東京オリンピックに向けての観光財源のロープウェイ
(画像引用:カナコロ神奈川新聞2018.5.24)
横浜市は2月13日、JR桜木町駅-新港ふ頭(現在建設中)間でのロープウェイ建設計画の詳細を明らかにしました。
桜木町駅と新港ふ頭間の距離は約630メートル、片道2分半〜3分程度で運行予定で、ゴンドラの定員は1基8名。36基投入予定で車椅子対応。運賃は検討中。
関連サイト▽読売新聞オンライン2019.2.13
2020年開催予定の東京オリンピック・パラリンピックに向けて市が公募、選定した事業提案の一つ。オリンピック後も常設する方針。
計画は横浜市とみなとみらい21地区の遊園地『よこはまコスモワールド』を運営する泉陽工業(大阪市)によるもの。
ロープウェイ計画が明らかになった2018年5月以降、景観への影響を懸念する声が上がり、景観を配慮しロープウェイの色合いなどの調整を進めている模様。
歩道橋サークルウォーク(円状の歩道橋になっている)2階部分から工事中の新港ふ頭ターミナルを見たところ。(2108年9月下旬ごろ撮影)このサークルウォークにロープウェイが接続することも検討中。この場所から赤レンガ倉庫へは徒歩で十分行ける距離です。
クルーズ乗船客の移動にはなりにくい予感
みなとみらい地区へはJRやみなとみらい線の駅から歩くので、駅からみなとみらい地区へのロープウェイ、それも2,3分の移動はとても魅力的に思えます。観光誘致の面においては話題性もあるしロープウェイからの眺めも最高でしょう。
しかし、新港ふ頭へ乗船客を運ぶにはゴンドラの定員数が少なすぎ、そしてスーツケースなどの荷物と共にロープウェイに乗れるとは思えない感じです。
駅から新港ふ頭を行き来するロープウェイ、風の影響は受けやすいと思うので止まったりする可能性もあるのではないか?…と感じます。あくまでも個人的見解です。
関連記事:横浜新港地区客船ターミナル(仮)見学|Yokohama Pier9|ヨコハマハンマーヘッドプロジェクト
クルーズ乗船客としてやはり気になるのはJRやみなとみらい線からの新港ふ頭へのアクセスです。今のところ港湾関係者の方から聞いた話では、シャトルバスが出るということですがそれ以外に他のアクセス方法を耳にしていないので、やはりそうなるのでしょうか。待たずに天気に左右されないアクセス方法があれば…期待したいです。
いっそのことロープウェイではなくモノレールにしてしまっては?…と思ってしまいます。あくまでも個人的見解です。
関連外部記事:商業施設新聞2018.11.6『新港ふ頭客船ターミナル(株)代表取締役社長岡田伸浩氏』
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