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Princess Cruises 「Dawn Princess」

シリーズ  書庫:客船アルバム

Princess Cruises 「Dawn Princess」

就航年 1997年5月 建造 1997,Fincantieri,ITA 船籍国 イギリス 総トン数 77,441トン 全長 261.3m 全幅 32.2m 喫水 8.0m 巡航速力 21ノット 乗組員数 900名 客室数 975室 乗客定員 1,950名


客船の大型化に関しては若干遅れをとっていたプリンセス・クルーズが、パナマ運河を航行できる最大級のクルーズ客船として就航させた「Sun Princess」に続く同型船の第二船。 この船の後、一時期は世界最大の客船だった「Grand Princess」が就航するのですが、なぜか、この船は一番船である「Sun Princess」とともに、この「Grand Princess」と同じくくりである"GRAND CLASS"という場所で語られている船です。そのため、"GRAND CLASS"の第二船という肩書きもあったりします。 ※造船所は皆同じイタリアのFincantieriです。 ちなみに... 一番船が前述の「Sun Princess」で1996就航。 二番船がこの「Dawn Princess」で1997就航。 三番船が「Grand Princess」で1998就航。 四番船が「Sea Princess」で1998就航。 (途中、P&Oに移籍して"Adonia"となるが2005にプリンセスに戻る) 五番船が「Ocean Princess」で2000就航。 (現在、P&Oの「Oceana」) となっていますが、なぜか、「Golden Princess」以後のいわゆる"GRAND CLASS"は、この通番では語られることは無いという不思議なことになっています...??? というわけで、実際の姉妹船は四隻になると考えるのが妥当ですね...(^^;) Sun Princess、Dawn Princess、Sea Princess、Oceanaの四姉妹の次女ということで...


コンセプト的には、同じグループの"Oriana"の手法がかなりとり入れられている印象があります。 あちらはドイツのメイヤーベルフトの建造なので外観などはだいぶ異なりますが、バルコニーキャビンの作り方などは似ていると思います。あと後のAuroraへの影響を感じるのが、船体下部よりも上部をオーバーハングでせり出させることにより、より多くの客室面積を稼ぐ手法などでしょうか...

ちなみに、ファンネルの"鳥かご"のようなカバーを採用したのもこの型の船からですね。

プリンセス・クルーズとしても力が入っていた船なので、インテリアなどにもかなりこだわりを持って作られている船です。チーク材や真鍮などの天然素材がふんだんに使われています。チーク張りの広いデッキやプロムナードデッキなどが象徴でしょう... この型の姉妹船の難点はプールがちょっと小さいことでしょうか... クルーズエリアにもよりますが、それなりに定員が多い船なので混んでしまうことが多いようです。 全975室の客室のうち410室がバルコニー付き。 この時代の船としてはバルコニー付きキャビンの比率は高い方でしょう。

たっち。

おはようございます。
昨日いらしてたのですか?
順光の午前中に快晴の空。。
☆ポチ!させていただきます。
夜のDawn PrincessをTBさせていただきますね!

Anton

すごい!すばらしいお写真の数々!
私が撮影したのとは別の日みたいですね。
解説もなるほど!でした!!傑作を。

たっちさん、おはようございます。
プリンセスのこの型は生で見たことが無かったので、矢も盾も無く出かけてしまいました...(^^;)
もう一時間半早ければ、影が無い絵が撮れたと思うんですけどね...
でも、天気良かったので...(風は凄かったけど...)
結構、自己満足してます...

Antonさん。
ありがとうございます。Antonさんの入港写真、しっかり見させていただきました。この日は風も強くて、お昼前後は富士山がくっきり見えてましたから、これが朝からだったら大黒側から撮ればばっちりだったでしょうね。朝の天気が恨めしいですよね。

内緒さん
ありがとうございます。
船首のマークは船社のマークですよ。
プリンセスやP&Oの船にはついているものが多いですね。
クリスタルクルーズや飛鳥にもついてますよ。
デザインは違うので、注意してみてみてください。
※なかなかアップで撮る機会は難しいとは思いますが...

沙耶

PUNIPさんの夕日も良かったですが、昼間の明るい感じと空の青が良く合っていてすてきですね♪

私の個人的な考えですが...
クルーズ船はキャラクター的には"昼のキャラクター"だと思ってたりします。夜景や夕景もいいんですが、それは私にはどちらかと言うと定期船のイメージなんですよね...
なので、昔の客船なら夕景や夜景を追いかけたくなるんですが、こういう白一色系のクルーズ船は、明るい青空の下で撮りたいと常々思っています。
※欲を言えば、青一色ではなくて白い雲もちょっと欲しいんですよね...

yu

おはようございます 大阪の客船ブログの方から4席の姉妹船があることを知りましたが 4隻って多いですよね〜^_^; それも大きな船ですし・・・ 日本では飛鳥Ⅱ一隻がめいっぱいでしょうか・・^_^; それも飛鳥1〜2へは事情がありましたしね・・ この景気では益々日本での大型客船はのぞめないですね 飛鳥Ⅱも10年以上完成からたちますよね? いつか飛鳥Ⅲが8万トンとか10万トンなどで見れたらな〜

yuさん、おはようございます。
4隻って、決して多い方でもないですよ。まぁまったく同じで4隻っていうのはちょっと珍しい方ではありますけど。横浜には来ていませんが、旧ルネッサンスクルーズの"ルネッサンス"とか"R"シリーズは、8隻も姉妹船がありますしね。
日本船で複数船の運用は今は難しいでしょうね。需要がそもそもあまり無いですし...皆さんがもっと船旅に目覚めてくれればそういう時代も来るかもしれませんが...
あと、国内事情的に、今の飛鳥2のサイズが日本船では上限かもしれません。最低限、瀬戸内海通れるサイズでないと...となると、6万トンあたりが上限になるかと...

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