ちょっと写真は前後しちゃうんですが...
天津に入港した時の絵です。
※リアルタイムで投げたものです。
これがターミナルのビルの一部。
※写真を撮ったのは朝食の前です...
実はこのSAGA Ruby乗船時点では、9月にRCIのVoyager of the Seasの上海->天津クルーズを予約していて、天津下船後の帰国の方法をどうしようかと思っていたっていう背景がありまして...
皆様ご存知とは思いますが、天津って、北京の外港として位置づけられてるんです。なので、日本から天津へのアクセスというと、実は直接天津へ向かうよりは、北京を経由する方が便利だったりします。
そう、例えば航空機の天津直行便はセントレアからしかありませんが、北京なら日本のたいていの空港から毎日直行便があるように...
まぁ、どうしても天津へ降りたいとなれば、星組ファンの私としては、仁川経由のアシアナ航空っていう選択になるところですかね...
というわけで、丁度良い機会なので、このSAGA Rubyの天津寄港を利用して、港から北京空港まで往復してやろうっていう魂胆でした。
で、調べましたよ...
天津には実は日本から定期フェリーが行ってるのをご存知の方も多いと思いますが、ネットを漁ってもこのフェリーのターミナルのことしか書いていないんですよね...
下調べの段階でも、フェリーと同じ港っていう事をおっしゃってる方も居て...
とうわけで、このフェリーが着く港のほうの資料をバッチリ揃えてのぞんでいた訳ですが...
なんと、船がついたのはそのフェリーの港とはまったく違う場所だったという訳で...
用意した資料は何の役にも立たず...(^^;)
ちなみに、フェリーの港は天津新港(東疆郵輪母港)という港で、クルーズ船が着く港は、天津国際郵輪母港(以下、天津国際クルーズターミナルとします)という港になります。
ターミナルビルは Dongjian 港の南側に位置し、敷地面積は70万平方m。
まだ建設途上で、ターミナルは半分しか出来ていません。
最終的な敷地面積は160万平方mにもなるとか...
将来的には同時に6 隻のクルーズ船が係留可能となるそうです。
岸壁延長は625m (12年上半期に350m延長予定。最終的に総延長1600mとなる計画)
岸壁水深は11.5m
とにかくまだ何にもないのでだだっ広いだけ...(^^;)
そして何よりの問題は、公共交通機関がまったく未整備っていうこと。
我々が到着した3月時点では、バスすら無い状態で、実質、交通機関はタクシーオンリー。
そのタクシーですら、ターミナルから街へ行くのは良いとしても、帰りは運転手が場所が解らない可能性が非常に高いという...下手するとフェリーの新港の方へ連れて行かれてしまうっていう例が後を絶たない状態らしい...なんだかなぁ....
港からの街主要部への距離はそう変わらないようなのですが、実は天津港って、街から離れてるんですよね...
一番最寄の街は実は天津ではなく塘沽(タングーとでも読んでください)という街で、この塘沽まででもタクシーで30分ほどかかります。
天津まで行こうと思うと、なんとその距離50km超。
タクシーで所要90分超といったところですね。
ご多分に漏れず、天津も渋滞がひどい街なので、所要時間は最低限と思ってください。
天津から北京は140km程度。
ここは高速鉄道があるので、30分ほどの所要時間で移動できます。
というわけで、天津国際クルーズターミナルってとてつもなく不便なんですよね...
こんな不安を感じながら、さてさてどうしようかと悩んでいると、流暢な日本語で話しかけてくる中国人が一人...
彼、「呉」さんっていう、日本に留学経験がある現地の実業家さん。
なんでも、クルーズ船がやってきたときは、友人の旅行会社の手伝いで、何人かで旅客運送業をやっているんだとか...
※彼自身も旅行業とはまったく関係の無い会社の社長なんですけどね...
というわけで、その現地の旅行会社が請け負うトランスファーに乗らないかというお誘い。
まぁ、日本流に言えば白タクですかね...
車は彼らの自家用車。この時は3台いました。
※何故か皆ピカピカの日本の新車でした...
料金を聞いてみると...
塘沽までなら100元 天津まで400元 北京空港まで1000元
とのこと。
これは車一台のチャーター料金みたいなものなので、1台に何人乗ってもこの料金だそうです。
考えていた交通機関は場所違いで役に立たないので、選択肢としてはタクシーか彼らかの2択になります。目的地でさえよく解っていない知らない場所に加えて、言葉も通じないタクシーより、言葉で意思疎通が出来る彼らの方へなびくのはある意味必然だったのかもしれません。
港がこんな場所ではなく、思っていた新港の方であれば、バスで塘沽の駅まで行って、1日に6本あるっていう北京への直通高速列車に乗ろうと思っていたのですが、時間が読めないので、天津駅まで行ってもらうことにしました。
結果的には、コレが大正解でした。
次回は、珍道中の顛末...
内緒さん、こんにちは。
片道です。
結局、列車の都合で、帰りも彼らにお願いすることになったので、往復で800元でした。
例のディナーに間に合わなくなりそうだったので…
はじめまして(^▽^)
1枚目とてもキレイです^^
ひろーいけど誰もいないですね〜
★ぽち
ただでさえ遠い天津新港なのにその港より更に遠いんですね?
天津港自体が貨物がメインだから何時来るか解らんクルーズはハジの方に仕方がなくターミナルを作るんでしょうね〜
天津新港ならば北京直のバスが有るんだけどこんなに離れていてはバスも役立たずですね(笑)
りんさん、こんばんは。
まわりにもまだ何もないので、ホントにクルーズ船の乗客しかいません。
しかもこの天津はオーバーナイトだったので、北京市内のホテルに泊まる観光が人気だったようで、乗客も出払った後っていう感じですね…(^^;)
Pandaさん、こんばんは。
そうなんですよ…(^^;)
周りはいかにも埋め立てしたばかりっていう風情でした。
寒々としたターミナルでしたね。
長距離バス停も看板だけ。いつからどこへ行くのでしょうねぇ。
cruise_qm2さん、おはようございます。
cruise_qm2さんはターミナルの中を散策されてましたよね。私は船から出口までしか見てないので…(^^;)
尚更、寒々とした印象なのかもしれません。
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