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クルーズマンズではじめよう
なぜ、今回のクルーズを選ばれましたか?
結婚記念のお祝いのクルーズ。2023年秋、アメリカの友人を訪問し1か月滞在。航空券も高かったし、現地で円安と物価高を痛感。予算面から近場のフライ&クルーズ、船は今まで乗船したことのないクルーズラインを検討。検討にあたっては、クルーズマンズの口コミを参考にし比較的評価の良かったアザマラクラブを選択。親切でわかりやすい口コミを書いてくださった皆さんに感謝です。
結論としては、小型船ならではのアットホームな雰囲気に大満足。乗客もワーカーも皆フレンドリーで、少し大げさに言えば、まるで大きな家族の一員になったようでした。乗客は米国、英国、豪州、カナダ等約700名で日本人は私達2人のみ。約2週間、英語の世界にどっぷり浸かり、今回も素晴らしい友人を得ることができました。
アザマラ・クラブ・クルーズの人気エリア
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お食事、ダイニング
以前乗船したクリスタルやオーシャナの専門レストランレベルではありませんが、総じてプレミアム船を超えた美味しい料理が提供されました。特に妻はデザートが美味しかったと喜んでいました。特別レストラン「プライムC」のステーキは美味しかった。ビンテージを除けばドリンクもフリーなので飲みすぎに注意。朝食昼食はビュッフェの「ウィンドウズカフェ」を利用。軽く済ませたい時はコーヒーサンドイッチドーナツ等のある「モザイクカフェ」へ行きました。ここのコーヒーも美味しかった。ディナーは毎晩「ディスカバリーダイニング」。量がそれなりにあるので、クルーズ中ディナーではパンを食べず、毎食各種のサラダをオーダーしメイン料理も完食しました。
サービス、スタッフ
フレンドリーですが、丁寧な接客で楽しく快適に過ごすことができました。ワーカー一人一人が、乗客が何を望んでいるか、困っていないか、そのために何をしたらいいかを常に考えているようでした。サービス中でも、乗客との会話を楽しみながら接客しているスタッフが多かったです。ラグジュアリー船と比べて、乗客との距離が近いです。それをフレンドリーと感じるか煩わしいと感じるかは人によるでしょうが、私はアザマラのこの距離感が好きで楽しめました。この距離感が好きでアザマラばかり乗って、ワーカーとは顔なじみの乗客も多かったです。
船内では、スタッフは目が会うと必ず笑顔で挨拶してくれるので、こちらもスマイルになります。その習慣がついて、東京で下船してからも人と目が合っただけで自然にスマイルになり、相手が少し怪訝な表情を浮かべるのを感じました。
お部屋
海側キャビン
〇一番揺れない船中央の低層階オーシャンビュー。香港から台湾への海域で波高4mの荒れた日がありました。3万トンの小型船ゆえ、前方や高層階はかなりの揺れでしたが、幸い私達のキャビンはほとんど揺れませんでした。この後、次のセグメント日本一周も続けて乗る前方高層階スイート船室の友人は、次のセグメントは低層階船室へ変更する手続きをしました。小型船こそ船室の位置選びが重要です。
〇船室内は落ち着いた内装で広くはありませんが、快適にすごせました。掃除も完璧でした。シャワールームはコンパクトで体の大きな人では少し窮屈に感じるかもしれません。しかし床が滑らない木目模様のすぐに乾く材質で、清潔感もあり快適でした。
船内の施設、アクティビティ
〇全員白い服で食事、ダンスパーティーを楽しむホワイトナイトは2回ありました。プールのある屋外のデッキで、船長以下上級船員自らがビュッフェ方式で寿司焼き鳥ステーキなどを乗客にサーブします。台湾基隆の時は途中から雨が降り出し屋内へ皆避難しました。その代わり大阪港停泊中に再度開催され遅くまで皆飲み踊り楽しみました。
〇キャバレーラウンジ(ショー劇場ダンスフロアとラウンジが一体となった)は良かったです。大型船のような大きなショーはありませんが、芸達者なクルーズディレクターやシンガーダンサーが毎晩楽しませてくれました。又日本の寄港地では地元の太鼓や踊りのパフォーマンスもあり、小型船ならではの演者と乗客との記念撮影等国際交流もありました。
寄港地での移動や観光についてお聞かせください。
香港
