船へと戻って、デッキへ出てみると...
件の客船ターミナルにこんな船が停泊していました。
RORO型貨物船「かりゆし」
RKK LINE 琉球海運 RORO船「かりゆし」 2002年竣工 船籍港: 那覇 総トン数: 9.943t 全長: 154.07m 型幅: 23.0m 型深さ: 15.45m 航海速力: 21.5ノット
"RORO"って解りますか?
"Roll-on/Roll-off"の略です。
フェリーのように乗降ランプを備え、トレーラーなどの車両を収納する車両甲板を持つ貨物船のことです。 ランプもあり、車両甲板もあるので車両を搭載する際もクレーンなどに頼らず自走で搭載/揚陸できるのが特徴。
ただし、人は乗せない(旅客に供するキャビンは無い)。
判りやすく表現すれば、「旅客を乗せないカーフェリー」ですね。
よく解らないのは、折角のターミナルに客扱いをしない貨物船を停めて、旅客が乗ってるクルーズ船を辺鄙な桟橋に停めてるオペレーションですね...
だって、「かりゆし」が停まってる場所の方が、市街地に近いんです。
ターミナル機能がある訳ですから、当然、トイレなんかもある訳で。
こういうところがね...
「おもてなし」などと声高に言いながら、その実、本当の意味での配慮はなされていない
っていう現状がね...
これが地方の客船誘致の実態ですよ...
日本の現状なんてこんなもん...
続く...
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