寄港地体験/ルクソールサファガ港から120km位離れたルクソールに行くバスツアーに参加。
普通なら1泊で行くツアーが一般的なのに日帰りで企画したのがあっぱれ!
午前7時に出発し午後9時に帰ってきた過酷なバスツアー(往復8時間・トイレ休憩なし)だったが、参加料190ドル(約28,500円)と高額にもかかわらず、乗船客の半分以上の1,000名が参加。
エジプトの歴史と文化に触れ、車窓からの景色に感動した。
寄港地体験/スエズ運河パナマ運河のように閘門がなく段差がないので、約200㎞の区間をスムーズに進み、右側のアフリカ大陸、左側のアラビア半島の移り行く景観を楽しめました。
スエズ運河航行中は5階、6階、7階のデッキ前方が開放され、船団を組んで8ノット位で進んでいく様子は圧巻だった。
寄港地体験/サファガ(第1日目)Fascinating Luxor & Valley of the Kings (7:40am - 20:30 x $199 x Level 3)
【ルクソール観光の意義】ルクソール神殿、王家の谷、ハトシェプスト女王葬祭殿はエジプト観光のハイライトです。
【選定理由】紅海側から日帰りにてルクソール観光ができることから選びました(イクスカーション候補8件の中から選択)。
【イクスカーション概要】サファガからトイレ付き大型バス(コーチ)に乗ってルクソールに向かいました。まずルクソール神殿を訪れ、その後現地のホテルでビュッフェの昼食を取りました。橋を渡りナイル川を越え、西岸にある王家の谷を見学しました。その後ハトシェプスト女王葬祭殿、メムノンの巨像の写真撮影のため下車しました。
寄港地観光の詳細、アクティビティ
【ルクソールまでの移動】移動のルートは、ナイル谷とインド・東アフリカを結ぶ要路として古代エジプト時代から発展してきたとのこと。港から西のナイル谷まで2時間、その後1時間20分かけて南(ナイルの上流側)に移動し、ようやくルクソール神殿に到着しました。強い日ざしを考えると進行方向右側に座ることをお勧めします。バスには運転手さんとガイドさんの他、機関銃を持ったセキュリティのお兄さんが最前列の席に同乗していました。セキュリティのお兄さんは、チェックポイントでの手続きの省略、運転手へのアドバイスなど極めて重要な役割を担っていました。ルクソール到着までに機関銃を持った警察が守るチェックポイントが至る所にあり、写真撮影はしないようガイドさんから注意がありました。西向きの移動では広い土漠の光景が広がりました。南向きの移動ではナイル川に並行して走る運河沿いの道路となり、一面に広がるサトウキビ畑を背景に、刈ったサトウキビをロバの引く馬車がゆっくりと走るのどかな風景と壊れそうな家並みから人々の暮らしはとても貧しそうに感じました。また働く女性に比べて男性は「集まってのんびりと談笑している姿」が印象的でした。
【ルクソール神殿】神殿はナイル側の東岸にあり、まず巨大ないくつかの座像が眼を引きます。何千年前に作られた若い男女の座像は、一部壊れていたものの美しく感動しました。その後の巨大な石柱が立ち並ぶ光景はまた印象的でした。座像の近くにはギリシャ時代の壁画が色鮮やかに残っていました。エジプトに比べてギリシャが新しいと言っても2,000年前の昔です(驚き)。神殿には1時間10分ほど滞在、後半はフリータイムでした。
【昼食】神殿の近くのホテルでビュッフェ・スタイルの昼食を取りました。場所はきれいで食事内容も揃っていて美味しかったです。(45分間)。
【西岸への移動】ナイル川はフェリーでなくて陸路、橋を渡りました。青いナイル川にヨーロッパに比べて小柄ですがクルーズ船が何隻か浮かんでいました。途中、私達のコーチの前を真っ赤なトマトを山盛りに積んだトラックが何台も走っていました。新鮮だろうと思いますがダンボール箱に入れて運ぶ日本の輸送と異なりトラックの荷台に金網を設置して運ぶトマトはきっと痛む割合も多いと思いました(移動は45分間)。
【王家の谷】王家の墓の中から3か所、ラムセス3世、4世、9世をガイドさんのお勧めで選び見学しました。携帯での撮影は無料ですが、カメラ持参の場合は20ドルを払わなくてはいけません、でもこの撮影できるチケットを購入することをお勧めします。お墓の中は壁画彫像が色鮮やかに残っていました。エジプトの象形文字(ヒエログラフ)は一つ一つがかなり大きくくっきりと彫られていて、感動の連続でした。なお王家の谷の入口では物売りがしつこく言い寄って来ましたが、私達はドバイのスークでの教訓から目を合わせないようにして逃れることができました(1時間10分滞在)。
