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クルーズマンズではじめよう
なぜ、今回のクルーズを選ばれましたか?
Quantumが人気なので是非乗ってみたいと適当なクルーズを探していた所、香港発日本行きの姉妹船Ovationがあったので乗って見ました。
今年7 月に行った香港発の台湾クルーズが予想以上に良かったので、乗船中に今回のクルーズを予約しました。
香港発 のクルーズは比較的安価で、更に乗船中の予約には特典 (On board credit)が付くのが魅力です。
今回の船はRoyal Caribbeanが所有する、今年4月に処女航海した最も新しい船でした。
香港から出航して高知、宮崎、釜山を廻る多 少趣の違った寄港地でかなり興味深いクルーズです。
ロイヤル・カリビアンの人気エリア
実際にご乗船されていかがでしたか?評価とご感想をお聞かせください。
お食事、ダイニング
ビュッフェ・ダイニングのメニューはロイアルカリビアンの標準的なものでしたが、メイン・ダイニングは中華料理を主体としたメニューで標準以下の味でした。食事がイマイチであったことが残念ですが、値段を考えれば仕方がないか?
この船はいくつかのメインダイニングがあり、My Timeというシムテムで「いつでも、どこでも」食べられるのが売りでしたが、毎回長い行列で待つのが大変でした。
やはり我々には決まった時間にのんびりとウェーターと話をしながら食事をするのが良いですね!
4 階の船尾に、夜は エンターテインメントをやるCafe@Two7O という軽食が取れる場所がありましたが、ここはなかなか趣があって良い場所でした。
サービス、スタッフ
Ovationは新しかったこともあり、新人が多くサービスはまだまだという感じでした。
お部屋
海側バルコニー
当然ですが新しくて清潔でした。
船内の施設、アクティビティ
ドイツのマイヤー・ヴェルフト社(Meyer Werft)で建造され、今年4 月に就航した新造船。
168,666 トン、乗客定員4,180 人の大型船。
22万トンの船にも乗ったことがありますが、大きさ的にはその差を感じないぐらい大きな船でした。
現在は香港を中心にアジアン・ クルーズに供されています。
個人的には客船の原型をとどめてい る13万トンクラスのVoyagerの方が好きです。
最近の新しい船には色々なエンターテインメントが採用されていて、 船会社の目玉になっています。
この船でもスカイダイビング・シミユレ ーター、バンパー・カー等これまでの船にはなかった新しい娯楽を体験ができるようになっています。
中でも海上90mまでゴンドラが上がり、船を上空から眺められるNorth Starという乗り物は、なかなか迫力 があり、普段見られない位置からの船の光景は圧巻でした。
シアターの規模も申し分なく、一通りのエンターテインメントが揃っている船でしたが、公演の種類、回数が少ないのが残念でした。
Cafe@Two70では毎日朝食を食べました。
景色が最高!
中国人が全体の9 割、日本人5人、これも前回の香港発Voyagerと似ていましたが、乗客が1,000 人多い分騒音レベル も高かったような気がしました。
今回の経験から、クルーズは多 少暑い時期にデッキで昼寝をしながらビールを飲んで、のんびりするのが最高であるとの結論に至りました。
寄港地での移動や観光についてお聞かせください。
香港
いつもと同じで、飲茶を食べてから船に乗り、船を降りてから飲茶を食べる。香港の夕方便で日本に帰国する場合は九龍駅のエアポートカウンターで荷物をチェックイン(朝早くから手続きできます)してから、手ぶらでの香港観光が可能です。
高知
シャトルの便数が少なく、街に出るまで時間がかかりました。中国人の団体客が多いとシャトルは混まないようですが、個人客が多い場合は皆んなが使うため大変混雑するみたいです。なにせ言葉が通じない4,000人ですから!しかし高知は船で訪れには最適な場所です。
寄港地としてはクルーズ船が着ける港の設備も重要ですが、港からの交通インフラが一番大切です、一般的には港に居れるのは8時間程度ですから。
最近出来た埠頭に接岸されましたが、まだまだ周辺設備 が完成されておらず閑散とした港でした。
それでも、地元の幼稚園生がブラスバンドで迎えてくれて、街の人達が大型クルーズ船の到着を熱烈歓迎している様子を伺うことが出来ました。
高知は港 から街の中心地まで近く、また我々日本人は優先入国審査で最初に出られたことから早々と街に繰り出しました。
高知では何と言っても「鰹」を食べることが一番の目的でしたから、ひろめ市場に直行、早速「わら灸り鰹たたき」を頂きました。
大変美味しかったのですが、久し振りの日本食で食べるのに忙しく、その美しい盛り付けの写真を撮るのを忘れてしまい残念!
