コロナ禍明けの人手不足、人材不足、教育不足の影響からか、コロナ禍前のワールドクルーズ(セグメント)に比較すると全体のホスピタリティー水準は、明らかに低下していると感じました。幸い私たちのダイニングのウェイター、キャビンのワーカーは素晴らしい人たちでした。ワーカーのほとんどがフィリピン人で基本的に、フレンドリーで親切ですが、サービスレベルは個人差も大きく、積極的に英語や簡単なタガログ語の挨拶で親しくなり誤解もなくなっていきました。以心伝心の日本的配慮や暗黙知(ルール、システム)を当然として要求してしまうと言葉の壁もありしんどいものになります。このクラスの外国船は、あまり細かいことは気にせず鷹揚な姿勢でいけば楽しめると思います。