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船の本 「Complete Guide to Cruising & Cruise Ships 2009」

シリーズ  書庫:船の本

今年も例年通り発行されました。 昨年版をご紹介したのが11月、一昨年が12月でした。 それに比べると、今年は早い...(^^;) 本の内容についてはいつもどおりですのでご紹介は省略させていただきます。

amazonのページ
Douglas Ward (著)
ペーパーバック: 708ページ
出版社: Berlitz; 2009.版
ISBN-10: 9812685642
ISBN-13: 978-9812685643
商品の寸法: 21.8 x 14 x 3.6 cm


今年もレーティングトップは"Hapag Lloyd Cruises"の"Europa"です。 ポイント内訳は Ship 477/500 Accommodation 183/200 Food 371/400 Service 359/400 Entertainment 90/100 Cruise 372/400 --- Total 1852/2000 勿論、☆☆☆☆☆+ です。 トップ10を載せておきます。 1:1852 Europa Hapag Lloyd Cruises ☆☆☆☆☆+ 2:1788 Sea Dream II Sea Dream Yahct Club ☆☆☆☆☆ 3:1786 Sea Dream I Sea Dream Yahct Club ☆☆☆☆☆ 4:1779 Seabourn Legend Seabourn Cruise Line ☆☆☆☆☆ 5:1770 Seabourn Spirit Seabourn Cruise Line ☆☆☆☆☆ 6:1769 Seabourn Pride Seabourn Cruise Line ☆☆☆☆☆ 7:1760 Silver Shadow Silversea Cruises ☆☆☆☆☆ 8:1760 Silver Whisper Silversea Cruises ☆☆☆☆☆ 9:1740 Hanseatic Hapag Lloyd Cruises ☆☆☆☆☆ 10:1709 Queen Mary 2(Grill Class) Cunard ☆☆☆☆☆ ちなみに、 飛鳥II 1685 ☆☆☆☆+ ぱしふぃっくびいなす 1542 ☆☆☆☆ にっぽん丸 1390 ☆☆☆+ ふじ丸 1195 ☆☆☆ です。 ※実は個人的には違和感バリバリ...(^^;)


さて、いつまで"Europa"の天下が続くのか...
実は来年、"Europa"を脅かすかもしれない船がデビューします。
トップ10の常連、Seabourn Cruise LineとSilversea Cruisesの新造船です。
Seabournが"Seabourn Odyssey"(32,000トン)
Silverseaが"Silver Spirit"(36,000トン)
です。
ただし、"Seabourn Odyssey"が春、"Silver Spirit"が11月デビューなので、来年版に間に合うのは"Seabourn Odyssey"だけかも...(^^!
注目です。


前記事でもちょっと触れたクルーズラインの評価ですが、ちょっと面白いので点数を載せておきます。ちなみに評価しているのは食事とサービスです。 Cruise Line Food Service Total Carnival 5.60 5.98 5.79 Celebrity 7.56 7.76 7.66 Costa 5.82 6.12 5.97 Cunard 7.86 7.86 7.86 HAL 6.54 6.94 6.74 MSC 7.24 7.56 7.40 NCL 6.02 6.56 6.29 P&O 6.80 6.82 6.81 Princess 6.62 6.98 6.80 RCI 5.58 5.98 5.78 Star 6.54 6.60 6.57 これをTotalで順番に並べると... 1:Cunard 2:Celebrity 3:MSC 4:P&O 5:Princess 6:HAL 7:Star 8:NCL 9:Costa 10:Carnival 11:RCI う〜ん、物議をかもしそうなランキング...(^^;) ちなみに、私としても部分的にかなり納得がいかないランキングです...(^^;) 一番の不満点はHALが低すぎ、Celebrity高すぎっていうあたりですかね...


この本は、あくまでダグラス・ワード氏個人の主観による評価であって、ものさしの統一性は評価しますが決して客観的なものではありません。なので、私個人としては知らない船の参考にはしますがそれほど重要視するほどのデータとは思っていないというのが現状です。とりわけ、「人によるサービス」に過度に偏重している傾向があります。
あと違和感があるのは"食"の部分ですね。日本人の感覚とはだいぶ違います。
※それと、どうも評価時の"特別扱い"の匂いがするんですよね...

この本のレーティングをさも絶対視するような旅行社やメディア、また個人のマニアの方がいらっしゃいますが、そういった文章や評価は私としては一枚フィルターをかけて見るようにしているほどです。

毎年毎年、追いかけるほどの本ではありませんが、注目の新造船がデビューした年はチェックしておくと良い本だと思います。


過去の記事
船の本 「Cruising & Cruise Ships」
船の本 「Complete GUIDE TO CRUISING & Cruise Ships 2007」
船の本 「Berlitz 2008 Complete Guide to Cruising & Cruise Ships」


もしランク付けを知りたい船がありましたらコメント欄に書いてください。
返信しますので....(^^!

harubarukitadehakodate

船にも格付けがあるんですね!ミシュランのように・・・。
横浜の大桟橋に大きな客船がよく来ます・・。今度は名前を気を付けて見るようにします。ちなみにうちの父が港湾なので、大きな船がくるといつも連絡くれます(笑)やはり見ていて楽しいようです。

はい、あるんですよ、ちゃんと。
よく"五つ星客船"などとパンフレットなどに乗っているのは、大抵はこの本が出典元なんですよ。

敬天愛人

この本はすべて横文字ですか?

私は、国内の雑誌“クルーズ”しか知らなかったもので・・。

はい、洋書になります。
昔々はその"クルーズ"誌を出してる海事プレスさんが翻訳本をだしたこともあったんですけどね…

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