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クルーズ旅行を、みんなの経験から。

水中翼船PT−50 「王将」

三重県、鳥羽港から国道(?)をクルマで走ること10分、やがて右手の建物の屋根にこんな一風変わった船が保存されているのが目に入ります。

これがかつて日本の各地を走り回った水中翼船PT−50の一隻を和風レストランに改造した王将さんです。

赤い水中翼と青い船体のコントラストが実に鮮やかです。

1963年製ですからもう46年も経つのですが、不思議とあまり古さを感じません。

引退したのは1982年。以来27年間、ここで第二の人生を過ごしています。

そういえばわたしがここからさほど遠くない鈴鹿サーキットで、はじめてそのお姿を見かけた日本人初のフルタイムF1ドライバー、中嶋 悟氏も「悲しき水中翼船」なんて唄をレコーディングしていましたね〜

イメージが崩れることの怖さゆえ、いまだに一度もその唄を聴いたことがありませんが・・・

ロータス・ホンダ99Tを駆って、あのアイルトン・セナのチームメイトとしてブラジルGPにデビューしたのはこの水中翼船の引退から5年後のことでした。

すみません、脱線しました(汗)

奥のおみやげ物屋さんの窓には現役当時のこの船の航行中の写真が飾ってありました。

説明版です。

少し補足しますと、現在、こういったスタイルの「半没型」(翼が半分以上水面より上にある)と呼ばれる水中翼船は日本国内どこにも就航していません。

1997年にこの「王将」より小型のPT−20型が引退してその歴史を閉じ、その最後の一隻「金星」は現在、広島県呉市の大和ミュージアムに保存展示されています。

それにしてもこの船、こんな山奥(失礼!)まで、いったいどうやって運んだのでしょうか?

これが現在、日本各地で就航中の「全没型」と呼ばれる翼がまったく水面下にあって見えないタイプの水中翼船「セブンアイランド虹」です。

米ボーイング社製で、日本でも川崎重工がライセンス生産していた「ジェットフォイル」と呼ばれるものでPT−50に較べると長さは3メートルぐらい長いだけですが、総トン数は280トンで倍以上、かなりずんぐりむっくりした感じですね。

新しい形の水中翼船と言ってもこのタイプ、もうデビューしてすでに30年以上経過し、国内の船で一番新しい船でも1995年建造ですからもう14年も経っています。

次世代の水中翼船がどんな形になるのか実に興味深いところです。

ところでこの水中翼船「王将」、予約制で船内で美味しい海鮮料理が食べられるようですが、残念ながら今回は諸般の事情からゆっくりと外から眺める暇すらなく立ち去ることになってしまいました。

くそ〜!!!

ここも今度は絶対、ひとりでゆっくり来てやるぞ〜(泣)

このブログは、書いた人のサイトから取り込んだ記事です。元の記事を読む

コメント

11件

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浜
浜っ子半魚人2009年8月10日 01:15

三重行って来られたんですね〜! 三重と言うと、鳥羽の保存船「日本丸」を思い出しますが、今は無き・・・! やっぱり小さな船が多いですね。しかし、水中翼船「王将」スゴイ保存の仕方ですね。 昔、松山⇒呉で水中翼船乗った事ありますがとに角早かったのにはビックリしました〜!w

punipcruises
mr. punipcruises書いた人2009年8月10日 21:57

内緒さん、コメントありがとうございます。

punipcruises
mr. punipcruises書いた人2009年8月10日 22:05

浜っ子半魚人さん、こんど鳥羽に行く機会があったらこの水中翼船に寄ってみてください。 在りし日の姿を思い起こすことが出来るかもしれませんよ。

D
DOCK2009年8月10日 22:52

瀬戸内海には、水中翼船がたくさん走ってたんですけどねぇ。私が乗船した時は、翼にゴミが引っ掛かったとかで、後退して取り除いてた記憶もあります。懐かしいですね。 船尾の翼が見えませんが、邪魔だから取っちゃったのかな?

punipcruises
mr. punipcruises書いた人2009年8月12日 00:21

DOCKさん、このころの水中翼船は速いけれど波には弱かったみたいなので瀬戸内海やこの伊勢湾あたりはちょうどよかったみたいですね。 船尾翼は無かったです。やっぱり邪魔なのでしょうね。 でもなんとなく違和感がありました(笑)

鉄
鉄軌星斗2009年8月13日 11:29

PUNIPさま こんにちわ。 これはまた、すごい所に乗っかってますね(笑)。 昭和57年8月に家族旅行で伊良湖岬から鳥羽まで水中翼船に乗ったのですが、もしかしたらこの船だったのかも知れませんね。 このタイプの水中翼船は、確か神戸から徳島や鳴門へ就航していた阪急汽船で使ってたのと同じタイプではないでしょうか?幼少の頃中突堤でよく見ていたので、とても親近感があります。でも、まだ小さかったので写真は皆無です(泣)…。 では、失礼します。

punipcruises
mr. punipcruises書いた人2009年8月15日 00:27

鉄軌星斗さん、この形の水中翼船はかなり沢山製造されたみたいです。 こんな感じで、伊勢志摩は古い客船の宝庫でした。 あとは「ぶらじる丸」さえいてくれたらなぁ・・・とそればかりが悔やまれます。 わたしにとって中国は遠すぎます。

-
-2012年9月26日 16:54

ごぶさたしております。 先日、悪い仲間3人組で「王将」再訪を果たしてきました。水中翼船も健在。パールロードの全線無料化で国道利用の観光バスが減ってしまったこのエリアですが、一般ツアーではなく会社や団体の貸し切り観光のバスが開店直後からひっきりなしにやってくる盛況ぶりでした。 店長に無理をお願いして船内も見ることができました。装備品は座席も含めてすべて取り外され、キャビンは団体様専用のお座敷食事処に改修されています(ブリッジは物置でした)が、窓だけは現役時代のまま。しっかりメンテナンスされて丁寧に使われている感じでした。 開店から昼食予約のテーブルセットが始まるまで、だいたい午前8時半から10時くらいまでなら船内見学できるとのこと。ただしその時間帯は船内がまだとっ散らかった状態なので写真撮影はOKだが詮無い写真のブログなどへの公開は控えて欲しい、とのことでした。

punipcruises
mr. punipcruises書いた人2012年9月26日 22:24

TeeWindsさん、レポートありがとうございます。 そうですか…団体専用のお座敷になっているんですね。 わたしが行ったときはその日の宿の食事時間が迫っていたので入店を断念しましたが、食事しなくても見学OKならまた機会があれば訪ねてみたいと思います。 でもブリッジが物置なのは残念(笑)

船
船好き海好き2015年11月4日 18:25

この船は間違いなく、昭和時代に離島に行く定期船から見ました。三重県人です。すごい波しぶきをあげて飛ぶように抜いて行きました。船体がすべて海面から浮いていて、前が見えるんだろうか?といらぬ心配していた、当時は小学生5年頃、昭和55年かな?乗りたかった。この航路は昔、ホバークラフトもいました。いつしか、渥美の方で止めてあるのを見たときは、引退していました。今は、静体保存ですが、引き取り?手があって良かった。時おり、前をとうります。迫力あります。クレーンで分割しながら上げて上でつないだそうです。エンジンはありません。マイバッハらしいですが!ずっとあってほしいです。

punipcruises
mr. punipcruises書いた人2015年11月6日 09:46

> 船好き海好きさん コメントありがとうございます。 思い出の船なんですね。 ずっと残していてくれるといいですね^_^

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