腹ごしらいも終わり高知城に行きましたが、満腹とほろ酔いで城までの坂はかなりきつかったです。
天守閣からの眺めは曇り空でしたが、なかなか良い景色でし た。
油津(宮崎)
全くがっかりでした。クルーズ船が着くと店を閉めてしまう、中国人が大挙して押し寄せると面倒くさいからだそうです。油津はまだまだ大型船を受け入れられるような街ではないと思いました。
残念ながらここから宮崎市に行くのは時間的に無理です。
高知とは打って変わって、宮崎は快晴でした。
小さな島をくぐり抜けて本船は、宮崎市の南にある日南市の油津港に接岸しました。
油津はかつては東洋一のマグロ漁港として栄えていましたが、現在は木材チップの積み出し港となっています。
人口6,000人弱の街に乗客4,200人とその乗組員(1,500 人)が繰り出すので、大変なことになってしまします。
県内のいたるところからかき集めた観光バスが100台、街とのシャトルバスが10 台、 小さな街のためタクシーはほとんどなく、下船した乗客が長蛇の列でシャトル・バスを待っている状態でした。
やっと街に出 ると小さな商店街が船の乗客に占拠されるという異様な光景が見られました。
昼食をとる場所も少なく、どの店も対応にてんやわんや、我々が到着した頃には殆どのレストラン(食堂)が売れ切れ状態でした。
結局我々はラーメンを食べて早々に船へ戻りました。
それでも中国人 にとっては大型スーパー、電気店とドラックストアがあれば十分なようで、例の爆買いを見ることが出来ました。
しかし、以前に比べれば買い物の量は減ってきたようです。
釜山
釜山も大型クルーズ船が停泊できる埠頭が十分でないようです。今回はコンテナー岸壁に停泊しましたが、夜はセキュリティーの関係でゲートが閉まってしまうので、船まで辿り着くのが大変でした。釜山は観光には素晴らしい所ですが、やはり港が問題のようです?
釜山には仕事で何度も行きましたが、街を歩いた経験が少なかったので今回は期待していましたが、あいにくの雨で、結局釜山タワー、南浦洞、チャガルチ市場を見るのが精一杯でした。
しかし、食べ物には恵まれて、昼食に食べたアワビ粥とアワビのバター妙め、タ食には河豚づくしで大変賛沢な食事を頂きました。
釜山は韓国で-番大きな漁港で、海鮮料理はソウルより安く食べることができます。
河豚は以前、 雑魚としてチゲ鍋に入れて食べられていましたが、戦後下関から日本流の食べ方が伝えられ、今に至っています。
ちり鍋は河豚のぶつ切りとせり、もやしのみのシンプルなものですが絶品です。
韓国に行った時には是非試して見て下さい。
仕事の関係で釜山の近くの造船所に駐在している、仲間と久し振りに会うことができました。
釜山で船を降りてから戻るまで完壁なアレンジでした。
仲間とのタ食は、 昔のように大声を出して酒を交わして、素晴らしい時問を過ごすことができました。
忙しい中2 時間も掛けて来てくれたこ と本当に恐縮しています。
素晴らしい「出会い」プレゼント! 今年一番の出来事でした。
仲間との再会はいつも素晴らしい、歳を取るにつれて、その素晴らしさは何倍にも感じる!
予約・手配に利用した事業者の対応や利便性はいかがでしたか?
RCI日本語HPで4ヶ月前に予約。為替が円高に動いてきたので3ヶ月前に残金を支払い完了。その後の流れは前回の時と全く同じ。香港発のクルーズは中国仕様で安いが、多少グレードダウンしている部分がある。これを受け入れると比較的安く最新な船に乗ることが出来ます。HPを頻繁に見ているとお得な情報もあるので、興味を持つことが重要みたいです。全く問題なくこのクルーズは完了しました。
今回のクルーズは、どのような方にオススメですか?
香港から日本、韓国を訪れる、中国人の皆さんの爆買いツアーです。多少毛色が違ったクルーズですが、新しい船を体験したいのであれば、値段も適当ですしお勧めです。日本人は殆ど乗っていません!
新 しい発見もありましたが、結論としてこのクルーズの多くの乗船客は買い物が目的の、「爆買いクルーズ」である ことが分かりました。
香港発の良いところは、日本から近いこと、クルーズターミナルが新しく大きいこと、そして何より乗船前に美味しい中華料理が食べられることですか?
今回で2 回目の香港発クルーズですが、勝手知った場所故、短時間でやりたい ことが殆どこなせることが何よりです。
香港では船に乗る前と後に鼎泰豊で小龍包を食べましたが、本当に間違いがない味でした。
高知、宮崎とこれまで訪れたことのない所に行けたことは 何よりでしたが、日本の入管手続き、港の受け入れ態勢等 まだまだ改善すべきところが多いと感じました。
世界に誇れる多くの観光名所と日本食を含めた文化を外国人に広めるにはクルーズ船の受け入れが必須と考えるが、どうでしょうか?
最近はクルーズを中心に旅行を計画しています。
クルーズの良いところは、Check-inして荷物を整理したら、その後は 食住完備で目的地まで行ってくれることです。
リタイヤした欧米人の楽しみになっているのも額けます。
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