前日の終日航海日は船が霧笛信号を鳴らし続ける濃霧だった上、ハリファックス湾に入っても霧が晴れずどうなるか心配でしたが、たった一人でバグパイプを奏でる人が立つ岸壁に着岸する頃には晴れて来てホッとしました。
船を降りて、静かできれいな街を歩いて、丘の上にあるイギリスが造ったという要塞を見に行きましたが、建国150年記念の年ということもあってか要塞の中はタータンチェックのスカートを履いた人々が門衛にいたり、軍事演習のセレモニーをしていたりで、スコットランドに来たような雰囲気、カナダとイギリスの結びつきの強さを感じました。
また、港の海洋博物館の周囲には第2次世界大戦のコルベット艦や古そうな船が繋留されており、船好きだったら何時間でも居たくなるところでした。