【ハプシュタット女王の墓】時間がなく遠くから写真撮影をしたのみでした。調べていったのに残念‼︎(10分間程停車)。
【メムノンの巨像】他の遺物に比べると巨像が二つだけポツンと立っているのみで、写真撮影の為だけに下車、近くにはまだ発掘中の遺跡が多数あるとのこと(10分間程停車)。
【サファガを目指して】サファガ港を出た時は7台の先頭バスに乗ったものの、帰りはスピードが遅く数台のバスに抜かされました。夜になり疲れて居眠り運転の為?か蛇行運転を繰り返し、前から2番目の席に座っている私達としたら、いつ事故が起きるか本当に心配でした。ポート・ターミナルに近づいてからも3回ほど道を間違え、セキュリティのお兄さんも真剣に運転手さんに助言していました(4時間ほど)。
【今後の展開】楽しみにしていましたハトシェプスト葬祭殿やカルナック神殿は時間がなく見学できませんでした、色々見学したいのならルクソールに宿泊する必要があるようです。今後そのようなツアーを探し検討したいと思います。
(第2日目)4x4 Desert Adventure (13:30 - 17:00 x $99 x Level 3)
【4WD砂漠サファリ観光の意義】「4WD砂漠サファリ」は砂漠を観光資源に変えるものとして中近東で流行りつつあります。
【選定理由】「4WD砂漠サファリ」を経験したかった為選びました(イクスカーション候補5件の中から選択)。
【イクスカーション概要】波止場にて大型バス(コーチ)に乗車、リゾート地ハルガタに向かい四駆に乗り換えました。涸れ川(ワジ)の平原の中を疾走しベドウィンの村に到着。ベドウィンの生活について説明を受けた他、ラクダに乗る等、楽しむ事ができました。
寄港地観光の詳細、アクティビティ
【コーチの車窓の風景】ハルガタは「紅海のリゾート地」と呼ばれており、海岸沿いには別荘・ホテル等が立ち並んでおり、とてもここが中近東とは思えませんでした(約30分)。
【四駆によるデザート・サファリ】四駆は運転席後の座席が縦方向に2列、対面式で席が設けられ、通常普通の大人ならば3人ずつ、6人が座れるようになっていました。我々が予定していた四駆には大きな体のアメリカ人が座っており、座席に入り込む余地はほとんど残されていませんでした。仕方なくバックアップの四駆に乗ることになりました。私達に続き3人の若いお嬢さん達が同じ車に乗り合わせましたが、全員がスリムな体形で運が良かったです。「涸れ川(ワジ)の平原を時速100km近くで砂埃を上げて疾走するデザート・サファリ」運転手さんは皆を怖がらせ楽しませようとデコボコ道を凄いスピードで走ったり、私はいつ車がひっくり返るか心配でとても怖かったです。私が「貴方セーフティードライバーと最初に言ったでしょ!」って半ベソで言ったら皆んなで大笑い、プンプン‼︎)(サファリは行きと帰りで30分ずつ)。
【ベドウィンの村にて】広場に私達が入ると笛・太鼓・弦楽器を演奏する三人が出迎えてくれました。簡素なモスクでの説明の後、思いがけずに二人同時にラクダに乗ることができました。ラクダに乗り降りする時に、ラクダは後ろ脚を座り込むような形でペタンと曲げ、そこから足を伸ばすと地面から2m以上の高さとなりました。鞍の前後にある出っ張りを持って落ちないようにします。広場を廻る30mほどの間、ラクダの歩行に慣れない主人は怖い思いをしたようです。ラクダを引く少年はラクダに乗った私達の写真を器用に撮ってくれました。なお巨漢の参加者を見たラクダは、背に乗せたのは良いものの悲しそうな鳴き声を上げ、嫌がってなかなか立ち上がろうとしなかったのが印象的でした。ヨチヨチ歩きの赤ちゃんを連れたベドウィンの女性が竈でパンを焼いてくれ、振舞ってくれました。広場では3人組の演奏に合わせ異色の二人が旋回舞踊を披露してくれました。この二人は色白で髭の濃く他のベドウィンの人達と顔かたちが全く異なり、以前写真で見たトルコ・コーカサス地方の人達に似ていました(村には50分滞在)。
