舞鶴港から西舞鶴駅まで歩く
舞鶴港は多方向からセレブリティ・ミレニアムの写真を撮ることができ、多くの地元の人も写真を取っていました。静かな港に大きなクルーズ船がなんともミスマッチのようで、港の風景に馴染んでいるような。
港から少し離れたところから見るとやっぱりびっくりするような大きさ!
徒歩で観光する乗船客の方もちらほらいて、しばらくは後方に付きながら国道175号線沿いを歩きました。
高野川を渡りその先で曲がって住宅街に入って行きました。昔は商店街だったのでは?という古き良き家屋が残る通り。
『国・有形登録文化財』となっているお宅が売りに出ていました。この間口の向こう側、どんな空間が広がっているかが気になります。
農人橋
偶然出会った『農人橋』という江戸時代から残る田辺城外堀の石橋だそうです。よく見ると石垣の上に家がありますね。
庭木の手入れも行き届き、家周りや道路、西舞鶴の街全体がきっちり整っているピリリとした印象を受けました。
田辺城(舞鶴公園)
舞鶴港から田辺城城門(舞鶴公園)は徒歩約20分。
今何かと話題の2020年NHK大河ドラマ「麒麟がくる」主人公明智光秀、細川幽斎他ゆかりの地。
戦国時代、織田信長の命により明智光秀と協力し丹後を平定した細川藤孝(幽斎)が、田辺の地に新しく築いたのが田辺城(別名舞鶴城)です。関ヶ原合戦の前哨戦として石田三成方の1万5千の兵に城を囲まれた幽斎は約2ヶ月もの間、田辺城に籠城しました。
この時、後陽成天皇の勅命で包囲が解かれたというのは有名な話です。これは幽斎が「古今伝授」を伝える唯一の人物であったからだといわれています。現在この城の本丸跡は、美しい公園となり市民の憩いの場となっています。
(出典:舞鶴市公式HP)
城門を入ると舞鶴公園になっていています。公園を一周するだけでも結構歩きます。
敷地内の資料館は入場無料となっています。階段が少し急です。
西舞鶴駅〜東舞鶴駅へ
舞鶴港からの最寄駅、JR西舞鶴駅に到着。30,40分はかかったと思います。かなり歩いた!駅には小さいおみやげ物屋さん、まいづる観光ステーション、待合室などがありました。
ここからJR舞鶴線に乗ってお隣の東舞鶴駅へ向かおうとしましたが、なんとJR舞鶴線は1時間に1~2本しか東舞鶴行きの電車がありません…。
そして、ICカードは使えず現金で切符を購入しなくてはならないので乗車の方は小銭のご用意を!西舞鶴駅〜東舞鶴駅までは210円です。
【参考】JR舞鶴線東舞鶴方面時刻表
見渡しのいい西舞鶴駅のホーム。狭いのですが観光客でいっぱいでした。
東舞鶴方面から来た電車。いもむし?
いざ、東舞鶴へ。
東舞鶴駅の駅舎は比較的新しく、改札を出るとすぐセブンイレブンがあり、なんとなく「ホッ」。
東舞鶴駅から舞鶴赤れんがパークを目指します。徒歩で!
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