2019年7月にコスタネオロマンチカに乗船してきました。
こちらは寄港地散策編後編で、釜山港、博多港、京都舞鶴港に寄港した際に訪れた観光スポットを紹介します。
全て寄港地ツアーを利用せず、自力観光しました。
金沢港と境港については前編で紹介しました。
【寄港地散策前編】コスタネオロマンチカ乗船記 <金沢港・境港>
また、コスタネオロマンチカ乗船の全体的な感想については、「初めてのクルーズにおすすめな理由」という観点で別記事に書いておりますので、こちらもどうぞぜひご覧ください。
コスタネオロマンチカ乗船記 <初めてのクルーズにおすすめな理由>
釜山港
釜山は韓国第二の都市というだけあり、大変立派なクルーズターミナルでした。
ターミナル内にコンビニ、両替所、観光案内所などの施設が入っていました。
また、港から釜山駅へのシャトルがバスがなんと無料で、自力観光者にとっては大変ありがたかったです。
日本語の話せる方が誘導してくださったのも助かりました。
釜山では電車やバスを利用して観光に出かける予定にしていましたので、出かける前にターミナル内のコンビニでT-moneyカードを買い、一人10000ウォンずつチャージしました。
T-moneyカードは日本でいうSuicaです。
海外に出ると、切符を買うのに小銭が必要だったり、金額が分かりにくかったりすることがネックになるので、なるべくこういったプリペイド方式のカードか1日乗車券のいずれかを買うようにしています。
釜山駅近くのデジクッパ
釜山では、まず腹ごしらえに釜山駅近くでデジクッパをいただき、その後釜山エアクルーズに行きました。
釜山エアクルーズ
釜山エアクルーズ
釜山エアクルーズは松島海水浴場(ソンド)にある海上ケーブルカーです。
釜山駅からバス1本で行けました。
普通のケーブルカーと、床が透明のものから選択できるようになっていました。
値段は片道で4000ウォン高いのですが、もちろん透明のものをチョイスしました。
安全だとわかっていてもかなりの高さのところを行くので、床の上に立つのには思わず足がすくみます。
面白い写真もたくさん撮れていい体験でした。
まるで海の上に浮いてる・・・?
ケーブルカーは往復もできますが、私たちはあえて片道にして帰りは徒歩で戻りました。
海沿いの断崖絶壁のところに遊歩道の足場が組んであり景色がとてもよかったです。
遊歩道は整備されているので歩きにくいことはないですが、階段のアップダウンが結構あるので、健脚でない方、ヒールなどをはいている方は帰りもケーブルカーのほうがいいかもしれません。
釜山エアクルーズの帰りにはチャガルチ市場を見学した後、近くのカフェでポップな見ためのあまーいシェイクを飲んで休憩し、スーパーで韓国のりを大量買いしてクルーズに戻りました。
博多港
福岡にはこれまで何度も訪れていたのと寄港時間が短かったのため、今回訪れた港の中で観光先の下調べに一番力を抜いていたのが博多港です。
福岡の皆さんすみません。
しかしながら、よく知った場所だからこそあえての定番外しで行った「一蘭の森」が意外と良かったのでそのことをお伝えします。
博多港からのアクセスは、船が停泊する中央ふ頭クルーズセンター前からもバスが出ているようでしたが、本数が少なかったので、5分ほど歩いた博多港国際ターミナルから出るバスを利用しました。
天神駅を通るので、そこから電車に乗り換えることができます。
一蘭の森
一蘭の森のレトロな食事処
一蘭の森とは、とんこつラーメンの一蘭の工場見学+博物館+食事処です。
九大学研都市駅から送迎バスが出ており、公式ホームページから予約ができます。
何が素晴らしいかというと、送迎バス、入場料ともに無料なんです。
自分で食べるラーメン代だけでお得に楽しめます。
しかも、ここで出されるラーメンは隣の工場で作ったばかりの出来立ての麺なので、世界一フレッシュな一蘭ラーメンをここで食べることができます。
私は普段ラーメンを食べるときに替え玉はしないのですが、ここでは思わずオーダーしてしまいました。
もちもちでとてもおいしかったです。
京都舞鶴港
京都舞鶴港の出航時間は今回の旅で一番遅い22時でした。
滞在時間が長く、それこそ嵐山や頑張ればもっと遠くにも抜けられそうな感じはありましたが、いかんせん翌朝8時には下船なので、荷造りのことも考え遠出は控えました。
そこで電車でのアクセスが良好な、日本三景の1つである天橋立に行くことにしました。
港からは西舞鶴駅へ出るバスが出ています。
片道200円です。
詳しくは港のホームページをご覧ください。
天橋立
天橋立ビューランドからの眺め
天橋立は西舞鶴駅から京都丹後鉄道宮舞線で40~50分ほどで行けます。
乗り換もなくアクセス自体は大変良好なのですが、運行本数が1時間に1~2本しかない1両編成の電車なので激混みでした。
予想では多くの乗客が同じくクルーズ乗船客だったのではないかと思います。
天橋立駅から最初に向かったのは天橋立ビューランドです。
名前の通り、小高い山の上から天橋立を見下ろせる絶好のスポットです。
頂上までの行き方をリフトにするかモノレールにするかを選べるようになっていました。
私たちはリフトを選びました。
いわゆるスキー場にあるような1人掛けのぷらんぷらんしているあのリフトです。
頂上では幸いぎりぎりで雨も降っていなかったので、絶景を拝むことができました。
陸地の左右で海の色が異なっていたのが印象的でした。
帰りもリフトで下るのですが、帰りは天橋立を正面に臨みながら進むので、これもまた素晴らしい眺めです。
その後は、直接天橋立を見に行きましたが、天気が不安定だったのと、完全に渡るにはだいぶ距離がありそうでしたので、10分ほど歩いたところで引き返してきました。
天橋立の入り口ににある川には廻旋橋が架かっているのですが、帰りにちょうどそこを船が通過することになり、橋が回転するところを見学できてラッキーでした。
以上、前編・後編の2回にわたって、コスタネオロマンチカで訪れた金沢港、境港、釜山港、博多港、京都舞鶴港の寄港地散策の様子をお届けしました。
今後これらの港を訪れる方の観光プランのお役に立てれば幸いです。
ライトアップしたコスタネオロマンチカ
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