聖マリアンヌ医科大神経内科・元准教授米山医師はクルーズ旅行が好きで何度なくクルーズ旅行を楽しんでいる。米山医師が語るクルーズ旅行の体への負担はどんなところが軽減につながるのか?
(記事引用:日刊ゲンダイDIGITAL 2018.3.18)
船旅が体に優しい3つの根拠
エコノミー症候群のリスクがない
”船旅の1番の魅力は、ベッドで横になって寝られること。飛行機のように体を丸めたり、縮めたりすることがないので血流が滞るリスクが低くエコノミー症候群になる心配がまずありません。”
クルーズ船内はとにかくよく歩きます。歩かないとレストランにもいけないですし、寄港地観光もそれなりの歩行量はあると思います。つい食べ過ぎてしまうクルーズ船でも帰宅すると体重の増減はないことが多いです。
”エコノミークラス症候群は、脱水と窮屈な姿勢が重なり、足の静脈に血栓ができ、それが肺に飛ぶと最悪の場合、命を落とす可能性がある”
飛行機の通路側の席以外だと隣席の人に気を使ってしまいなかなかトイレにも立ちづらい…ということは多々ありますね。最近では座ってできる体操法のVTRを席でみれたりするので積極的に体を動かすことも大事だと思います。
荷物を持つ必要がない
“荷物を置いたまま寄港地を観光できる。疲れたら船に戻って休憩し、夜になったらディナーへ。自室がそのまま移動するのがクルーズの魅力。”
私がクルーズ旅行にハマるのはまさにこの理由に尽きます!荷物をまとめずにそのまま、帰ってきて横になれる『自分の部屋』がある贅沢。しかも1日2回も室内清掃をしてくれるのでタオル類や水回りも清潔です。
体を動かせてストレスフリー
”(中略)船は広いのでちょっと歩くだけでもいい運動に。生活習慣病の人にとって、ちょっとした運動のあるなしが、体の状態を左右します。海を眺めながらの入浴すれば仕事の疲れも吹っ飛び、ストレス発散で理想的。100人以上が乗船して3日間以上航行するクルーズ船には医師と看護師が常駐。ある程度の薬も完備されている。”
とにかく普段よりも行動量は増えると思います。船によってはランニングやウォーキングコースなどもあり、フィットネスは必ずついて無料で使えるところがほとんどです。
いつでも海原を眺めることができるし、電波も飛んでないので余計な情報も入らず「ボーッ」とできること間違いなしです。
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