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クルーズマンズではじめよう
クルーズ航程
- 2019/03/03 — フォートローダーデール(フロリダ州)
- 03/06 — カルタヘナ
- 03/07 — パナマ運河
- 03/09 — プンタレナス(プエルト・カルデラ)
- 03/10 — コリント
- 03/11 — プエルト・ケツァル
- 03/12 — ウアトゥルコ
- 03/14 — プエルト・バジャルタ
- 03/17 — サンディエゴ(カリフォルニア)
CERTIFIED mr. shibata's 25th time voyage
2019-03-03 友達と 海側キャビン 3
船旅を愛好する自分としてはパナマ運河、スエズ運河通過のクルーズは外せない海域です。
15日間に7か国も巡れるのも船旅ならではの醍醐味です。
ホーランドアメリカライン(HAL)の船には昨年は乗る機会がなかったので、今回は是非ともHALの船に乗りたいと思っていました。同時期にフォーレンダムも運航していますが、まだ乗った事がないシグナチャークラスのニューアムステルダムに魅かれました。
オランダ製やドイツ製の食器を使用して料理の盛り付けも上品でセンスが良い。
アルコール類を注文するとタブレット端末でIDカードをスワイプして決済とオーダー処理が完結するシステムに進歩していました。今までは船内で注文するとIDカードをバックヤードの方に持っていかれて返却されるまで気がかりでしたが、安心して注文できるようになり、注文した飲み物も直ぐに出てくるようになりました。
クルーズ客船ではフィリピン人クルーが定番ですが、7割がインドネシア人クルーで圧倒的に多く、オランダの客船であることを感じます。
半年前に乗船したノルウエージャン(NCL)の船内新聞はぎっしりと文字が載っていてイベントも盛り沢山でしたが、ホーランドアメリカライン(HAL)の船内新聞は字も大きくイベントは控えめで大人しく量より質を重んじているといった感じ。余分なイベントは省略しているのでスタッフは時間的に余裕がある感じ。おっとりしたインドネシア人クルーがフレンドリーに応対してくれました。
海側キャビン
海側客室は海側一面が透明ガラスになっており、視界は広くベランダ客室のような感じ。HALの優れた点でもある海側客室にはバスタブが備えられていてクローゼットも広く使い勝手が良く快適に過ごしました。
2010年建造で新しい客船の部類でもあり、洗練された設備でラウンジの配置も良く考えられていて快適。長期クルーズを得意とするHALだけに一人でもくつろげるラウンジやソファが豊富に配置されていて快適です。
ピアノと弦楽四重奏の演奏会やジャズやピアノ2台でのポピュラー音楽 生演奏が毎晩のように3回開催され、鑑賞に行くのが日課となりました。
フォートローダーデールは「アメリカのベニス」とも呼ばれるだけに大西洋岸にはビーチが広がり、縦横に張り巡らされた運河沿いにはセレブの別荘が建ち並び、クルーザーが運河を行き交い、世界最大級のハーモニー・オブ・ザ・シーズをはじめ大型客船が7隻も停泊している光景は圧巻。
乗船手続き前に遊覧船に乗って水上から客船群を見物し市内観光を満喫しました。
巨大な客船が停泊する港の上空を旅客機が次々に飛び立ち、アメリカのクルーズ産業がFly & Cruiseで活況を呈している状況を実感しました。
スペイン風の色彩豊かな街並みが魅力で人気ある観光地として有名ですが、市内観光に出かけようとした矢先から執拗な客引きにあったり、土産物を売り込む人に絡まれたり油断できない町の印象を受けました。当初予定していたHOP ON HOP OFF バスは利用できず、3時間で市内遊覧する年代物の怪しげなマイクロバスに乗って市内観光(20$)しましたが、曲がりくねった細い道が多く、街を歩いていても分かりにくく訪れた至る所が交通渋滞で自分的には快適な観光地ではありませんでした。
朝6時から見学用にバウが開放され、行ってみるとこのクルーズで最大のクライマックスを楽しもうとする見物する人でいっぱいでした。まさに大人の社会科見学といった感じ!
