ダイヤモンドプリンセスのような外国籍のクルーズ船が日本の港発着のクルーズ旅行をする時は、
必ずどこか日本以外の国に寄港しなければならないと、法律で決まっています。
ダイヤモンドプリンセスの日本発着コースでは、ロシアのコルサコフ、韓国の釜山、済州島、台湾の花連や高雄、基隆、に寄港します。
私達はロシアのコルサコフに寄港しました。
ロシアで観光するためには、ビザが必要ですが、プリンセスクルーズのショアエクスカーションに参加する場合は、自分でビザを取る必要はありませんでした。
そのために、ロシアのショアエクスカーションの申し込み締め切りは8月13日乗船日の午後7時と厳格に決められていました。
さて。
今までの海外旅行は飛行機で参りましたので、
出入国の手続きは空港で行いましたが、クルーズ船ではどうでしょうか?
なんと、お船の中で出入国の手続きをします。
まず、キャビンのデスクに「お知らせ」とロシアの入国カードが配られます。
クルーズの5日目がロシアコルサコフ入港でしたが、
2日目中に入国カードを記入して、お部屋においておく必要がありました。
これは、ロシアに上陸しなくても、お船がロシアに寄港しておりますので、全員必要です。
入国カード記入と言っても、2か所にサインするだけです。
ロシアコルサコフ入港前の日本の最後の寄港地が釧路ですので、釧路にて出国手続きを行います。
これも、全員必要です。
ロシアに上陸しない人も必要です。
釧路入港中、午後14時~16時30分までの間に、船の中のクラブフュージョンにて、出国審査が行われました。
(上のお写真)
パスポートは乗船時に船に預けていますので、
この審査時に必要なのは、パスポートのコピーと、クルーズカードです。
私達は釧路でカヌー体験をして、お船に戻ってから…
丁度16時ごろに手続きしましたが、すぐに終わりましたわ。
そして、17時出港時間が来てもお船が出港できません。
そうです。
全員の出国審査が終わらないことには、出航、つまり出国できないんです~~~!
結局船が港を離れることができたのは17時40分ごろでした。
さて、ロシアでの出入国の手続きは…。
うーん、忘却の彼方。
ロシアの入国管理局の人が乗船して、パスポートをチェックして、スタンプ押して終了だと思います。
ショアエクスカーションに行く時、テンダーボートに乗ったのですが、その乗り場にロシアの管理局の人がいて、人相チェック?をしていました。
その日、観光などで下船した人全員が乗船したのを確認して、お役人の皆さんはダイヤモンドプリンセスから下船して終了だと思います。
翌日、小樽で入国手続き。
入国手続きのご案内もキャビンにお手紙が届けられます。
入国審査は、日本国籍の人は6階中央とパシフィックムーンダイニングルーム。
日本国籍以外の人はクラブフュージョンと分かれて手続きです。
この書類には、何時に手続きに来るようにと、指定時間が書いてありましたが、
我々はレンタカーを予約していたので、指定時間より早めに審査しました。
朝の5時40分位から、入国審査の係員の皆さまが岸壁で待機していらっしゃいました。
入国審査の方が長く時間がかかったように記憶していますが、それでも、一人当たりは何分もかからずあっという間です。
こちらも、小樽で下船観光はしなくても、全員必要な手続きです。
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