オーストラリア・ニュージーランド、南太平洋クルーズ旅行 のQ&A

多分北回りの方がベター

• オーストラリア周遊ということであれば、東のシドニーと西のパースが検討拠点となると思います。どちらの都市も、大陸の中では南側に寄っていますので、この両者間で北回りと南回りを比べると、前者がオーストラリア2/3周、後者が1/3周といった感じになると思います。

• わたしは、パースからシドニーの北回り片道と、シドニーから南に向かってポートリンカーンまでの往復をクルーズしました。その経験から以下のように申し上げます。　

1. 北回りは暖かい(暑い)航路、都市が多くなります。ダーウィン然り、ケアンズ然り。北西の都市ポートヘッドランドなどは一部砂漠的風景です。
2. 南回りは、メルボルン、アデレード等落ち着いた大都市を回れます。ポートリンカーンも、有名ではありませんが、養殖マグロの輸出で日本と深くつながっています。タスマニア島にも寄れるでしょう。
3. ポートリンカーンとパース間の南西部は、あまり有名な都市はないように思いますが、私が不勉強なだけかも知れません。
4. 条約上、寄港地にオーストラリア国外を一箇所以上含むのが普通です。北回りの場合はバリ島とかに行けますが、南回りではどうなるのでしょうか。　

* 以上のような条件から、どちらかを選ぶのなら、まずは北回りがいいと思います。わたしも、いつか一周したいという気持ちはありますが、探しあぐね決めあぐねています。

• 上記二クルーズについてはクルーズ記録を書き始めていますが、まだ完成していません。一二ヶ月の内には完成させるつもりですので、ご覧いただくのも結構かと思います。

オーストラリアの地形上東西に分けてお話させていただきます。どちらもシドニーが終起点でした。東コースはグレートバリアリーフを中心とした美しい海です。特に寄港地アーリービーチの現地ツアーで小型飛行機から見たグレートバリアリーフは素晴らしい体験でした。人気のハートリーフ、ホワイトヘブンビーチ、膨大な大きさのサンゴ礁は感動でした。西コースはシンガポールを出港したあとパースの玄関口フリーマントルに寄港、次にアデレード、そしてタスマニア島のホバートのように美しい都市が中心です。従って、それぞれの特徴から選択されると良いでしょう。

つまるところ、フライト所要時間が短ければ短いほど短日程を組めるという事実は動かないので... アジア以外でとなると、中東とオセアニアになるかと思います。

※まぁ、中東もオセアニアもサッカーワールドカップの区割りだとアジアになっちゃいますが...（＾＾；）

中東のクルーズは比較的短日程のクルーズですし、エアも中東系のエアラインが昨今充実していますので、比較的取りやすいエリアで有ると思います。 また、アジアに配船される新造船や回送船がスエズ経由で来ることが多いので、ドバイ発シンガポールなどのワンウェイクルーズもよくあるのがこの海域です。 この種のクルーズは料金も安いですから。日程さえ合えばお薦めできます。

もうひとつはオセアニアなのですが... ここはオ-ジーのクルーズ熱が凄くて、外からはなかなか予約が取れないのがネックです。 シドニー発とかメルボルン発とか面白いクルーズがいっぱいあるんですが... タスマニアのフィヨルドとかホントに素晴らしいですよ。 P&Oオーストラリアとか日本人にはぜんぜん取れないですもんね... プリンセスもやってますが、長いのが多くて... オセアニアのクルーズは日本の代理店経由だとなかなか取れないので。 海外の代理店を使う事になります。このあたりの敷居がちょっと高いのもネックでしょうか...