クルーズ旅行についての心配
さまざまな クルーズ船が 文字通り押し寄せてきて 港湾予定表が大賑わいのこの頃ですが、ちょっと 伸び悩んでいる風もみられます。
何度も書いてきたことですが 揺れるんじゃないかとか、退屈なんじゃないかとか、皆さまいろいろ、心配をお持ちで 思いきれないことがあるようです。
一階おもいきって 試せば 自分の気持ちが整理できますよーとか思うんですが、
まあ人それぞれ。
日本ではお休み事情も違いますし、言葉の心配もありますし。
インバウンドのほうは これだけ船が来ると 海外の方が日本に興味を持っていただいているのが よくわかります。
昔、オーストラリアで ホテルで出会った小学生くらいのお嬢さん。
何処から来たの？と聞くとなんとかいう 町の名前を教えてくれましたが、しってる？といわれるとうーんというところ、知らない町でした。
逆にどこから来たの？と聞かれ 日本の東京よ。知ってる？と聞くと東京？分からないなーとお互いにわからずに世界は広いねーと お茶を濁していました。
実際、世界中から見れば 中国や韓国の情報などのごちゃ混ぜになって伝わっている感じですから、来ていただいて理解していただくのは ありがたいことです。
東の果ての小さい島国なんです、わたしたち。よく船内でも真ん中の島に住んでいるの？と聞かれ、え？とおもうと本州のことなんです。大陸から見たら島のさいずですから、あたりまえでした。
そのインバウンドの経済効果のほかに、私たちがクルーズで体験していることからの経済効果が出ていることがあることに最近はたと思いつきました。
2014年に初クルーズしてから社交ダンス習い始めました。
フィットネスジムに通うようになりました。
ワインへの興味がますます増えました。
パートナーが英語習い始めました。
買い物の種類が変わりました（船で使えるかばかり考えてしまいます）
と 何だか日常生活に変化を呼んでいます。
社交ダンスは そんなものまったく興味ないといっていたパートナーが 船で海外カップルの素敵におどる姿に啓発されて 自分で クラスを見つけてきて一緒にやろうとクラスに入会しました。まず驚きです。もう2年続いています。
フィットネスジムはわたしです。エアロビとかあまり興味がなかったのですが
船でズンバとかしているうちに楽しくて 家でもしたくなりスタジオフィットネスのおおいクラブに通うようになりました。船に乗らなければ思いもよりません。
ワインもなんとなく健康のために少しは飲んでいましたが 船でワインテイスティングを繰り返すうちにいろいろ研究したり ただ飲むだけでなく買うときも気を使ったりするようになりました。
だいたい、子供が海外で 働いているので 英語はできたほうが良かったのですが
今までいまさらと乗り気でなかったのに 船でいるからと始めました。回数は少ないですが、必要性をとても感じているようです。
そしてお買い物。もう冠婚祭はほとんどないので 葬祭の フォーマルウェアしかいいらないので ドレス関連には興味がありませんでしたが、船に乗るようになったらがぜん、興味が出て いろんなショップやサイトで ながめていますし、船用と購入もします。何といっても、お姫様ドレスが この年で自由に着ることのできる数少ない環境ですから。庶民の女子としても逃せないところです。
このようにいろいろな 経済効果を我が家にもたらしているクルーズ。
ほかの方なども聞くと 英語を始められたとか、ダンスを始めたとか、船で着たいから和服の着付けを習いに言った方などもいました。
普通の旅行ではあまり、こういう体験が生活に変化を及ぼすことは 少ないのではないかとおもうと クルーズという旅の魔法的部分を思ってしまいます。
もしかしたら、船で習ったからって
ウクレレ始めたり
フラダンス始めたり、
ワインのみ始めたり、
ナプキンをおり始めたりする方もいるかもしれない。
ゆっくりと海の上で 暮らすように旅できる特殊リゾート空間から 何が出てくるか 本当に 面白いと思うのです。
願わくは これからも いろんな体験をするべく乗り続けることができますように。海外もいいですが、たくさんの船に日本のほうへ来てほしいです。
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