ビックリニュースが飛び込んできましたね....
スター・プリンセス、火災事故
23日、西カリブ海を航行するプリンセス・クルーズのスター・プリンセス (10万9,000トン)で火災が発生、死者1名と負傷者11名の災客となった。 プリンセス・クルーズが同日発表した。グランドケイマンからモンテゴベ イに向かう途中でキャビンの一部から出火し、約100のキャビンが被害を 受けた。 火災は午前3時10分に発生。船社側は直ちに乗客を緊急集合場所に避難さ せたが、1名が心機能停止を原因に死亡。煙によって2名が呼吸困難、9 名が軽度の呼吸障害を起こし、医務室で治療を受けた。 当時、同船には乗客2,690人と乗組員1,123が乗船。19日発の7日間でフォ ートローダデール、グランドケイマン、モンテゴベイ、プリンセスケイズ を7日間で巡る西カリブ海クルーズに就航していた。同社はモンテゴベイ で同クルーズを中止し、また次発の26日フォートローダデール発のクルー ズもキャンセル、すべての乗客にクルーズとフライトの料金を支払う。 同社は米沿岸警備隊と協力して事故原因と被害規模を調査している。
(出典:クルーズニュース)
この船は乗ったことがある船なので、なんとも複雑な心境です。
不審火なのか、事故なのか???
亡くなられた方もいらっしゃるようです。なんとも痛ましい出来事にな
ってしまいました。被害にあわれた乗客、乗員の方々には心よりお悔やみ
申し上げます。
プリンセスのグランド・クラスの三番船。
前の二隻とは若干意匠を変えて、独自のカラーを持っている船です。
当初はアメリカ西海岸。その後、北欧クルーズを経て、冬の季節に併せて
欧州から一時離れてカリブに配船中の出来事でした。
どの程度の損害があったのか解りませんが、今年のプリンセスの欧州拠点
クルーズの中心的な役割を与えられている船なので、その去就はちょっと
心配です。
写真はこの船の処女航海での香港への立ち寄り時のものです。
香港から大阪まで乗船しました。
そのほか、メインサイトへお越しくださっている皆様の中にも乗船された
方の多い船なので、関連ページもご紹介します。
スタープリンセス号概要
乗客定員:2,600人
乗組員数:1,100人
総トン数:109,000トン
全 長:290m
全 幅:36m
巡航速度:24ノット
(44km/h)
船 籍:バミューダ
建 造 年:2002年
http://www.overseacruise.com/starp/stp00.htm
http://www.overseacruise.com/starp/stp01.htm
http://www.overseacruise.com/starp/stp01.htm
http://www.overseacruise.com/starpM/stp11.htm
http://www.overseacruise.com/starpM/stp11.htm
http://www.overseacruise.com/starPSA/starPSA2003.htm
ショックですね。大型客船は、船内火災には課題があると思っていましたが、死者がでたとなると、ますます大型化しているだけに、真剣になにか対策など考えていく必要があるでしょうね。
規制はそれなりにあるんですが、結局、客室内や船内には可燃物がたくさんあるような状況ですし。航海中だと逃げるのもままならないっていうのが陸上のホテルとの一番の違いでしょうね。消火も自前でやらなければならないわけですし。
船舶基本設計の3Sは「Speed,Strength,Stability」と言いますが、これには Safety が大前提ですね。3Sのうち Speed は vaital ではないが Strength と Stability は絶対条件です。良い写真ですね。香港の客船ターミナルはスターフェリー乗り場が良い撮影ポイントだと思います。
客室からの出火ということですから、その場合の対応がどうだったのかということになるかと思っています。3800名あまりの乗員乗客がいて、死傷者12名という数字をどうみるかでしょうか。勿論、"0"であって欲しいわけですが....
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