■Medici Restaurant:デッキ3前方メインダイニング 2部制のLate dining(19:30~)で、オーソドックスな固定席。もう一カ所、時間が自由なメインダイニングもありましたが、同じ担当にサーブして欲しかったので、こちらにしました。この選択は良かったのですが、テーブルにテーブルクロスもランチョンマットも無いのは、ビュッフェなら分かるのですが、メインダイニングにしては簡素なテーブル。メニューも渡されず、卓上のQR コードからスキャンして自分のスマホで見るように言われました。更に、前菜で使ったフォークを皿に載せていたら、片付ける時にフォークどかすように言われました。そのままメインでも使うと。 後日ネットで調べると、カーニバルがメインダイニングからテーブルクロスを廃止したのは数年前に話題になっており、理由は洗濯を減らすことで環境に配慮したとか。メニューをスマホで見るようになったことと合わせて、安っぽくなったと批判されてました。ま、全てコスト削減でしょう。自分としては、予め知っていれば納得出来るとは思いますが、一般的にクルーズ船のメインダイニングに期待するサービスとはちょっと違うなと思いました。 また、テーブルを担当したのが女性二人のウェイトレスというのも珍しいかと。メインダイニングは、一般的には男性ウェイターが多いと思うのですが、この船は他船と比較すると女性ウェイトレスの比率が高かったように思います。次に、パンを比較すると、毎日1種類のみ選択肢無く配られるというのも、今回の6隻で一番質素ではありました。バターはあってもバターナイフは無し。初日はパンが来ないこともありましたが、温かく柔らかなフランスパンは美味しかったです。 そんな感じで、全体的にコスト削減されてる感じなのですが、母が毎回注文するジンジャーエールの値段は、$5.10と高め。(Celebrity Beyondの$5.70より安く、Nieuw Statendamの$3.48より高い。)一つ初めて知ったのがこの金額の内訳で、$0.85はチップでした。(アプリで見ると$4+サービスチップ$1と、小数点以下が四捨五入表示されて不正確なのですが、現金の入金等に使うキオスク端末でアカウントをチェックすると$4.25+$0.85であると正確に分かりました。)で、ジンジャーエールは、缶とグラスを持ってくるだけ。20%チップ取るなら、注ぐくらいして欲しいものです。今まで、メインダイニングでオーダーしたジンジャーエールで個別にチップを請求された覚えが無く、毎日自動徴収されるチップでカバーしていると思っていたのですが、他船ではどう処理されているのかなと、今更ながらに疑問に感じました。 初日の夜は、自分的には味はまあまあでしたが、母はAmtrakの車内で食べたマルちゃんのカップ麺の方が美味しかったと酷評でした。二日目は、前菜にエスカルゴがあったのですが(他船との比較でよくオーダーする)、今まで見た中で一番量が少なく味も薄かったです。そして、メインを食べ終えてからデザートが出てくるまで30分近く待たされている間に、二人して居眠りしてしまいました(苦笑) 三日目は、食事中にショータイムが始まり、お客を巻き込んで踊らせてましたが、いまいち盛り上がってませんでした。四日目は、着席から20分以上してやっとオーダーを取りに来ました。前菜にフレンチオニオンスープがあったのですが(これも他船との比較でよくオーダーする)、他船より小さいカップでしたが味は普通に美味しかったです。そしてまたショータイムで、お客が踊らされてました。その後、不思議な光景を目にします。スーツ姿でマジックをしてテーブルを転々とするスタッフがいて、珍しいので観察していたのですが、あるテーブルで5ドル紙幣を10ドル紙幣に変えるマジックをして、そのまま隣のテーブルに移動。5ドルもらってしまったお客は、食後にテーブルに5ドルを置いて去ったようでした。そのお札はウェイターが回収してましたが、あれはチップになったのか、マジシャンに返されたのやら。メインダイニングでこの手のサービスをしている船を過去に見たことがないですが、公式のサービスには思えませんでした。マジックが趣味の管理職なのかもしれません。悪くないです。 五日目、前菜に注文したビーフカルパッチョと添えられたパンの薄さがなかなかで、食べ応えゼロという衝撃。直ぐに食べ終えるも、皿を下げられるまで20分待ち。六日目、またもやショータイム。6泊のクルーズで、3回も同じ演出のショータイムでお客を踊らせるのは、ちょっと無理がありました。1回で十分です。 全体的に量が控え目なので、しっかり食べたい人は、品数多めにオーダーした方が良いです。 ■Michelangelo Restaurant:デッキ3後方 Your Time Diningで時間が自由な方のメインダイニング。夕食では利用しませんでしたが、航海日の8:30~12:00はブランチとしてアプリで予約可能だったので利用しました。ただ、予約制といっても時間の選択肢が無いのが謎でした。行ったら分かったのですが、ちょっと驚きのシステムでした。なお最初、自室の近い中央エレベーターでデッキ3に降りたのですが、中央からは通れず、後方エレベーターでデッキ3に降りる必要がありました。 ●二日目朝アプリで予約し、9:25にMichlangelo Restaurant入口のあるデッキ3後方エレベーターホールに到着すると、そこはレストラン待ちの人だらけでした。時間の選択肢が無い予約制なので、当然の結果。アプリをチェックすると、20-30分待ちと表示されており、これは失敗したかもと思いました。