このクルーズを選んだ理由
昨年の1月に行った南米リマからサンチアゴのクルーズが良かったので、戻ってからすぐに、その先の南極を調べ、初めてOceaniaに乗ってみることにしました。年越しが南極というのも気に入りました。

mr. minamiku さんの22回目の乗船記

2026年1月13日 投稿
2025年12月21日
21日間
夫婦・カップル
バルコニー
総合評価
食事
サービス
客室
船内施設
🇨🇱バルパライソ(サンティアゴ)
🇨🇱プエルト・モント
🇨🇱カストロ
🇨🇱プエルト・チャカブコ
🇨🇱サン・ラファエル湖国立公園
🇨🇱チリ・フィヨルド
🇨🇱チリ・フィヨルド
🇨🇱プンタ・アレーナス
🇦🇷ウシュアイア
ドレーク海峡
南極半島
南極半島
南極半島
🇬🇧ポート・スタンリー(東フォークランド島)
🇦🇷プエルト・マドリン
🇦🇷ブエノスアイレス
昨年の1月に行った南米リマからサンチアゴのクルーズが良かったので、戻ってからすぐに、その先の南極を調べ、初めてOceaniaに乗ってみることにしました。年越しが南極というのも気に入りました。
私にとって22回目のクルーズで、初めてのOceaniaでした。美食の船の評判を裏切らないとても質の高い食事を提供してくれました。申し込んだプログラムは、4ヵ所のスペシャルレストランが含まれており、且つ食事中の、ビールとグラスワインが含まれたものでした。ワインも赤白それぞれ10種類ぐらいあり、加えて泡(スパークリング)とデザートワインもそれぞれ、4~5種類ありましたので、30種類ぐらいから選べるのは、今までで一番選択肢が広かったと思います。
乗客数に対して、乗務員の数が多いのだと思いますが、きめ細かなサービスは今までのクルーズの中でも指折りでした。
部屋は広くはないのですが、不自由がある程ではなく、少しクローゼットと引き出しが少ないという事が気に成りましたが、今回は21日クルーズですが、寄港地が7か所で後はすべてAt Seaでしたので、持って来た衣服の量からは問題ありませんでした。最近大規模改装を終えたばかりとのことで、比較的古い船ですが、その古さは全く感じられませんでした。大きなバスタブと別にシャワーブースがあるのは冷えた体を温めるのに好都合でした。
エンターテーメントという意味では、船所属のエンターテーメントチームのレベルが高いとは言えませんでしたが、また寄港地の少ないことからゲストの入れ替わりも比較的少なく、良いゲストに当たればその日は良いのですが、結構落差が大きい感じでした。しかし、今回は航海自体がアクティビティの塊みたいなもので、チリのフィヨルドと南極は、何物にも代えられないアクティビティでした。それ以外にはアートクラスが無料で連日満席でキャンセル待ち、同じくクッキングスクールもこちらは有料ですが、毎日満席でした。
🇨🇱チリ
今回はバルパライソではなく、アンアントニオが起点となりました。昨年の下船もサンアントニオでしたので、サンチアゴからUberを頼んではやめに乗船し、荷物を下ろして、昼食を食べてサンアントニオ港の観光を行いました。市場の突堤で、魚のアラを海に落として、それをアザラシ(トド?)とカモメやペリカンなどが食べに来るのですが、アザラシに至っては殆ど餌付けされたペットのような感じで、アザラシは岸壁の岩に自分の定位置があるみたいで、漁師さんから名前で呼ばれて、餌を投げてもらうのを空中で上手くキャッチして食べていました。
🇨🇱チリ
自分で、Osorno Volcano and National Park のツアーを予約しており、 Puerto Varasの街から湖の横を通ってOsorno Volcanoの中腹まで連れて行ってもらいました。あいにくの曇り空で火山の頂上は見えませんでしたが、チリの大自然を味わえました。
🇨🇱チリ
カストロの街歩きは、多少のアップダウンは有りましたが、比較的歩きやすく、街もサン・フランシスコ教会を含むチロエ島の教会群がユネスコ世界遺産に成って居たので、興味深く見ました。のんびりした入り江にある田舎町で風情がありました。朝早くからテンダーで上陸して、一通り回って船に戻って遅めの中直という感じでした。
🇨🇱チリ
チャカブコは人口1500人ほどの小さな港町で、アイセンやコヘイヤという北部パタゴニアの入り口にアクセスする街でしたが、クリスマスの日という事もあり、集落は閑散としており、アイセンやコヘイヤに行く選択肢もあったのですが、静かな時間を過ごしたくて、自分たちで集落散策としました。自然を見るのには良い所で、静けさの中で休息を楽しむ一日となりました。
🇨🇱チリ
サン・ラファエル湖は、小型の観光船しか入る事が出来ない氷河が流れ込む湖で、船が手配した、カタマランによるエクスカーションに参加しない限りは、アンカーリングした船の上での休日となりました。今回は、南極でもチリのフィヨルドでも氷河を見る事が出来るので、我々は船の上でのんびりと過ごしました。
🇨🇱チリ
寄港地ではなく、そこを航海して通過する工程でしたので、様々な風景をみることが出来ました。2日間にわたっての航海ですが、サン・ラファエル湖のアンカーも入れると3日間自然の中でゆったりとした時間を過ごすことに成りました。マゼラン海峡やビーグル水道を帆船の時代に見つけて航海したことに、人類のたくましさを感じました。
🇨🇱チリ
本来は月曜日で博物館が休みだったのですが、我々の船が入るという事で開館となっており楽しむ事が出来ました。丘に上がって街を見下ろし、中央広場の周りで建物鑑賞。後はのんびりと街歩きでした。思った以上にこじんまりとした静かな町でした。
