日本のクルーズの普及が進んでいない、これはかなり難しい質問です。クルーズだけではなく海外旅行全般に言えることでは無いでしょうか?要因を考えてみると以下が考えられます。
- クルーズに行ける十分な時間(休暇)がない
- 英語がしゃべれない
- 船の上ではやる事が無く退屈
- 毎回の食事が洋食では
- 正装、ダンス等面倒臭い
この要因の多くが、日本の教育、習慣に帰属する問題で簡単には解決しません。ましては海外旅行に行くより日本の方が楽で安心と考えているようではクルーズに参加する取っ掛りすら作れません。日本の教育はそう簡単には変えられませんが、旅行が好きな人のクルーズに対する意識を多少でも変えることは可能です。日本より休暇が長く、社会保障が充実している欧米人は、小さい頃からファミリーでクルーズに参加しています。この経験、体験が自分が大人になった時にクルーズに行くというインセンティブを作っているのです。今、そこそこ蓄えのある団塊の世代が元気で沢山います。この人達が元気な内に基盤を作る事が大切ではないでしょうか?一度素晴らしいクルーズを経験すれば必ずリピーターが出てきます、その人達の口コミはSNSを通して拡散すること、間違いなしです。クルーズ事業者の方には、今だけでは無く、5, 10年先まで考えたビジネスを展開して欲しいと思います。このまま、何もしないで団塊の世代が旅行からリタイアしたらクルーズは本当のブームが来ないまま終わってしまいます。「古希、喜寿を祝う三世代クルーズ」等の企画をリーズナブルな料金で提供できれば、温泉に行って宴会するより安上がりで皆んなが楽しめることを理解してもらえるのではないでしょうか?
