モノ消費から『コト』消費へ
じわじわ広がりを見せつつあるクルーズ旅行。外国クルーズ船の運行も増え、若い世代のクルーズプランや寄港地の増加など観光機会が徐々に増え、旅に広がりが出てそうな情報です。
”阪急交通社は10日、クルーズ船で日本やアジアを周遊するツアーを平成30年春の大型連休に実施すると発表した。 欧米のクルーズ船大手の船舶をチャーターし、観光や船内のレジャーも楽しむ「コト消費」を提案する。欧米では1週間程度のまとまった休みにクルーズ船を利用する旅の人気が高く阪急交通社は日本人向けに海外の船旅の提案で主導的な役割を担ってきた。今度はお膝元アジアでの需要を掘り起こす。(中略)
クルーズ旅行は荷物を持って移動する煩わしさがなく、****快適な船室で眠りながら移動でき負担が少ない。
船内では映画鑑賞やプール、スパショー、食事など様々なサービスが
ある。体験を楽しむ「コト消費」の人気が高まるなか非日常感がある船内で過ごす時間も楽しむクルーズ旅行の魅力を発信する。”
(日本経済新聞2017年4月10日)
クルーズ旅行のいいところの一つは『快適なホテルにいながら次の観光地(寄港地)へ楽々移動できる』ということです。
移動や荷物のパッキング、食事をするところを探すなど体力使うところは
大幅にカット!船内でも寄港地でも楽しむことに集中できるのが最大の魅力かと私は思います。
客室数が多い大型船になればなるほど、リーズナブルな旅行代金となり、またそのような大きな船には充実したアクティビティが満載、子供の大人楽しめるのが嬉しいですね。
「モノより、思い出」というキャッチコピーのコマーシャルがかつてあったように、これからはモノ消費から体験するコト消費へとなっていくのではないでしょうか?
お台場と横浜にクルーズ専用港建設
先日放送されたテレビ東京『ワールドビジネスサテライト』で上記のニュースを取り上げていました。番組内ではその続報として横浜大さん橋の近くに新港埠頭を建設予定との報道がありました。
さん橋と商業施設を組み合わせたクルーズ専用ターミナル港になるということです。
家族が楽しめる多種類のアクテビティが備わっている大型クルーズ船はベイブリッジの高さをはるかに上回るので、横浜港へは現時点では入港ができない状態です。
現在計画中の横浜新港埠頭は、ベイブリッジをくぐらなくてもいい場所に建設予定とのことなので、完成すれば巨大客船もどんどん入港してくる可能性も高いですね。
同じく、巨大クルーズ船を迎え入れるためにお台場にも2020年に完成を目指し新しい埠頭を作る計画があるといいます。
東京と横浜に新しい日本の海の玄関ができ、私たちが旅に出るのと同じように海外の方も沢山日本にやってくるそんな時代は間近のようです。
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