4月に見学したダイヤモンドプリンセス号で、夏休み三世代初めてクルーズ旅行をした記録です。
ダイヤモンドプリンセスには5つのダイニングルームと、ブッフェレストラン、ピッツエリア、ハンバーガースタンドが一つずつありまして、それらの利用は料金に含まれています。
よって、ダイニングルームでディナーを食べて、食べ足りない~~~って思ったり、ランチとディナーの間にお腹が空いたりした時に、ブッフェレストラン(朝5時~夜11時OPEN)やピッツエリアで好きな物を好きな時に好きなだけ食べたりもできます。
その上、更に!
Specialty Restaurantsとして、「Sterling Steakhouse」「Sabatini's」「Kai Sushi 海」「があります。
お寿司の「海」は単品ごとに料金設定があります。
ステーキハウスとサバティーニはテーブルチャージ$25のみ必要です。
どちらも試してみたかったけど、航海中どうしてもお肉!って気分にならなかったんだよなぁ~。
ということで、知床クルーズの日の夜、サバティーニのテーブルを予約しました。
こちら、お店の入り口がわかりにくいのですが、7階「海」の横なんです。
でも、フォトショップのカウンター2か所の間がサバティーニの入り口です。
ガーリックとオイルの良い香りが漂ってきます。
適度に明るく落ち着いた店内ですので、リラックスして美味しいイタリアンをいただくことができます。
メニュー構成は、最初にシェフからということで、
パルマのプロシュートをのせた、ローズマリー風味のフラットプレット
緑と黒のオリーブのマリネ
ハーブ風味のフォカッチャとグリッシーニ
これはどのテーブルにも出てきます。
そして、前菜、スープ、サラダ9品の中から各々好きな物を1品選びます。
次に、シェフのスペシャルパスタとして、大皿でパスタ料理1品がでます。
メインは、6品の中からセレクト。
デザートも6品から選べます。
これは迷いましたわ~~~。
そして!
実はこのクルーズ中、ずっとウチの父の超マイペース無双ぶりに、驚かされること多々あったのですが、
この夜は、この特別なディナーの席でいきなり
「あんまり食欲無いから何もいらない。いやパスタだけでいい。」と言いだしました!
「おんどりゃぁぁぁぁぁぁぁ!座るだけで$25払わなあかんのぢゃぁぁぁぁ。食べる気ないんやったら、最初っから部屋で寝とらんかぁぁぁぁぁ!」と叫びたかったです。
が、ここはぐっと堪えました。
これは親孝行の旅、ここで怒ったらあかん。と、思いながらも…。
かなり声は震えていたと思います。
「お父さん、そしたら、軽いお腹に溜まらん物を注文しよか?前菜はサラダでどう?お野菜好きやろ?メインはスズキにしといたら?娘ちゃんお魚好きやから、二人で分けたらええし、食べきれなかったら、私食べてあげるから…。」
と言い、もう注文決めちゃいましたよ。
ほんまに、もう~~~。
と、いうことで、
シェフから感謝の気持ちを込めて…。
って、あーた!
5人おるのに、4人分しか盛ってないじゃん?
娘は勘定に入って無いの?
いや、どっちみちオリーブ食べないけどさーーー。
と、少しずつテンション下がって参りました。
私がセレクトした前菜は
「Vitello Tonnato」
薄くスライスした仔牛肉の冷たいロースト、ツナ、ケッパーアイオリとルッコラのペーストとともに。
これは、ヒット!
薄くスライスしてあるので、食べやすい。
そして、このソースもクリーミィで美味しかったです。
娘は貝のスープを食べていたと思います。
ワインは、軽めの白ワインということで、
「DANZANTE PINOT GRIGIO」 $36.80でした。
なんだか、水のように後味に何も残らないぶどうジュースのようなワインでした。
せっかくやしとイタリアワインを注文しましたが、イタリアワインにこだわらない方がコストパフォーマンス良く、おいしいワインが飲めたかもしれません。
迷って選んだワインがイマイチ…。
ということで、すこーしテンション下がります…。
さて!
ここでやって参りましたのが、パスタ!
カルボナーラでございます。
大皿にどーんとカルボナーラが乗っかっておりまして、
それをカメリエーレが各々のお皿に盛りつけてくれるんですけど~。
大皿に残ったカルボナーラはそのまま下げてしまわれました…。
あーーーん!私、大盛りでも良かったのにぃ~。
てなことを考えながら、三口位でパスタ食べ終わりまして…。
珍しく、お料理とお料理の間が空くんですよ。
InternationalDiningではそんなこと無かったのに…。
よく見てみましたら、広い店内で、ちゃんとサーブできる人が二人。
あと、アシスタントのような新人っぽいサブが二人。
他、お店の奥のテーブル担当の人も他にいたのかなぁ…。
とにかく、人出が足りない感じでしたよ。
さて、
メイン、登場です。
私は、楽しみにしていた
「Tris d’Aragosta」
lobster three ways - lobster tail, lobster orzotto and lobster bisque sauce
ロブスタープレート(3種類のロブスター料理)
ロブスターテール、ロブスターのオルゾット(大麦のリゾット)、ビスクソースを絡めたロブスター。
ってことで。
期待通りのお味でございました。
ロブスターがぶりんぶりんとして、ソースは濃厚で大変美味しゅうございました。
娘とじいじのメインは…
カメリエーラが見事な手さばきで塩釜からスズキを取り出して、綺麗に取り分けてくれました。
「Branzino in Crosta di Sale」
スズキのハーブソルト包み焼き アスパラガスのグリルとパセリを振りかけたポテトを添えて
これはね~~~。
お魚大好きな娘がめちゃくちゃ喜んでいましたよ~。
食欲が無いとか言っていた父も半分位は食べたんじゃないかしら。
私も味見させてもらいましたが、ふっくらジューシィに焼けていて、とっても美味しかった。
お醤油と白いご飯が欲しくなりましたよ。
デザートは叔母のデザートが美味しそうだったなぁ…。
「Sinfonia di Sapori」
だと思います。
アーモンド。ヘーゼルナッツ、ピーカンのクッキー。
ブランマンジェ、プラリネムース、ピーカンカラメルブリトルを添えて。
私は
「Crema di Coffe」
エスプレッソ、クレームブリュレスターアニスのビスコッティ
アルマニャークの香りのフォームを添えて。
そして、娘は
「Torta Profumata ai Limoni di sorrento」
チョコレートリボンを飾ったシトラスタルト。
オレンジとバルサミコエッセンスを利かせて。
ただ、一口食べて酸っぱい…と言いだしましたので、私のクレームブリュレと交換いたしました。
これにエスプレッソなど、食後のお飲み物がついていました。
お店のインテリアとか雰囲気はすごく良かったです。
航海中にぜひ一度はこちらでお食事されることをお勧めしますわ。
$25の値打ちはあります。アリアリです。
ただ、残念ながら私達が行った時は、カメリエーレ、カメリエーラさんが忙しそうすぎて…。
お料理が出される間隔が空き過ぎでしたね~。
その点がちょっと残念かなぁ…。
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