2017年6月マリオット・インターナショナルが展開するブランドの一つである「ザ・リッツ・カールトン」は新規事業である「ザ・リッツ・カールトンヨットコレクション」を立ち上げました。
(引用:PRTIMES 2018.1.31)
関連記事:【news】ホテル業界初!リッツ・カールトンがクルーズ事業参入
リッツ・カールトンヨットコレクションは、『リッツ・カールトン』ブランドのサービスを海上でもご提供し、カスタマイズされたヨット旅行が楽しめるラグジュアリーホテル企業としては初の画期的な挑戦を実現が話題となっていました。
今年の1月にヨットの起工式がスペインの「HJバラレス造船所」で行われ、同じシリーズの3艘のヨットのうち、1艘目の予約受付が5月に行われることがニュースとなっていました。
そもそも素朴な疑問として『ヨット』という呼び名が「?」な感じがしませんか?いわゆる小型帆船の『ヨット』という船ではなく、CG画像をみると立派な『クルーズ船』にみえるのですが…。
ヨット=欧米では豪華な船を指す
海外で「ヨット」と呼ばれる船は日本とは異なり、「豪華船」を指すようです。また帆がある=ヨットという決まりがないそうです。
私は『セーリングディンギーヨット(主に1〜2人乗り)』みたいな乗り物をイメージしたので、最初にこのニュースを読んだときには「全長190メートル、298名乗船可能のヨットって一体…?すごいな、リッツ。」と思ってしまいました。
2020年2月初就航の予約受付開始
ザ・リッツ・カールトンヨットコレクションの初航海は2020年2月の予定となっており、このほど予約受付が開始されました。
予約はリッツ・カールトンヨットコレクションのサイトか旅行代理店とのことです。
就航路はどこ?
リッツ・カールトンヨットコレクションは中型船であることを活かして、超大型が入港できない都市の港への航行も可能となるようです。
最初のヨットは地中海、北ヨーロッパ、カリブ海、ラテンアメリカ、カナダ、米国北東部を含む様々なエリアを航海する予定で、具体的な旅程はバルバドス、カルタヘナ、ボルドー、コペンハーゲン、ミコノス、ポルトフィーノなどの港に寄港し、日程は7泊から10泊となっています。
各旅程には、初航海における進水式からF1モナコ・グランプリ、エジンバラのミリタリー・タトゥーなどのイベントはもちろん、バレアレス諸島、コート・ダジュールを探訪、カリブ海でのクリスマス休暇など各寄港地にちなんだユニークなプログラムが目白押しとなっています。
またヨットをプライベートチャーターすることもできるそうです!
デッキプラン&シップデータ
THE RITZ-CARLTON YACHT COLLECTION(海外HP)ではデッキプランをダウンロードして見ることができます。
シップデータ
総トン数:26,500トン
乗客定員数:298人
乗務員数:246人
客室数:149室
全長:190m
全幅:23.8m
乗客定員数に対してクルーの数がほぼ1:1に近いとは!全ての客室がテラス付き、広さが一番狭い部屋でも29平方メートルもあります。
気になるクルーズ料金は?
2020年2月5日 <11日間クルーズ>
フォートローダーデール(フロリダ)発
↓
ブリッジタウン(バルバドス)
クルーズ料金:7,900USドル
税など諸費用:457USドル
本日のレートで900,000円超えです。
しかもこのコース、ワンウェイではありませんか?カリブ海の島バルバドスに降ろされて…帰りは?と言う素朴なギモン。船はそのままコロンビアへ向かうようです。
2020年2月15日<8日間クルーズ>
ブリッジタウン(バルバドス)
↓
カルタヘナ(コロンビア)
クルーズ料金:4,600USドル
税など諸費用:126USドル
こちらは500,000円超えです。
その他今販売されているコースはこの他にも2020年11月出発分まで出ています。いずれも1泊6万円台〜8万円弱という感じでしょうか。個人的には1泊10万円程度かなと思っていたので想像よりも価格が低かったです。
「中型船の強みを生かして大型船の行かないところへ」ということですが、カリブ海クルーズの航路をみてみると小さい島々を寄港するようで興味は大いにあります。また違ったカリブ海の景色をリッツカールトンヨットコレクションでみたいです。
予定に入れておきましょう!(入れるのは自由ですので)
(画像引用:The Ritz-carlton HP)
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