MSCクルーズのルネッサンス・プログラムとは？

MSCクルーズの船体拡張計画、「ルネッサンス・プログラム」を理解するためのポイントを４つご紹介。どんなプログラム？どんなメリットが？という不明点を解説いたします。

この記事の目次

1. ルネッサンス・プログラムとは？

スイスに本社を置く、イタリアのクルーズラインMSCクルーズ(MSC Cruises)がおこなう「ルネッサンス・プログラム」は、客船の船体を拡張する計画のこと。

船体を半分に分割し、間に新たな設備を増築するもので、この計画には200億ドルを超える予算が注ぎ込まれた。

拡張前は全長251m、総トン数60,000トンの客船船体を25m拡張して全長275m、総トン数65,000トンに拡大。これにより、拡張前から194室の客室を拡大する計画。

増築された部分に、客室194室、マッサージエリア、キッズのための屋外プールエリアであるスプレーパークが拡大。

他にも子供向け施設であるLEGOエリアなどが加わった。

リリカクラスの全４隻、客船MSCアルモニア、客船MSCシンフォニア、客船MSCオペラ、客船MSCリリカが対象。

リリカクラスとは・・・

MSCクルーズ現役客船中、最も歴史ある客船クラスであり、2003〜2005年就航の客船。

2014〜2015年の期間でおこなわれ、パレルモのシチリア島のフィンカンティエリ造船所で改修がおこなわれた。

※改修にかかった期間は下記の通り。

※ 記事内に紹介されているクルーズ船や寄港地の情報については、記事執筆者の経験や情報収集に基づいた参考情報であり、実際の内容と異なる場合や、内容が変更されている場合があります。
※ 最新の情報については船会社や港湾の公式ホームページのご確認や、ご予約に利用される旅行代理店へのご確認をお願いします。