🇦🇷アルゼンチン
Tierra del Fuegoの国立公園を回り、南フエゴ鉄道に片道乗って公園内を見て回るお決まりのツアーに申し込みました。船の出発時間が直前に変わったのですが、鉄道の時間は既に予約されていますので、ツアー会社は順番を変えて、鉄道を最後に持ってきて時間調整をしてくれました。ウシュアイアの街を歩くことは全くできませんでしたが、短い滞在時間をフルのツアーに使って国立公園を堪能しました。「世界の終わりの列車ツアー」にはいろいろな意見があるようですが、私には楽しい経験でした。
「吠える40度 (Roaring Forties)」「狂う50度 (Furious Fifties)」「絶叫する60度 (Screaming Sixties)」の50~60度を通過するドレーク海峡ですが、まったく揺れないという事では無いですが、瀬戸内海よりは揺れるかな。という程度で全く拍子抜け。”Lake Drake”との笑い話が船内で出るぐらいスムーズな2日間のドレーク海峡横断でした。その揺れを楽しみにしていた私は完全に拍子抜けでした。逆に家内は大満足です。
ネルソン島とロバート島の間から、サウスシェトランド諸島の内側南極に入りました。先ずは北に向かいキングジョージ島の内側の湾内を1日間ゆっくりかけて回り、夜に南下して南極半島の先端に到達します。明け方から、アンベール島、ブラバント島の間をゆっくり通過し時間をかけてアルゼンチンの基地であるブラウンステーションのパラダイス湾の周りで、クジラ、オルカ、アザラシ、ペンギンを探して移動します。2日は南下したところで終わり、3日目の朝にかけて北上し、最後は同じくアルゼンチンのカマラ基地の有るハーフムーン島でペンギンコロニーを確認して、南極を離れました。大型船なので上陸は出来ませんが、逆に自然を見に来ているので、上陸をして自然を汚すことがおこがましく感じる厳粛な気持ちを持った、素晴らしい体験でした。
🇬🇧イギリス
ポートスタンリーはドレーク海峡の状況によっては抜港も有り得ると思っていましたので、何も予定は入れませんでした。南極で多くのペンギンを見てその愛くるしさに心を奪われていましたので、ペンギンコロニーを見に行くツアーに現地で入る事も出来たいのですが、船がアンカーしている先のGypsy Coveに往復$10でシャトルが出てきたので、そちらに乗って行ったところ、未だシーズには少し早いのか、数少ないペンギンが海岸線沿いに数羽海と陸を行ったり来たりする光景を見る事が出来ました。マゼランペンギンですが、つがいで巣を作っており、最後シャトルに乗る場所のすぐ横に巣があるのを見つける事が出来て、手に振れられるような距離でつがいのペンギンを見る事が出来ました。シャトルで戻ると港を中心の街歩きが出来て、フォークランド諸島という非常に複雑な歴史を持った島の最大の街スタンレー(と言ってもスーパーマーケットもない小さな町です。)を歩いて探索する事が出来ました。
🇦🇷アルゼンチン
マドリンにもペンギンコロニーを見に行くツアーがあるのですが、片道2時間半を頑張る気力は無く、港のインフォーメーションで貰った街の地図を持って、一通りの街歩きでした。南米は、今回の出航地チリのサンチアゴ、と到着地アルゼンチンのブエノスアイレスの間は小さな町しかなく、4~5時間の街歩きで全部を見て回る事が出来て、良かったです。今回は、南極とドレーク海峡、チリのフィヨルド、マゼラン海峡、ビーグル水道の航海がメインでしたので、街歩きを程々にしてゆったりと船に戻ることで満足しました。
🇦🇷アルゼンチン
下船した日は盛沢山、コロニアルエキスプレスという高速フェリーで対岸のウルグアイに判り、ユネスコの街コロニアルサクラメントを散策。現地のジャンクフードであるChivitoを食べ、夕方の便でとんぼ返り。夜はディナーショーで本場の単語を堪能しました。PORTENOのショーは盛沢山で、セットに成って居た食事も期待して居なかった分、思いがけない質と飲み放題ワインで楽しみました。終了は12時過ぎましたが街は未だ活気があり、ラテンの夜遊び気質を感じました。翌日はフライトが夜10時過ぎであったため、ホテルでゆっくりと朝食を取った後、日曜市に繰り出し、珍しいクラフト品と、皆が持っているマテ茶のグワンパ(カップ)とボンビージャ(ストロー)を買い、飲み方を教えてもらいました。かなり盛り沢山の2日間で、程よい疲れと共に夏の南米を後にして極寒のNYに戻りました。
Cruise.comは特に何も目新しいサービスは有りませんが、簡単に予約が出来ますし、全額を支払うまでに安い金額になった場合は、そのタイミングで新しい金額に合わせてくれる調整も船会社としてくれるので、重宝しています。
今回船内は年齢層がかなり高く、旅慣れた人が多い印象でした。私は22回目のクルーズですが、唯一いた日本人のカップルは私より10歳近く上でクルーズ歴50回以上の強者。Oceaniaだけで9回目という事でした。プレミアム船に位置するMarinaでしたが、同じプレミアム船のプリンセス、セレブリティ、ホランドアメリカなどと比較すると、内容的には実質ラクジュアリーですので、色々なところに行った結果、やはり南極まで足を延ばしたいという方にお勧めです。21日のクルーズですが上陸地は少なく、それも華やかな場所では無いので、よく理解された方が選ばれるクルーズだと思います。但し、自信のある方には絶対おすすめ。私の22回の経験の中では断トツに一番のクルーズ体験でした。
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