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クルーズマンズではじめよう
クルーズ航程
- 2017/08/13 — フォートローダーデール(フロリダ州)
- 08/15 — ラバディ
- 08/16 — ファルマス
- 08/18 — コスメル
- 08/20 — フォートローダーデール(フロリダ州)
CERTIFIED ms. sandy's 4th time voyage
2017-08-13 家族で 海側バルコニー 2
【同行二人、孫と4人で行く旅】何かと忙しい長女夫婦に代わって、中学1年と小学5年の孫(息子)達にクルーズを経験させようと1年がかりで計画し、2017年8月カリブ海に出かけました。「同行二人、孫と4人で行く旅」は、箱根の向こう(東京側)を余り知らなかったカントリー・ボーイを垢抜けさせようという道中双六(すごろく)の発想です。 2016年夏に江の島水族館から始まり、箱根、東京ドームシティ、横浜コスモワールド、沖縄、2017年に入ってオーストラリアのメルボルン・シドニー・ブリスベン(10日間)、そして、このカリブ海クルーズで上がりです。
【クルーズの素晴らしさ】少年達に楽しんでほしいクルーズの素晴らしさは1) アイススケートとプールが楽しめる等の多彩なアクティビティ、2) キャビンのドアの外に続く300メートルの廊下、船の中に森があることからわかるクルーズの巨大さ、3) 好きなものが好きなだけ食べれるという豊かさ、4) 食事スタッフとの絡み合いから学ぶスマートなマナー、5) イルカ達との触れ合い、ブードゥ教、マヤ文明等、イクスカーションに参加して学ぶカリブ海の魅力、6) アクアショー等、劇場で行われるエンターテイメントの素晴らしさ、です。
【選んだ理由】1) ロイヤル・カリビアン(RCI)のクルーズはアクティビティ・エンターテーメント・サービスが優れていること。2)子供達に世界で一番大きなクラスのクルーズを経験させたかったこと。3)発着地が安全なフォート・ローダレール(FLL)であること。
【食事】朝食と昼食はウィンジャマー・カフェでバフェを楽しむことが多かったです。乗船当初は少メニュー大量「好きなものしか食べない」型のプレートから、多メニュー型へと子供達のチョイスは進化を遂げていきました。夕食は「生まれて始めて食べること」に数々の挑戦をしました。例えばエスカルゴ、食べることに臆病だった弟の方は、エスカルゴが案外美味しかったことも含めて思い出の勲章としたようです。
【ダイニング】数々あるエンターテイメントとイクスカーションを考慮し、マイタイムを選びました。食事の時間はオンボードで事前に電話しました。[主人からの注]他のお客様と知り合いになろうという場合には「ファースト/セカンド・シーティング」が良いと思います。
食事におけるサービス、ホスピタリティという点で、この船は優れています。
【食事】「孫(?)にも衣裳」の言葉通り、ジャケット・チョッキ・ネクタイをクルーズのために新調、シティボーイとなってフォーマルの食事に臨みました。その効果もあってか(?)スタッフの方々には、子供達も丁重に扱って下さり感謝しております。テーブル案内から着席まで実にスムーズ、着席とほぼ同時にメニューの説明を受け、前菜まで時間がかかったことはありません。メニューの説明におけるスタッフとの楽しいやりとり、これはクルーズにおける至福の一時でした。サラダが得意でなかった兄の方はシーザー・サラダをお代わりし、サラダ・ボーイと呼ばれました。
【ルーム】タオルを使ったお人形は日々疲れて戻ってくる私達の心を癒してくれました。
海側バルコニー
【キャビン】ベランダから見える入出港の景色が好きなためベランダを選びました。FLLを出港する時に子供達は道行く人々にベランダから手を振り、向こうも振りかえす、これは私達の好きな歌、ルイ・アームストロングの「ウォット・ア・ワンダフル・ワールド」の世界だと思いました(大げさかも、笑)。
[主人からの注]キャビンの右舷・左舷を決めるのは、カリブ海クルーズではどちらとも言えず難しいと思います。グーグル・アースを参考に、出入港の光景、キャビンにいる時刻と太陽の位置からどのような寄港地の風景となるのか考えてはいかがでしょうか。
【感想】就航は2010年で「ちょっと古い」という感じがしたものの問題ありませんでした。狭かったものの4人で寝起きすることは問題ありませんでした。
[設備の指標]子供達にとって魅力のある設備とは大きいこと(総トン数225,000)、多彩なアクティビティが楽しめるための設備があることだと思います。この点でRCIのオアシス・クラスはお勧めです。
(主人から)サイト「Cruise CriticのCruise Reviews」のカテゴリー「Best for Families」を参照しては如何でしょうか?
