェイが長蛇の列だったので、軽食を取って土産物を買うくらいですぐに並んだ。1時間半は並んだと思う。徒歩かロバで降りることもできるが、ものすごい急斜面なので、ちょっと大変かもしれない。
自由行動する人は、ミコノス島と同様テンダーボートの券がもらえる。エクスカージョンの出発がテンダーボートの後で、船内で1時間以上待たされた。出発時間は船内新聞で見るまで分からなかったから仕方ないけれど、知っていたら自由行動を選んだ。ただでさえ短い寄港時間なのに、このロスタイムはもったいない。次行くことがあったら、間違いなく自由行動を選ぶ。
ドゥブロヴニク
港から旧市街まで、有料のシャトルバスが出ている。往復約11ユーロ。帰路は長蛇の列だったので早めに並んだが、船会社のシャトルバスなら置いていかれることはないのだろうか?未確認。
城壁を1周して市街地をブラブラした。寄港時間が長くないので、城壁かスルジ山かどちらかしか選べないと思う。有名な古い薬局は並んでいて時間切れ。通貨はユーロではないけれど、クレジットカードが使えるのでわざわざ両替しなくてもOK。市場ではユーロが使えた。
今回のクルーズは、どのような方にオススメですか?
船旅そのものを楽しむにはちょっと不足があるが、寄港地が盛りだくさんなので、寄港地観光をメインに考えるなら良い。私は夫婦参加だったが、COSTAは子供無料だと聞くので、子連れにも良いと思う。
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