プリンセスクルーズの広報代行の方よりご招待いただき、昨日横浜港に停泊中のダイヤモンド・プリンセスのシアターで「ザ・シークレット・シルク」上演記念イベントに参加させて頂きました。
このブログでも【news】として8月上旬に取り上げたプリンセスクルーズの船内エンターテイメントの一つでミュージカル「ザ・シークレット・シルク」は今年10月からプリンセスクルーズでの上演が始まった新しい演目です。
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大桟橋に向かう途中に見えてきたのは飛鳥IIとダイヤモンド・プリンセス!船体を見ただけでワクワクします。
この日の朝クルーズから戻ってきたばかりで入出国ロビーは両方の下船客で溢れかえっていました。下船された方、皆嬉しそうでした。
船内見学会に参加
上演記念イベント参加の受付を済ませると希望は出していなかったのですが、しばらくしてプレス関係者の方と上演前にダイヤモンド・プリンセスの船内見学会に参加できるということで一緒に付いて行きました。
メインダイニング会場に飾られていたジャックオーランタンが日本のものとは違う「怖さ」を感じました。蜘蛛のせいでしょうか?(笑)
約30分程の短い船内見学会が終了するとそのまま船首にあるシアターに案内されました。
シアターの様子・ショー前セレモニー
(↑こちらは2017年に乗船した時に撮影したダイヤモンド・プリンセスのシアター内の画像です)
昨年ダイヤモンド・プリンセスに乗船した時にはシアターでショーを見る機会がありませんでしたが、今回シアター内に入ってみて思ったのは椅子が上質で、座席間が余裕があるので席を外して通路に出たい時も着席している人を立たせなくて済むことにちょっと感動しました。
招待された方はほとんどメディア、プレス関係者と一般合わせて100数十名位で一番下の段の席が満席、といった感じでした。
メディア、プレス向けのブリーフィングというのも初めての体験!カメラのホワイトバランス調整、照明の明るさ、囲み取材の場所などの確認がありました。
私も一応持参カメラの種類を申告し、小さな一眼レフカメラと望遠レンズ持参しましたが舞台との距離が近く出番がない位前方に座らさせて頂きました。
(左から)制作・監督のジョン・ターグリア氏、プロデューサーのスティーブン・シュワルツ氏、ダイヤモンド・プリンセスのキャプテン(船長)、プリンセス・クルーズアジア太平洋地区コマーシャル・オペレーション担当シニアヴァイスプレジデントのスチュアート・アリソン氏、プリンセス・クルーズジャパンオフィス(株)カーニバル・ジャパン代表取締役社長堀川悟氏によるテープカットが行われました。
ご覧の通りテープは太めなので、「チョキン」というより「ザクザク」切るような感じのテープカットでした。ちょっと新鮮な光景です。
いよいよ新作ミュージカル「ザ・シークレット・シルク」の上演です。数分の間に先ほどのテープカットの舞台がチェンジしました。
「ザ・シークレット・シルク」とは
「ザ・シークレット・シルク」の物語は日本の民話『鶴の恩返し』をモチーフになっており本作のアレンジが加わっているオリジナルストーリーです。
制作・監督のジョン・ターグリア氏は最初に日本の民話『鶴の恩返し』のストーリーを知った時、その結末に涙してしまったそうです。「温かく希望の溢れる気持ちになりたいと思ってショーを観に行く」というターグリア氏の気持ちそのものが本作に見事に反映されています。
「ザ・シークレット・シルク」鑑賞の感想
これからプリンセスクルーズに乗船されて「ザ・シークレット・シルク」の公演を楽しみにしていらっしゃる方も大勢いると思うのでネタばれなしの感想です。
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物語の進行やキャストの演技を盛り立てる数々の演出が素晴らしいと思いました。ダイヤモンド・プリンセスのシアターは広い、といっても船の中。舞台そのものは普通の劇場に比べれば広さに限りがあります。
限られたスペースの中で視覚効果のあるシンプルな大道具(さほど大きくない)を使い奥行き感が出ていて作品そのものに立体的に感じました。
叙情的なスモーク、映像、シャープでクールなパペット、照明などの組み合わせも実に効果的でした。
物語は日本の民話「鶴の恩返し」がベースとなっていますが、キャストの衣装はアジア地域の民族衣装のそれぞれ特徴的な部分を取り入れたオリエンタルミックスで手が混んでいるのがわかります。
全編英語ですが、日本人なら誰でも知っている『鶴の恩返し』なので観ていて「わからない」と感じることもなく誰でも楽しめる作品、その中で個人的に楽しかったのが劇中で歌われている歌が80年代にヒットしたポップスが使われていたこと!当時夢中になって聴いていたので歌詞の内容も知っていたこともあり、それが劇中に見事にハマっていたのを感じられました。
鑑賞後、一番最初に思ったのは、これから船内のショーの演目はクルーズ船を選ぶ新しい選択肢の一つとなりうるのではないだろうか!ということです。
「次々と魅力的な船内でのショーが沢山出てくるのではないか?」
「またそうであったらもっとクルーズ旅行が楽しくなるのではないか?」と素直に思いました。
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プリンセスクルーズと今回の制作チームとの作品は本作は3作目ということですが、すでに4作目の制作に取り掛かっているということ!また新しいショーに期待し、プリンセスクルーズの乗船の楽しみとしたいと思いました。
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