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クルーズ旅行を、みんなの経験から。

旅のあと第 63 章

船旅の真実 オーシャニア編 63

門を出たところで待ち合わせだ。

雨は食事をしている間に少しだけ小降りになったように思う。

これを期待もして食事で時間をつぶしたところもある。

行き交うことに傘が邪魔をする。

狭い道幅ではないが通行に秩序があるわけでもない。

色々な土産店に入っては出るの繰り返し。

何がほしいわけでもない。

買い物をした形跡のない手元は自由だが旅を楽しんでいるように見えないのは不思議。

約束の時間まではまだ一時間を持て余すほどある。

ゆっくり歩いてもあの門が最終で待ち合わせの場所だとわかる距離までたどり着いた。

あの店の「時計」のおかげで食事を急いだことが幸と出たのかは分からないがどうやら「置いてけぼり」は喰らわずに済みそうだ。

周りを見渡すと見慣れた顔が雨だというのにCafeの軒の雨の当たらないところで時間潰しの空気満載でそれぞれの前にはコーヒーカップが一脚ずつおかれている。

僕らはと言えばほんの30分もしない前に呑めないアルコールとアップルジュースをグラスの半分以上残して来たばかりでお腹にキャパは無さそうだ。

このまま雨の中、立って時間を過ごせるほどの体力も無い二人は当てもなくとりあえず歩いてみることにした。

早く来てくれ「カリメロ」

周りを見回しても見慣れたあの3台の姿はない。

これからあの門を逆に進む気力もない。

コーヒーだけなら飲めるかもネ・・・

Wi-Fiをひろってネットサーフィン。

洋上でもないのに時間が長く感じたのはここだけだった。

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