”宮崎県日南市は12日、ふるさと納税の寄付者に送る返礼品のうち、クルーズ船の旅行券の提供の実施が決まっている来年1月の旅を最後に取りやめることを明らかにした。” 西日本新聞(2017.6.13)
クルーズ船の旅が返礼品に
クルーズ船の旅がふるさと納税の返礼品として存在していたことに私は驚きました!しかも飛鳥II!ゴージャスな返礼品ですね。
日南市では50万〜120万円の寄付をすると、飛鳥IIなどで4〜9日間の国内や韓国の港をめぐる寄付額の5割程度に相当する旅行券を贈っていて、12日までに15件の申し込みがあったそうです。
ふるさと納税における寄付の還元率の相場は、全国自治体の平均30-40%程度ということなのでそれを超えた50%(5割)は多いのかな…と思いきやふるさと納税サイト「さとふる」の人気肉ランキングでは 還元率が50%前後だそうでした。
納税者からしたら返礼品が高額であればあるほど嬉しい気持ちはわかります。
日南市の返礼品に関しては総務省から「価格が高額」として通知されたための措置ということだそうです。
同じ50%還元でも、寄付金50万円に対して25万円の返礼品というのは高額ですよね。
返礼品競争が過熱する中で、返礼品は
1.寄付額の3割以下
2.資産性や換金性が高い返礼品は自粛
という是正通知を4月に出しているそうなので、今後は返礼品も落ち着いてきそうです。
日南市がふるさと納税の返礼品としてクルーズ船の旅行券を始めたのは油津港にクルーズ船が多く寄港することになったからだそうです。
調べてみると、今年2017年の油津港へのクルーズ船入港予定は19程ありますね。
クァンタム・オブ・ザ・シーズ、ノルウェージャン・ジョイ、サファイア・プリンセス…など
横浜港辺りではお目にかかれないクルーズ船が多いです。特に上海、深センなどの中国方面や台湾の基隆などを寄港するラインのようです。
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