ホーランド・アメリカ・ライン、2024年の新クルーズ「究極の地中海・大西洋航路42日間」を発表

ホーランド・アメリカ・ライン（Holland America Line）は、2024年11月9日出発のフォーレンダム号による「究極の地中海と大西洋航路42日間（42-day Ultimate Mediterranean & Atlantic Passage）」を追加し、より長いクルーズ旅行の提供を拡大させます。

この新しいレジェンダリー・ボヤージは、約1世紀前に同社が実施したクルーズ旅行に着想を得たもので、現代の旅行者がひとつの地域を包括的に探訪できるようにデザインされています。フロリダ州フォートローダーデールから出発し、9カ国16港を巡ります。

1925年2月4日にニューヨークを出発した当時のクルーズでは、わずか550人の乗客が大西洋を横断し、同じ港の多くを訪れました。今度のクルーズ旅行は、ポルトガル、モロッコ、イタリア、ギリシャ、イスラエル、エジプト、チュニジア、ジブラルタル（イギリス）、スペインに寄港する予定で、1925年のクルーズ航程を忠実に再現しています。

2024年のクルーズの航程には、アゾレス諸島のオルタとポンタ・デルガダへの訪問、モロッコのタンジェへの寄港、イタリアのリボルノとチヴィタヴェッキアでの宿泊が含まれています。これらの港からフィレンツェ、ピサ、ローマを観光することができます。その後、イタリアのナポリ、シチリア島のカターニア、ギリシャのピレウス（アテネ）へとクルーズを進めます。

その後、イスラエルのハイファ（テルアビブ）とアシュドッド（エルサレム）、エジプトのポートサイドとアレクサンドリア（カイロ）に寄港し、聖地（Holy Land）へと向かいます。最後の寄港地はチュニジアのラ・グレット（チュニス）、ジブラルタル、スペインのカディス（セビリア）、モロッコのカサブランカで、2024年12月21日にフォートローダーデールで終了します。