寄港地体験/スエズ運河スエズ運河はハイファ出航後の翌日通過しました、朝靄が晴れていく中次第に両側の景色がはっきりとしてくる様子は感動的でした。両岸の風景はイスラエル側が砂漠、ナイル側は椰子の畑も見られ異なっていました。スエズ運河は、パナマ運河の様な水面の高さの調整はない長さ200km弱の運河でした。なお最初の100km強は交互一方通行で、パイロット船が前後に複数ついてくれました。この景色を楽しむ為、デッキ12/13の後ろ側カフェに集まっている人が私達も含め多かったです。
寄港地体験/ルクソールエドフを出港すると再び両岸には古代から変わっていないような風景が続き、きれいな日没も堪能することができましたが、夕食後のお楽しみはナイル川の6~7mの高低差を調節するために設けられたというエスナ閘門の通過でした。
6時半頃に着いた船は、遡上してきた船が出るのを待ってから閘門に入り、排水されて前方の水面と同じ高さになったところで開いた扉からナイル川に戻りました。
終わってみればあっけない通過作業ですが一見の価値はありました。
翌朝、起きると船はルクソールに着いていました。
ルクソールは世界的な観光地なので遺跡の詳細は省きますが、朝食後に船着き場から小型船に乗ってルクソールの西岸に渡り、待っていたバスに乗って王家の谷や1997年に銃撃事件があったハトシェプスト女王葬祭殿、メムノンの巨像等の古代遺跡群を回ってから船に戻って昼食でした。
昼食後は古代エジプト文明最大の神殿であるカルナック神殿とそれに付属するルクソール神殿を見学し、再び船に戻りクルーズ最後の夜を過ごしました。
なお、残念だったのは王家の谷にはカメラの持ち込み自体が禁止で、お墓の入口すら撮影できなかったことです。
寄港地体験/エドフコム・オンボを出港するとナイル川の両岸は古代から変わっていないのではないかと思うような風景の連続で、部屋で休んでいるのはもったいないとサンデッキに上がって見入っていました。
船から見るナイル川は意外に狭く大河を予想していた私の期待を裏切るものでしたが、両岸の風景は自然のままに生きる人々の生活を感じさせる素晴らしい風景。
そしてその風景を破るように私たちが乗っているのと同じようなクルーズ船がすれ違いました。
そして4時間程のクルーズの後、エドフの町に到着。
ここはナイル川沿岸では大きな町で、紀元前100年頃に造られたというハヤブサの神ホルスを祭ったエドフ神殿があります。
そこまでは船着き場から1km以上あるとのことで2~3人づつ小型の馬車に乗って行きました。
神殿は高さ44m、幅137mという塔門を持つ立派なもので3m近いホルス像や浮彫のレリーフがきれいに残されていて大満足でしたが、行き帰りの馬車の御者からチップチップとしつこく言われ閉口しました。
なお、現地ガイドから事前に、馬車を手配した業者には過分に払ってあるのでチップを請求されても支払うなという話しがありました。
寄港地体験/コム・オンボ早朝、部屋のカーテンを開けると澄み切った空に縞模様のような雲の線が走っていて感激。
朝食を食べてほどなくすると紀元前300年頃に造られたというコム・オンボ神殿の船着き場に到着しました。
船を降りて10分も歩かないうちに神殿の入口に到着。
二つの神を祭っているという二重構造の神殿の他、医療器具や女性の出産を描いたというレリーフやナイル川の水量を測ったという井戸を見学しましたが、有名らしいワニのミイラの展示館は有料というのでパス。
それでもレリーフは見事だし、以前は半分ほど砂に埋まっていたという神殿は素晴らしく、改めて古代エジプト文明の奥深さを感じたところで出港しました。
寄港地体験/アスワン早朝、カイロから飛行機でアスワン空港に着いて、1970年に完成したアスワンハイダムの建設に伴って水面下に沈む島から別の島に移築されたイシス神殿を見学、その後、バスで蜃気楼が浮かぶ砂漠地帯を3時間近く走って着いた小さな町で昼食を食べ、アスワンハイダムの建設に伴ってイシス神殿と同様に岩壁に造られた神殿全体が水面下に沈むためユネスコが中心となって1960年代に移築された世界遺産アブ・シンベル神殿に行きました。
ナセル湖のほとりにそびえるアブ・シンベル神殿は素晴らしいの一言、これが移築されたものとは全く信じられない見事さでした。
見学後は、再びバスに乗って3時間余り走って夕暮れのアスワンの町に着き、香水の店で買い物後、ようやくナイル川の船着き場に到着、アリーサ(ALYSSA)号というクルーズ船に乗船しました。