【設備:レストラン】メインダイニング・レストランのテーブル間の通路も問題なし。【設備:ジム】子供達はジムの使用が禁じられていました。子供達が大人の真似ができるウォーキング・マシン等あれば良いのですが無くて残念です。今回のクルーズではピアノ・バーも含め、キッズ・ファーストと主人は泣く泣く利用を諦めました。
子供達がアクティビティを行って気に行った設備を書きますと
【プール】航海日にはエンジン全開で楽しみました。プールでの監視体制がしっかりしているので、私と主人も少し気を抜くことができました;【ロック・クライミング】二人とも頂上まで行くことができ、メダルをもらって大喜びでした。スタッフの方から「凄いじゃない」と褒められ鼻高々でした;【アイススケート・リンク】「船の中でスケートができるなんてすごい。夏休みと冬休みが同時に来たみたい」;【セントラル・パーク】「船の上に森があるなんて」、夜の散歩も初めてです;【ランニング用コース】一周(800m?)で船の周りを走れるようになっており、ジムの代わりにエネルギーを発散しました。でも景色が海一色と単調なため長続きできませんでした。
【エンターテーメント】ネットによる事前予約を行いました。子供達が気に入ったエンターテーメントは英語を聞く必要がないアイススケートとアクアショー、ミュージックよりも見どころが多いショーのブルー・プラネットでした。なおミュージカルのマンマミーアは英語でもあり子供達にはちょっと無理だったようで途中で断念、アクアショーのオーシャン・エリアは夜の9時からと遅かったため見学をやめました。
概略
【前泊・乗船】フォート・ローダレール(FLL)に4泊、ホテルから波止場まではタクシー。【観光】個人観光。【下船・後泊】タクシーで移動しFLL内のホテルに1泊。
詳細
【フライト】航空会社はサービス・信頼性と、今後の北米・南米へのクルーズの展開という点から、デルタ航空と決めており、クルーズを予約した後の2017年4月にネットにて航空会社からチケットを購入しました。ルートは羽田>ミネアポリス>アトランタ>フォート・ローダレール(FLL)と2回乗り換えとなってしまいました(トホホホ)。<お勧め>チケットはなるべく早く取れば、乗り換え回数の少ない便が取れます。
【空港からホテルへの移動】MOZIOを通してTAXISTAのタクシーをネットにて事前に予約しました。FLLへの到着が夜の10時過ぎであり、子供連れであることから安全面を最優先としました。
【前泊】FLLの観光をじっくり子供たちと楽しもうと計画し、FLLに前泊を4日しました。
[前泊・後泊をどこですべきか(主人からの注)]安全性の見地から次のように検討してはいかがでしょうか?①米国の都市でどこが危険なのかはサイト「NeighborhoodScout’s Most Dangerous Cities」が大いに参考になります。②都市を決めた後、どこのホテルが安全なのかについては、例えばFLLではサイト「Fort Lauderdale Crime Rates and Statistics」が参考となります。③なお空港とダウンタウン間の交通機関(例えば地下鉄)の安全性については、インターネットで検索、確認しては如何でしょうか?
【観光の詳細】1)個人観光で期待していたのは①アメリカのベニスと言われる運河の街の風景は?②全米のお金持ちの豪邸とは?③どんな動植物が見れるのか?④街の創立者の暮らしとは?
