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こういう船にこそ関心を...アルタニア("Artania")船内見学 総括

シリーズ  2016 こういう船にこそ関心を... アルタニア(Artania) 船内見学会

なんだかんだと12回にもなってしまいました。
盛りだくさんな船内見学だったという事でしょう。
Phoenix-Reisenとマーキュリートラベルさんにまずは感謝を...


昨今、日本でも乗れるようになったアメリカ船社のカジュアル巨大テーマーパーク客船も嫌いじゃないんですけど、そういう客船とはまったく違う客船の姿がここにあるっていう感じですかね...
これはもう好みの問題で、優劣ではないのですが...
私はどっちも好きな人種なので...

こういう船は、乗ろうと思ってもなかなか乗れないというのが今の日本の現状です。
代理店が無い、言葉がわからない、日本からはネットで予約できない、etc...
そういう船社に限って、マニア好みの船が運航してたりするんですよね...

このARTANIAも、日本からはなかなか乗れない船のひとつです。
Phoenix-Reisen、Fred Olsen、TUIあたりは日本人にとって難易度が高い船社でしょうね。
つい最近、やっと引渡しがなった三菱製造の客船が運航されるAIDAも...
まぁ、AIDAはカーニバルグループのしかもプリンセス系だから...
いざとなれば、カーニバルジャパンさんが扱うでしょうけどね...

そういうもろもろの事情もあって、日本のメディアの関心度も低いんでしょうけどね。

ホントは逆なんだと思う訳ですよ。
こういう客船にスポットが当たってこそ、成熟したクルーズを嗜む社会だと思うのですけど。

Cunardなんて時間とお金さえあればいつでも乗れるんですよ。
そんな船をありがたがるよりこういう船に目を向けましょうよ。
こういう船の価値を正しく伝えましょうよ...

こういう船をサラッと語れるエージェントやメディアが日本にどれだけいると思いますか?

日本のエージェントさんて、ものすごく偏ってると思うのです。
そもそも船を扱ってる当事者に船好きがあまりいないんですよね...
そこにこそ、日本のクルーズが広がらない根本的な要因があると思ってます。


世界にはいろいろな船が走ってます。
ビックネームだけが船ではないのです..........

こたけ

なるほど。いろいろな船に乗ったりさまざまな代理店のことについて知っているyotajiiさんならではの見解、拝読しました。今はまだ金も休みもない身としては、横浜や晴海に来るビッグネームしか見る機会は無いので、来航船からお知り合いに!って入口から。
今や大手メディアよりもyotajiiさんのような玄人のほうが質・量ともに情報を持っているでしょうから、これからもいろいろ紹介してくださいね。

こたけさん、こんばんは。
確かに、入り口っていうのは大事だとは思うのですけどね。
ただメディアや業界の煽り方があまりに稚拙だなって思ってしまうんです。
端的に言って、あまりにもミーハー…(^^;)
キチンと紹介するだけでも違うと思うんですけどね。
この船、同じ日にメディアの方々も見学されてるわけで。
各メディアがどういう形でその取材成果を出してくるのか…
とても注目してます。

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