Peace Boat 「Oceanic」

Peace Boat 「Oceanic」
建造:Cantieri Riuniti dell' Adriatico, Monfalcone, Italy 就航:31 March 1965 最終改装:2000年 総トン: 38,772 トン 船長 : 238.44 m (782 ft 3 in) 船幅 : 29.42 m ( 96 ft 6 in) 喫水 : 8.60 m ( 28 ft 3 in) 航海速力:18 knots (33 km/h; 21 mph) 乗客数:1800(最大) クルー: 565 参考:就航時データ(相違部分のみ) 総トン: 39,241 トン 航海速力:26.5 knots 乗客数:1600(最大) クルー: 560
運航会社の変遷 1965-1986: Home Lines 1986-2000: Premier Cruises 2001-2009: Pullmantur Cruises 船名の変遷 1965-1985: Oceanic 1985-2000: StarShip Oceanic 2000: Big Red Boat I 2000: Oceanic
建造当初のデータからも解るように、この船はもともといわゆる"オーシャンライナー"(遠洋定期旅客船)として作られた船です。シーズン的に、夏はクルーズ船。冬は定期船として使われたため、インテリア的には両方の用途に対応できる作りになっているのが特徴でした。 そもそも建造前の計画段階ではあの"Kungsholm"をモデルとして計画されていた船なのですが(今の"Mona Lisa"ではなくSwedish America Line の先代の"Kungsholm"です)、結果的にはモデルとなったのはLloyd Triestino の"Galileo Galilei"と"Guglielmo Marconi"でした。 ※simplon等で当時のポストカードを見ることが出来ます。そっくりですよ...
Galileo Galilei & Guglielmo Marconi
現代のクルーズ船にも繋がる大きなデザインも試みられています。 一つがプールエリアを覆う可動式の屋根。
もう一つが、テンダーボートの位置です。
この時代の船は、テンダーは船体のトップに設置するのが通常だったのですが、この船はトップではなく、屋根に覆われたプロムナードの上に設置したのです。
ボートステーションはプロムナードにあり、プロムナードは窓に覆われてはいますが、この窓が開閉するように出来ていて、ここにテンダーが降りてきて乗り込めるような構造になっているのです。
そんな船だったのですが、2000年にスペインのオペレータ"Pullmantur"に売却された時に大改造を受け、性能的には一般的なクルーズシップのスペックになってしまいました。その代わりといっては何ですが、古い船にもかかわらず、SOLASに対応した改造を受けることが出来たのです。これが今回、PeaceBoatが触手を伸ばした大きな要因の一つでしょうね... ちなみに、現時点ではまだ"Pullmantur"のクルーが残っているようですが、順次、新しいオペレータのクルーに入れ替わるそうです。(ちなみにPeaceBoatはこのオペレータからチャーターしているに過ぎません...) PeaceBoatの航路の性格上、"Pullmantur"のままでは都合が悪いですからね... なにせ、"Pullmantur"はアメリカ企業である"RCI"の傘下にある会社ですから。

書庫:客船アルバム
Hapag-Lloyd Kreuzfahrten 「HANSEATIC」












