2018年10月乗船ロイヤル・カリビアンアジア
ボイジャー・オブ・ザ・シーズの乗船記
シンガポール発着 4泊5日4 nights / 5 days, round-trip Port Klang & Phuket
クラン・プーケット
ロッククライミングを体験しましたが、安全な利用方法についてのアドバイスが一切なかったのが残念でした。申し込みの際、直ぐにサインを求められ、装備を装着したら、何も聞かれず直ぐに登らされました。登った後、高所からロープを頼りに飛び降りるには、壁にぶつからないよう距離を取るため、壁を蹴って降りる必要があるなどアドバイスがあって然るべきですが、係員はそういった説明を全くしていませんでした。他の客も、初心者でも直ぐに登らされていましたし、滑り止めのチョークの提供もありませんでした。自分は初めてではないから知っていましたが、初心者が怪我しないよう、もっとアドバイスすべきだと思いました。他のクルーズ会社の船でクライミングした際は、もっとアドバイスがありました。 次に、カジノについて。 私は、クルーズではカジノを最も重視しており、ブラックジャックをしたくて旅をしております。各国のカジノ、クルーズ船のカジノで、どの様なルールのブラックジャックや類似ゲームがあり、ディーリングがされているか、興味を持っています。その観点から、この船のカジノは最悪でした。 ブラックジャックは、ミニマム10USDのテーブルと15USDのテーブルしかなくこの時点で残念だったのですが、この2種ですら配当ルールが異なっていて奇妙に感じました。ブラックジャックの役がそろった際、ミニマム15USDのテーブルは3to2配当なのに、ミニマム10USDのテーブルは何故か6to5とされており、ディーラーに聞くと、ミニマムの金額が少ないから6to5との回答でした。普通のカジノでは、金額の多寡は、ルールを改悪する理由になりません。 ミニマム10USDのテーブルでも、15USD以上ベットすることが当然あります。例えば100USDベットした場合、ミニマム15USDのテーブルでは150USD配当なのに、ミニマム10USDのテーブルでは120USDしか配当されません。カジノに有利な改悪ルールです。少額プレイヤーを冷遇するために6to5を導入するカジノなど聞いたことがありませんが、10USDと15USD等というレベルで差をつけることの合理性も感じられませんでした。 また、ディーラーのディーリングにも問題が多かったです。 数種の異なるチップが重ねてベットされている場合、ディーラーの基本は、チップをずらしての金額確認です。 同種のチップのみがベットされている場合、配当チップをベットに並べて置き、高さ(枚数)をそろえ、間違いなく同額を配当するように振る舞うのも基本です。 しかし、いずれも行わないディーラーの方が多かった。プレイヤーのベットに数種のチップが含まれても目視のみで触れず、ベットと離れた場所に配当を置くだけ。ダブリングダウンで追加でかけられたベットも、元のベットと同額か確認しない場面もありました。これらは、ディーリングの正確性を重視する多くのカジノでは許されません。 加えて、不必要に高額チップに両替する配当も目立ちました。 25*2+5*4=70ドルのベットで勝ったプレイヤーに対して、25*3=75を配当し、ベットから5を1枚取り、計70配当したのと同じにするようなやり方です。それ自体は問題ないのですが、上記のようなディーリングにこれが重なる頻度が多すぎる結果、配当ミスが生じていました。 100+5*2(=110USD)をダブリングダウン(=220USD)し勝った際、私は100+25を配当され、ベットから5を1枚取られました。つまり、120しか配当されませんでした。明らかに配当が足りないので、ディーリングをストップさせましたが、フロアパーソン(ピットの中にいて、複数テーブルのディーラーやゲーム進行を監督し、間違いがあれば正す、ディーラーの上司のような人です。カジノによって呼び方に違いがあるでしょうが、ここではフロアパーソンと呼ぶことにします。)から100が1枚足りないと指摘されるまで、ディーラーは理解できずにいました。不必要な合算や高額チップへの両替をしていなければ、単純に110を2回配当するだけなので、配当ミスなど生じない場面です。 更に問題だったのは、配当金額や勝敗判定ミスで誤ってチップを回収をしても、多くの場合フロアパーソンに報告せず、プレイヤーに指摘され理解するとすぐにディーラーがチップを配り直してしまうシーンを何度も目にしたことです。 5*4(=20)でブラックジャックがそろったプレイヤーが、自ら5*3と誤り、1*2+0.5を提供し、ディーラーがそれを受け取って25を1枚配当してしまったことがありました。残りのプレイヤーのゲームも全て終え、カードを回収してゲーム終了した後、当該プレイヤーが計算ミスに気付きました。5*4だったのだから、そもそも1*2+0.5を提供する必要はなく、5*6か、25+5を貰えば良かったのだと。それを伝えられたらディーラーは直ぐに理解し、フロアパーソンに報告せずにその場で配当し直してしまいました。まともなカジノなら、この様なミスをしたディーラーは、必ずフロアパーソンに報告し、許可を得てから訂正の配当をします。正常なゲーム進行の手順から外れて、ディーラーが独断でプレイヤーとチップの受け渡しをしてしまうなど、決して許されない行為のはずです。 私が、テーブルリミットのマキシマム500USDをベットした時も、ディーラーはコールせずに、少ない金額と同様に無言でそのままゲーム進行しました。プレイヤーの初めてのマキシマムベットをコールでフロアパーソンに注意喚起しないカジノも珍しいです。フロアパーソンへのapproval callのカジノもあるくらいです。 この船のカジノでは、このようなやり取りが自由なのか、単にディーラー教育がいい加減なのか分かりませんが、管理体制に問題があるのは明らかで、運営方針に疑問を感じざるを得ませんでした。 こんなにいい加減なディーリングだらけだと、プレイヤー側は常に配当や勝敗判定にミスがないか、自己防衛のため注意していなければならず、本当に疲れました。
































