バス停を降りて恐らくこっちかな?と思う方向に歩き始めます。
もっと大量に人がいるのかと思いきや、意外にも辺りは静かな雰囲気。
歩きながら周りを見渡すと、なにやら見たことのない景色が。
これ、雰囲気から感じ取るに多分お墓ではないかと思います。
どことなく沖縄にあるお墓「亀甲墓」に似ています。
お墓群の反対側には、素晴らしい景色が。
しかし歩けども歩けども、九份の入り口のようなものが見当たりません。
うーん。どこだろう・・・と歩いていると・・・。
反対側からやってくる。
団体観光客。
**( ゚д゚)<「完全に逆方向に歩いてるなこれは。」
◇九份散策のポイント◇**
お墓の集団が見えたら、あなたは反対方向に向かっています
引き返して集団にくっついて行くこと5分くらいで、九份の入り口と思しき場所に着きました。
観光案内の看板のようなものもありました。
ご親切に日本語表記です。
九份周辺はかつて金の採掘で賑わった町。
かつての雰囲気を忍ぶスポットがたくさんあるようです。
ここから路地のような狭い道をひたすら歩いていきます。
路地の入り口にはセブンイレブンがあるので、目印としては分かりやすいはずです。
さっきまでは全然人がいないと思っていたら、入り口周辺はたくさんの人で混雑しています。
やっぱりみんなここにいたんだね。
路地街は観光客向けの露天やお土産物屋さんがたくさん立ち並んでいます。
ここで買い食いしながら散策するのも結構楽しそうです。
こちらは何故かオカリナ商店。
職人さんなのか、お店の人がオカリナについて説明しています。
もちろん中国語で。
台湾ではメジャーな商品らしい「えりんぎ」の露天。
焼いた巨大なえりんぎが並べられています。
こちらは多分お菓子ですね。
パイ生地?のようなものに餡子などが入っているようです。
すごい量ですな。
山奥のこんな場所に、海鮮系の揚げ物屋台もありました。
結構おいしそうですけど。冷めてないのかな?
「イカプロ」と看板にはありますが、イカ以外の商品も充実。
こちらの商店では白いお団子のようなものを製作中。
ぜんざい屋さんですね。
タロイモのお団子なのかな。
こんな感じで歩くこと5分くらい。
人の流れになんとなく乗りながら移動していきます。
と。
ぶうううううん・・・・・
****( ゚д゚)<「いや、どうやってここまで来たんだこの車。」****
ギリギリの幅を通過していく車。観光客の人並みも慣れた様にかき分けていきます。
さらに数分歩いたところで、人の波が下り坂の石段方向へ向かっていきます。
ここまで来れば目的地はすぐそこ。
日本では「千と千尋の神隠し」のモチーフになったと話題のこの場所ですが、現地的には、映画「非情城市」の舞台としてのほうが有名なようです。あちらこちらに「非情城市」の文字が。
しかし人が多い!!
石段はそこまで幅が広くないので、みんなで譲り合いながら通行します。
登り側と下り側ですれ違うときに、日本人同士だと「あ、日本人ですか!」とか声を掛け合ったり、「ダイヤモンド・プリンセスに乗ってるんですか!一緒ですね!!」となんか意気投合したり。台湾にいても同郷の繋がりがあるとなんか嬉しいですね(笑)
石段を下りきった場所からの景色がこちら。
これ、夜に来たらさぞかし風情あるんでしょうね~。
そして石段中腹にある、こじんまりした広場に行くと、雑誌などでよく見かけるあの風景とご対面することができます!!
( ゚д゚)<おお~~~
いや~。ここまでえっちらおっちら歩いてきた価値がありました。
ちなみに、入り口からここまでどこをどう歩いてきたのか正確には覚えていないのですが、人の流れについていけば多分たどり着けますのでご安心を。
次回は夕方以降に来たいなぁ~。
~つづく~
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