2)個人旅行として選んだのは①外輪船ジャングル・クィーンによる運河クルーズ;②ストゥラナハン・ハウス周辺のダウンタウン散策;③ウォーター・タクシーの乗船;④ ヒュー・テイラーバーチ州立公園のミッド・トレイル・ウォークへの参加;⑤ボンネット・ハウスの見学です。
3)以上の観光の内、ガイドブックには書かれていない「ミッド・トレイル・ウォークへの参加」(約2時間)について説明します。なんと参加者は私達だけ、1人2ドル(計8ドル)で、二人のガイドさんがつき、丁寧な素晴らしい説明、広い公園の中を4WDに乗って移動、と大変贅沢な思いをしました。大きなイグアナに遭遇したことも子供達にとって強烈な思い出となり感謝しています。
(主人からの注です)観光施設とレストランはトリップアドバイザーの口コミ数と評価を用いて数値化、比較して選びました。書籍「地球の歩き方」は良い本ですが、編集者の好みをどう除くかという課題があるように思います。
寄港地観光
Labadie Traditions:9:00 -11:00;大人$54/小人$49【選定の理由】ブードゥー教は子供達にとって興味があり、この観光を通してカリブ海の文化に興味を持ってほしいから。
寄港地観光の詳細
【イクスカーション内容】植民地遺跡であるノルムズ・プレイスを訪問、ハイチのブードゥー教についてダンスと黒魔術を見学しました。【感想】歌に合わせて踊る白い装束の黒人女性たち、火を飲み込む祈祷師、病人を祈祷で癒す等、少年達には驚きでした。夢の中でうなされたかも。
寄港地観光
Dolphin Cove Aquatic Encounter:11:30-15:30;大人$84/小人$64;【選定の理由】兄は深海魚に興味があるものの泳いで魚に触るのはちょっと、という苦手意識の突破口とするため選びました。
寄港地観光の詳細
【イクスカーション内容】飼われている海生生物(エイ・熱帯鳥・イグアナ・蛇)を見た後、プールでイルカと触れ合いの時間、その後自由時間を持ちました。【感想】イルカに触れるラインが二つ、運悪く余り触れられない方のラインとなり、ちょっとひどいです。遅れて行ったため自由時間では座れるスペースがなくて困りました。今後は「理論」だけでなく、海生動物と触れ合う「コミュニケーション」も重要だと兄には早く気付いてほしいです。
寄港地観光
Cozumel Mayan Ruins and Island Overview:9:00 – 12:30;大人$80/小人$54;【選定の理由】マヤの遺跡にはきっと興味を持つに違いないと思い選びました。
寄港地観光の詳細
【イクスカーション内容】サン・ヘルバシオのマヤの遺跡を訪問、エル・ミラドール展望台から海蝕断崖を見た後、マヤ・チョコレート会社を見学。【感想】マヤの遺跡は蚊が多くて困りました。よくもまあ黄熱病等感染症にならなかったものです。マヤの遺跡に飾られていた豹のマスク、土産物屋にあった骸骨の置物等、子供達には面白いツアーだったと思います。なお海辺の景色を楽しむために、バスの席は左側が良いと思います。
2017年2月のRCI・ニュージーランド一周クルーズの乗船時に予約し、その際にトラベル・エージェンシーとしてIACEトラベルを指定しました。IACEからは有益な出港地情報、ビザ情報、予防接種情報などの情報を頂いています。
【旅行代理店への期待(主人から)】IACEから①船会社の総代理店の力量・状況を正確にご説明いただき、私達からいつリクエストをどのような形で出したら良いのかアイデアを頂いています。②個人では入手することが難しい情報を頂いています。A) 船の構造、特にリバー・クルーズでは階段、エンジン音などに関する情報;B) 船の航路・運航に関する情報:リバー・クルーズでは夜間の運航、景観等;(以下申込以降に必要な情報としては) C) 船会社によるオペレーションに関する情報:送迎バス、支払いの精算・計算方法等;D) その他:出港地・ビザ・予防接種に関する情報です。
これまでの10回に達する予約を経て現時点(2019年2月)では、日本でも有数の知識と実力を持った方に相談ができる体制をIACEに取って頂き感謝しております。
1)子供達にクルーズの素晴らしさを理解させたい方
2)カリブ海のクルーズはRCIのオアシス・クラスがファミリー向けには最適だと思います。
[主人からの注] ハリケーンのシーズンである8月から10月は避けた方が良いと思います。2017年9月上旬には大型ハリケーン「イルマ」がFLLを、2016年10月上旬には大型ハリケーン「マシュー」がハイチ・ジャマイカを直撃しています。
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