念のため案内しているスタッフに確認すると、もう少し待つよう言われました。そしてわずか3分後、通知がアプリに届き、テーブルを10分確保するのでその間にレストランへ来るようにとの文言と、テーブル番号が表示されていました。入口のスタッフにその表示を見せると、すぐに案内されました。 次の利用は五日目だったのですが、9:20にアプリで予約した際、まず20-30分待ちの表示でした。入口前に9:55に到着すると、30-40分待ちの表示になっていました。10:00にスタッフに確認すると、名前で検索し、5番目で2分待ちと言われました。するとアプリでは、10ー20分待ち表示に。そして、10:05にはテーブルが確保できたとの表示になり、入れました。 正直よく分からない予約システムなのですが、恐らくアプリの待ち時間表示に大した意味はなく、重要なのは予約をした状態で入口まで来てスタッフに声をかけることなのだろうと思います。それで初めてウェイティングリスト上位に登録される。ところが、アプリには待ち時間が表示されているので、スタッフに申し出ずにエレベーターホールで待ってるだけの人が沢山いるのです。彼らは並んでいる訳では無く、バラバラに立ってるだけ。なので、逆にその間をタブレット端末を持ってランダムに部屋番号を聞いて登録して回っているスタッフもおり、その人と話ができれば早く入れる。長時間並ばせないためのアプリの表示なのでしょうが、これでは時間が自由なのではなく、何時になるかアプリ任せになってしまうと思いました。 ●外で待ってる人が沢山いるのに、入ると混んでませんでした。ところがなかなかオーダーを取りに来ませんでした。二日目の時、自分は3品、母は2品注文したので品数が違った影響もあるでしょうが、母の1品目がサーブされたのは入ってから55分後。母は食事が遅いので、自分の2品目と母の1品目を合わせてとは言ってないのですが、勝手に合わせられたてしまいました。まあ、自分の2品目としても遅すぎました。ブランチ営業に軽い朝食のつもりで来て、当てが外れました。ドリンクも、無料なのは水とコーヒーのみ。フレッシュジュースだけを運んでいるウェイターが来て、要るか聞かれたのですが、これは$6でした。知らずに取っていたら、朝から嫌な思いをしたでしょう。 ちなみにメニューは、二日目の時はQRコードからでしたが、五日目の時は、この船で初めて紙のメニューを渡されました。あったのか!と、ちょっと驚きました。 ■Lido Marketplace:デッキ10ビュッフェ 夜食に一度と、朝食に二度利用しました。食事は普通ですが、ここは料理を取るための動線が悪く、途中の一品だけ取りたくても興味のない手前の料理のカウンターから続く行列に並ばなければならないので、混む時間帯は時間を無駄にする感じでした。 また、航海日は営業時間的に14:30から18:00まで食事の提供が無く、ゆっくり起きて朝食をMichelangelo Restaurantのブランチで遅めに食べたりすると、遅めのランチが取れないというのも利用し辛かったです。逆に深夜に利用した時は、Late Night Snackとしてピザが23:30-26:30でも食べられたのは良かったです。 このエリアには、Swirlsというセルフのソフトクリームマシンとフローズンヨーグルトマシンもあり、ここは11:00から24:00までやっていたので、何度も利用しました。いつも、ソフトクリーム山盛りにしてました。フローズンヨーグルトマシンは、他社で見たことが無い気がするので、珍しいと思います。 その他、ドリンクのカップが物凄く安っぽい柔らかいプラスチックで、これも他社ではちょっと見たことが無い子供用みたいな感じでした。屋外の軽食を扱うところでも使われていましたが、後で検索したら、その安っぽさが海外で話題になっているのを見つけました。IKEAで安く売ってるとか、子供が小さい頃使ってたとか言われていて、これが嫌で自分のカップを持参したという人も。 ■Breakfast Shack:デッキ10後方 ビュッフェの朝食が混んでる時、ビュッフェを後方に出たところにあるので、良い代替案になりました。寄港日は7:00から、航海日は7:30からやってました。エッグベネディクト、パンケーキ、フレンチトースト、フライドポテト、フライドチキンとかも。オーダー式のオムレツコーナーもあって、チーズオムレツ、ハム&チーズ、ベジタブルオムレツ等から選択するようになっていてオーダーは簡単でした。 ■TOMODORO:デッキ10中央 ビュッフェの朝食が混んでる時、ビュッフェを中央のLido Pool側に出たところにあるので、ここも良い代替案になりました。やはり、寄港日は7:00から、航海日は7:30からやってました。メキシカン・イタリアン・フュージョンということで、朝からタコスとかトルティーヤとか。 ■IL MERCATO:デッキ11 ミートボール、ホットドッグ、サンドウィッチが11:00から23:00まで食べられますが、ランチタイムは人気で行列が。夕方の空いてる時間に利用しました。注目はサンドウィッチで、ホットとコールド各4種類ありました。ホットのGrilled Ham&Cheese美味しかったです。デッキ10のLido Poolからも近いので、水着の利用者もおり、軽食の良い選択肢になっていたと思います。 以上、スペシャリティレストランは利用しませんでした。しっかりした食事をしようとするとチープですが、過度な期待をせず軽食を楽しむなら悪くありません。そもそも、一人$300もしない格安クルーズなので、コストパフォーマンスは高かったと言えるでしょう。
