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クルーズマンズではじめよう
なぜ、今回のクルーズを選ばれましたか?
昨年の同時期初夏にバルセルナからローマへの西地中海、秋にイスタンブールからアテネまでのエーゲ海を回ったので、今年はアドリア海と考えていたところ、今回のクルーズが見つかった。QVは2回目の乗船になるが、前回(2018年)は期間も短く、もう少し長く乗って居たいとの思いも有った事からこれに決めました。
キュナード・ラインの人気エリア
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お食事、ダイニング
今回の予約は、バルコニー付きでしたが、リーズナブルな価格でした。ふたを開けてみると、ディナーの時間を予約できないタイプのカテゴリーで、フリーアクセスでしたが、逆にこれが思った以上にフレキシブルで、好きな時間に行けて、テーブルの好みを伝えたら空いている限りはそのテーブルに通してくれました。次回以降はフリーアクセスを選択します。
サービス、スタッフ
ここのところ、中東のカジュアルクルーズが、MSCとコスタで続いたため、プレミアムクラスにすることは決めていました。流石に、シーボーン程きめ細かなサービスるは出来ませんが、カジュアルクラストも、その上のプレミアムクラスとも異なる、ラグジュアリークラスに近い気配りはとても満足しました。
お部屋
海側バルコニー
QV自体はかなり古くなった印象ですが、部屋はきれいに保たれかつ十分な広さ。バスタブは有りませんが、シャワーもお湯のでも良く、不満は全くありませんでした。
船内の施設、アクティビティ
昔ながらのロイヤルシアターは船のシアターとしては、最高峰に位置されるのではないかと思います。コスタの大型船トスカーナが、分散型のアトラクション・アクティビティが多く、シアターも小振り、中央のアトラクションスペースも縦(上下)には伸びていますが、各フロアからの観覧もスペースが限られていて、今一つ不満でしたが、今回の昔ながらのシアターに満足しました。演目もバラエティーに富んでいて良かったと思います。プールサイドが少し狭いので屋外型アクティビティには分が悪かったのですが、今回はそのようなアクティビティに参加する時間もあまりなく、不満とはなりませんでした。唯一ショップの品ぞろえが詰まらなかったのが気になった点です。プリンセスのような今日はXXセールと言う事もなく、ショッピングの楽しみは有りませんでした。
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トリエステ
前泊2泊してトリエステの街を楽しみました。ローマ、フィレンツェ、ナポリ、ベネチアなど観光地化した都市とは少し異なるも、2日をゆったり過ごすことが出来るこの街は、イタリアの隠れスポットかもしれません。当然食事はシーフードで美味しく、カフェ文化もお茶でも良し、カクテルを飲んでも良しで、ちょっとしたおつまみがサービスされて何時まで座っていても急かされない雰囲気は前泊として良かったです。特殊なトラム+ケーブルカーが楽しみだったのですが、事故で停止したまま、再開のための安全基準が昔の設備に合わなくて復旧が出来ない状態らしく、このまま朽ちていくには残念と思った次第です。
ザダル
キュナードサービスの素晴らしい所は、無料のシャトルバスを観光の中心地まで出してくれること。全ての港で、用意されていました。(スプリトは目の前が観光地なので不要)ザダルも同じで、海のオルガンのところまでバスが来ますので、後は旧市街の街歩きで1日が完了し疲れ果てると言う感じでした。海はきれい、食事は美味しい、観光地ではあるものの、バルセロナほどではなくゆったりと観光、物価が安い。とすべてそろっていました。
スプリト
スプリトは降りたところが旧市街と言う、コンパクトに観光できる街でしたが、此方も歩き回るだけで1日がつぶれる。街中最初にある教会の鐘塔は絶対にお勧め。少し狭い通路ですが健脚の方は絶対にお勧めのスポットでした。同じく、シーフードは美味しい。物価は安い。街も海もきれい。ただ、ザダルとの差はあまりなく、クロアチアの統一文化の美しい二つの街と言う感じです。2015年に行ったドブロブニクと比べると、観光地的要素は少し薄いですが、ザダル、スプリト、ドブロブニクとクロアチア3都市はお勧めの観光地です。
バレッタ
2016年に来たバレッタは真冬で、寒い中観光もままならない状態でしたが、バスで通過したマルサックスロックの漁港の美しさは目に残っており、どうしてもここにもう一度行きたかった。此処でシーフードが食べて見たかった。その思いで再度ここだけを目指して行きました。とても小さな漁港ですが、ビーチもあり水着を持ってきていたら必ず泳いだのにと悔やまれましたが、多分泳いでいると、もうふらふらになるぐらい疲れてしまったと思いますので、のんびりと歩いて、のんびりと食事をするのが良かったと思います。レストランは、店内に当日採れた魚が陳列してあり、「これ」と指さしてオーダーをすることが出来て、併せて貝類も「これとこれ」と個体を指定して料理してもらい、量も味も言うことなしでした。
ソレント
ソレントはしっかり予定を立てていれば、カプリにもアマルフィにも行くことが出来る抜群の立地ですが、ソレントそのものも崖の上に建つ観光地であり、ゆっくりと下船して、ゆっくりと街を巡り、買い物を楽しみ、少し早めに船に戻るリラックスパタンを選択しました。こちらもマルタ以上に水着を持ってくるべきだったと少し後悔しましたが、おいしい食事とこじんまりした街歩きは、イタリアの田舎町(観光地)ならではででした。
チビタベッキア(ローマ県)
チビタベッキアは何度目でしょうか。地中海クルーズの拠点として、私たちも一番良く使う港になりますが、やはりローマから来てしまうので、チビタベッキアそのものを見る事が有りませんでした。今回も荷物か抱えての下船で、フライトが当日でしたので、そのまま駅に行って電車でローマに出ることを選択しました。後泊があるなら、こんどはチビタベッキアの街に泊まっても良いと思うのですが、今回は同日フライトでしたので、ローマに出て、昼食食べて、空港に行くパターンとなりました。
当日はクルーズ船が4隻停泊していましたので、港から駅までの有料バスがそれぞれの船に対して1台のような感じで、乗車するまでにかなり待ちました。ローマまでの足を事前に確保するのが良いのか、毎回悩みますが、今回もオーソドックスに、バス+電車を選択しました。
予約・手配に利用した事業者の対応や利便性はいかがでしたか?
最近はお決まりのCruise.comです。サービスは可もなく不可もないのですが、最安値であると思われること。Webで簡単に船足して支払いまで完了することから、Vacations to Goより、Cruise.comを使うケースが増えています。
今回のクルーズは、どのような方にオススメですか?
やはり白人社会の年配層。但し、アクティブに活動は出来るしダンスも出来る。そんな層がターゲットです。フォーマルナイトも2回ありましたし、テーマが今回も1920年代と決まっていました。日本の大正時代ですね。大正モダンを再現して行けばかなり受けたと思いますが、我々はタキシードにブラックタイ+ロングドレスが精いっぱい。でも、この非日常も楽しいものです。最近はラグジュアリークラスもカジュアル化して、英国船以外で非日常の衣装を着ることも少ないので、たまには正装を楽しみたい人には向いています。また、ダンスが得意な人にも良いでしょう。若者向きではありませんし、白人社会に違和感を覚える人には向いていないかもしれません。ホランドアメリカよりは、平均年齢層は少し若く60~70代がメインだと思います。
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