これからガツンロックの3つのロック(閘門)を抜けガツン湖へ。そしてミラフローレス湖のペドロゲルロックとミラフローレスロックを抜け半日かけて太平洋へと抜けます。閘門の手前で待機し、いよいよ水門が開き前進して次の閘門へと進み、同時に後ろの水門が閉まる臨場感はたまりません。
ミュールと呼ばれる機関車はワイヤーで繋がれている本船を左右から均等に引っ張ったり、ブレーキをかけたりして乗船客の皆さんも興味深く見守っていました。朝6時から夕方6時まで殆ど立ちっぱなしでしたが、見物していて疲れず見飽きませんでした。
海岸からまっすぐに1キロ位伸びる桟橋に接岸。周囲にはこれといった名所もなく、オプショナルツアーを利用。先ずは地元の子供による民族舞踊を観賞したあと、森林の中を通るHistoric Pacific Railroadという観光列車に乗ったり、マンゴローブが生い茂るジャングルの中を進むリバーボートに乗り、カラフルな鳥やワニを見つけたりして熱帯雨林の自然を満喫しました。
コリント港付近もこれといった名所もなくオプショナルツアーを利用。
埠頭から片道80分位観光バスに乗ってレオンの町へ。中米最大というアスンシオン大聖堂を訪れました。
植民地時代に完成するまで100年かかったというバロック様式の大聖堂は壮麗で、屋上に階段で登り、モモトンボ山などの火山を背景にしたレオンの世界遺産の街並みの眺望を楽しみました。
着岸したのはコンテナが山積みされた港は元々が貨物用で、クルーズ客船が寄港できるように付け焼刃的に造った桟橋。観光案内所とカラフルな手芸の土産物店がある以外は何もないので、オプショナルツアーを利用しないと桟橋の近くの公園内をウロウロするしかなく、公園から出ようとすると銃を持った警備員に睨まれて出ることもできませんでした。
オプショナルツアーを利用し、港から片道90分の道のりで世界遺産に登録されているアンティグアに向かいました。アンティグアに着くまでは開聞岳に似たアグア火山と北海道の駒ケ岳に似たフエゴ火山が段々近づいてきて、昨年M7の地震や噴火があり道路工事を至る所でしており、車窓風景はサトウキビやコーヒーや果樹園などが殆どでした。
アンティグアの町に着いたら道路は狭くなるのでマイクロバスに乗換え、ガタゴトと石畳の道路を走り、スペインの植民地時代の遺構などがある異国情緒満点の街並みを散策しました。
ウアトウルコの港はサンタ・クルーズ湾の湾内にあり、太陽が燦々と降り注ぐビーチリゾートという感じの町です。予めオプショナルツアーを申し込んでしまったので、やむなく観光バスに乗って出かけました。見晴らしの良い高台に連れて行ってくれた迄は良かったのですが、ガイドが同じ土産物屋に2回連れて行ったり、日照りの激しい中をだらだらと歩かせたり待たせたりと最悪でした。こんな事なら港周辺を散策したり遊覧船に乗れば良かったとあとで後悔しました。
中米の港はメキシコのウアトウルコ以外はコンテナが山積みされた殺風景な港が殆どでしたが、プエルトバジャルタは高級リゾート地といった感じの港。カンクンやアカプルコと同様にリゾート地として人気があるようです。高級マンションや別荘が建ち並び、スーパーなどの店舗も複数あり、寄港地として魅力的な町です。
ツアーを利用し、クラッシックな教会やバンデラス湾の海に沿った遊歩道を散策しました。今回も宝石店に連れていかれた後、片道1時間程の道のりでテキーラの蒸溜工場へ。アルコール度40度のテキーラを5種類試飲したので、すっかり酔っ払ってしまい帰りの車中は熟睡して帰って来ました。
下船後は早速ホテルに直行しチェックインし、荷物を部屋に置いて市内観光に出掛けました。
ニューアムステルダムが着岸した埠頭のすぐ横にかつて横須賀を母港にしていた空母ミッドウエイが博物館として係留されていて、艦内を見学(20$)しました。その後遊覧船(25$)に乗ってサンディエゴ湾を1時間周遊。サンディエゴにはアメリカ海軍の基地があり、湾内には20隻以上の軍艦や空母が停泊しており、アメリカの軍事力を見せつけられました。
次はTrolleyと呼ばれる電車の1Day pass(5$)を購入し、メキシコとの国境があるSan Ysidroまで行き変化に富んだ車窓風景を楽しみました。ブルーライン・オレンジライン・グリーンラインの全線を乗ろうと試みましたが、グリーンラインの途中の駅から工事でバスに振り替わっており断念。翌日利用する空港の下見を兼ねて空港まで散策し、挙句の果ては歩いてホテルに帰りました。
何と言ってもネット系の代理店にはない地元・東海地方の旅行代理店という安心感があります。添乗員付きのツアーでもない個人旅行なので色々と不明なことや不安なことが出てきますが、クルーズマンズでお馴染みの加藤社長やスタッフの方達は海外クルーズ添乗経験も豊富なので、アドバイスしてもらえ即座に問題解決できるのがGOOD!!!
往復の飛行機の乗継便の選択など親身になって相談にのってもらい、ロストバゲージになった時の対応など困ったときのアドバイスなどもしてもらえて良かったです。
自分の名前や住所を印字した荷札(スーツケースや手荷物用)を提供してくれ、細やかな心遣いが感じられました。
パナマ運河クルーズはフロリダ半島からガツン湖で引き返すコースとパナマ運河を横断するコースの2種類がありますが、どうせ乗るなら今回のようなパナマ運河横断のクルーズの方が醍醐味がありお薦めです。今回1,980名(アメリカ1,196名、カナダ417名、英国80名等の31ヶ国)の乗船客の内、日本人は2人だけで完全に欧米社会にいる感じ。ある程度の英語力がないと言葉に不自由し、満足にクルーズを楽しめないと思います。
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柴田さん(^.^)
非常に楽しくわくわくしながら、拝見しました(^.^)
私もこの米国東岸、パナマ運河、中米諸国、米国西岸は、航海士や船長として仕事で行ったので、それ程の観光はしていませんが、興味深く読ませていただきました。
ツアーステーションさんを利用されたのですね。ネットだけのツアー予約はやはり不安がありますよね(^.^)これから私が船旅をする上でも、大変参考になりました<(_ _)>
柴田さん、強い念願があってのご乗船をお手伝いさせて頂きありがとうございました。クルーズを楽しみにしていらっしゃる方とお付き合いしているとこちらまで楽しくなってくるので、不思議です。クルーズは前向き人生を送っていらっしゃるので身も心も健康にしてくれる事 確信を得ました。私も柴田さんぐらいにゆとりを持って早くプライベイトで乗船したいものです。今最も気になるクルーズ会社がHOLLANDです。
HALは伝統的で洗練された客船群も素晴らしく、リーズナブルなクルーズ料金でありながらラグジュアリーシップのようなサービスをしていると思いました。スタッフは基本に忠実に行動しており、どのスタッフも親切でフレンドリーに対応してくれて英気を養えました。
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