日本発着 or フライ&クルーズ
日本発着はもちろんお手軽で、さらに今年は選択肢も結構多い。しかし、10日間の休みが取れるのだから、やはり海外発着のフライ&クルーズを考えたい。
日本発着2人の料金を大まかに纏めると、日本発着はコスタベネチアのバルコニーが税・チップ込みで45万円。MSCスプレンディダが50万円。クイーンエリザベスがリピーター割引で70万円。
これを目安に、フライト込み、バルコニー付きの部屋で2人60万円に収まるなら海外発着を考えることにしました。お小遣いは何れにしても別です。
6つのコースを検討しました。
Veendam HAL
(Rome~Corfu~Veniceのイタリア半島回遊) 4/28~5/5
Meraviglia MSC
(Copen~St. Petersburg~Copenのバルト海周遊)4/28~5/5
Opera MSC
(Bari~Venice~Mykonos~Bariのアドリア海周遊)4/27~5/4
Azura P&O
(Southampton~Rotterdam~Zeebrugge~Southampton 英仏海峡周遊)4/27~5/4
Horizon Pullmantur
(Athens~Santorini~Mykonos~Athens エーゲ海周遊)4/28~5/5
Zenith Pullmantur
(Lisbon~Vigo~Dover~Malmo イベリア半島回遊) 4/26~5/4
家内との話し合い
上記の6コースを比較検討したプロセスは、今までのブログで述べましたが、我が家は、夫婦でのクルーズがメインですので、ショートリストをした後は、家内との相談で最終決定を行います。
今回の上記6コース。実はそれに2コースを追加して相談しました。追加した2コースは、以下の「西地中海のイタリア・フランス海岸巡り」と「西地中海の島巡り」です。
西地中海のイタリア・フランス海岸巡り
西地中海の島巡り
家内にとってはこちらも魅力的でしたが、最終的には船が決め手で、HorizonのギリシャとZenithのリスボンからマルメのどちらかとなりました。
結論から言うと、Pullmantur Horizon (Atens ~ Santorini ~ Mykonos ~ Athens)のクルーズ + Aeroflotモスクワ経由フライト (4月27日往路、5月5〜6日帰路、うち27日乗船、5日下船)を選択しました。
リスボンは少し欲張りすぎ。と家内、ギリシャの島は運動能力が高い元気なうちに行くべき。と私。
以前ドブロニクに行った際に、リタイヤしてからこの城壁巡りは結構きついね!と話をしていましたので、元気な50代でギリシャに行くことが決まりました。
今年の年末に、横浜発シンガポール行きのDiamond Princessリポジションニングクルーズが13日間の日程で予約済みですので、GWは少し控えて10日間で戻ることにしました。
クルーズ日程
フライト日程
部屋選び
クルーズが決まったので、残るプロセスは部屋選びです。
ギリシャの島巡りは部屋から見る景色も魅力ですので、やはりバルコニー付は外せません。特に、PullmanturはAll inclusiveなのでワインとチーズで夕暮れの島をみながら一杯。たまりませんねぇ〜。
最近の船は、バルコニー付きが多いのですが、それ故に背が高く船としての美しさが失われてきているのは残念です。
私が思いを寄せる最高の美人はRoyal Viking Sun/Star/Skyの三姉妹で、美しさはいつまでも完璧です。(3隻とも現役です。このHorizonが良ければ、次はクラシック船を選んで乗ってみたいのですが、初航海1972〜3年の船ですので、船齢45年以上のおばあちゃん。状態はメンテナンス次第ですね。)
Fred OlsenのBlack Watchは元Royal Viking Starです。完璧な美しさ。
さて、今回選んだHorizonもアールデコのシルエットが美しい船ですが、その分バルコニーが少ないのは仕方ありません。9〜11階の3フロアだけにバルコニーの部屋があります。
8階はエンターテーメントフロア、前方からシアター、中央カジノ、後方ダンスクラブとなっています。9階は客室ですが、救命ボートのフロア。10階は客室のみ。11階プールフロアで前方が客室の構成です。
8階
9階
10階
11階
並べてみると良く判ります。
スペイン系ラテンの血が騒ぐ船の8階は夜遅くまでとても賑やかであることはまちがいないでしょう。9階は避けておくべきですね。11階は前方のみ客室ですが、後方のプールデッキ部分が張り出しているので後方視界はどうでしょうか。前方はブジッジですので、前方視界も少し疑問。10階がベストだと思います。前方は5室がバルコニー付き、6室目からはスイートです。やはり視界が良いのは6室目から後方なのでしょうね。だとしたら、最後方が良いのかなと思います。
Horizonは1990年就航の船ですので、最新のポッド推進器ではなく、プロペラシャフト。後方はシャフトの小刻みな揺れがくるのでしょうが、家内はあの揺れが割と好きで、乗っている感があるようです。 後方視界が確保できる最後部の部屋。
後は右舷にするか左舷にするか。 航路を見るとどちらも優劣なし。最後は寄港地の着岸データを画像検索でみましたが、Piraeus港は左舷止めの様なので、左舷の最後尾。1099号室を抑えることにしました。
2019年GWのHorizonで行くギリシャ島巡り確定金額
最終的に確定したのは、希望通りの1099号室。まだ部屋はほとんど残っていました。金額は、部屋を選んだので少し上がって、一部屋$1794(一人当たり$897)に税金、港湾使用料、チップ、手配手数料全て込みで$2510。フライトが¥222660でした。50万円以内に収まり大満足。来年が楽しみです。
次のブログで、選定プロセスの解説を行います。お楽しみに。
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