香港在住、香港人のクルーズ友達が自家用車でドライブして香港を案内してくれました。夕食は高級香港料理でもてなしてくれました。コロナ過を超え久しぶりに旧交をあたためました。彼らが日本に来た時は私達が歓迎します。クルーズは人生の友人をつくる機会を与えてくれます。
基隆 / 台北
台湾は台北、台中、日月潭、高雄、ケンティン等も過去訪問済で、近くの九分等混雑する観光地には興味がないため、港近くの展望台、夜市、生鮮市場等を船での食事を美味しくいただくために運動がてら散策。
夕方からの船内ショーでは、地元台湾の有名なプロの舞踏団の踊りを鑑賞。海外へも派遣され、国内の芸術賞も受賞しているとのことで素晴らしい演技でした。
石垣島
午前中は、島の中心離島ターミナルまでシャトルバスで往復し中心街を一通り散策。午後は、船から中心街までゆっくり1時間半歩きました。途中ビーチで写真を撮ったり、たまたま見つけた母校大学元総長の記念館を訪ねたり、町で会ったアザマラ船客の薬局探しを手伝ったりと、一般的な石垣島観光は全くせず、のんびりとした島の雰囲気を味わいました。
那覇(沖縄)
那覇も何回も訪問済なので、腹ごなしのため船から国際通りを経てむつみ橋商店街まで散策。妻は沖縄紅型の生地を購入。帰りは県庁前からシャトルバスで船まで。
鹿児島
懇意になった英国人カップルを案内。シャトルバスで天文館近くまで行き、徒歩で桜島フェリー乗り場へ。フェリーで桜島へわたり、サクラジマアイランドビュー一日乗車券を使い展望台等散策。再び鹿児島市内天文館へ戻り鹿児島名物黒豚とんかつで遅い昼食。よく歩きました。仙厳園(磯庭園)も案内しようと思っていたのですが、出発したのが遅く閉園まで時間がなく残念ながら行けませんでした。
夕方からの船内ショーでは、霧島太鼓と鹿児島女子短期大学の「ヤング踊り連Team鹿女短」の素晴らしい踊りが披露され、乗客から大きな拍手と歓声を受けていました。
高知
鹿児島と同じく英国人カップルを案内。以前訪問して知っている、はりまや橋、帯屋町商店街、ひろめ市場、高知城と一通り市内名所を案内。桜はまだでしたがぽかぽかと暖かい良い天気。ちょうどお城近くの土佐女子高の卒業式に遭遇。英国人カップルは父兄と記念撮影をしている学生服姿の高校生に感激し「cute」とカメラのシャッターを切っていました。
大阪
停泊場所の天保山は、地下鉄中央線大阪港駅まで徒歩10分と近く、埠頭そばには、海遊館(水族館)や大観覧車、大阪文化館(旧サントリーミュージアム)、マーケットプレイス(お土産を売る店が集まっている)があり、ユニバーサルスタジオもすぐ近くです。
〇初日は英国人カップルを京都へ案内しました。船→徒歩→地下鉄大阪港駅→地下鉄中央線→本町駅乗換→地下鉄御堂筋線→淀屋橋駅→京阪電車特急→祇園四条駅→徒歩(八坂神社、知恩院、青蓮院、三条、木屋町、四条河原町で昼食)→京阪電車→地下鉄→大阪港。
〇2日目は、カナダ人の友人が、船スタッフの結婚祝いを買いたいというので、難波、道頓堀、心斎橋、大丸心斎橋店と大混雑の中を買い物に同行しました。因みに購入したのは夫婦箸でした。
英国人カップルとカナダ人カップルは、東京で下船後拙宅へ招待しました。
東京
東京国際クルーズターミナルからは、無料シャトルバスで品川駅港南口へ。
予約・手配に利用した事業者の対応や利便性はいかがでしたか?
料金がVacations to go より少し安かったので初めてCruise.comを利用。対応した担当者の質が悪かった。対応する時間にも関わらず、不在が多く、初アザマラなのでいくつかの質問をしたが、質問にも的確な答えがなかった。たまたま良くない担当にあたったのかもしれないが、電話で質問を要する予約では次回からはやめようと思う。(Cruise.comは事前に部屋が指定でき、料金に納得できればネット完結で利用してもいいかもしれない)
今回のクルーズは、どのような方にオススメですか?
小型船のアットホームな雰囲気を楽しみたい方。海外のゲストと一緒にクルーズライフを楽しみたい方。流暢でなくても、ブロークンでも英語を喋ること、英語に抵抗がない方。片道日本に帰ってくる楽なクルーズを利用したい方。多少の揺れも平気な方。大型船に比べて、小型船ゆえ荒天時、季節、海域で揺れることがありますので、なるべく船室の位置は船の重心に近い真ん中、低層階を選択し、事前に終日効果を発揮する酔い止めの薬を準備されるといいと思います。
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