三月六日の横浜港シリーズ第三弾でございます。
今回のQE2の横浜来航と運悪くバッティングしてしまったため、すっかり影が薄くなってしまった、前日すでに入港済みのバハマ船籍のドイツ客船アマデア(28856トン、1991年建造)
御存じの通りこの船は昨年まで郵船クルーズの飛鳥として永年に渡って、日本のクルーズ客船隊のフラッグシップとして君臨してきた客船です。
熱烈なファンも多く、ずっと某誌のクルーズシップオブザ・イヤーを獲得してきたほどなのですが…
前日の早朝の入港時なんて数えるほどのギャラリーしかいなかったとか…
先日のプリンセスダナエとは雲泥の差、クイーンエリザベスとはもはや比較する事すら不可能な状況。
翌日、QE2とセットで見ればいいやと言う不届き者(すみません、わたしもその不届き者の一人です)が多かったのだと思います。
なんてかわいそうなアマデアちゃん
彼女の出港時の二時間前にはQE2の出港を見ただけで満足して家路に着く人々の行列で大桟橋の前の道は大混雑。
「おいおい、皆さん、まだまだアマデアの出港が残ってますよ〜」と声を出して呼び止めたかったぐらい。
たとえは悪いですが、メーンイベントを先にやってしまって、そのあとに前座が出て来るようなものなのでしょうか?ま、仕方ないですけどね
日もとっぷりと暮れ、怪しげな空模様の下、それでも大勢の熱心なファン(もちろんわたしもその一人です)の見送る中、日本での次の寄港地、鳥羽に向けて旅立って行きました。
もちろんあの懐かしい飛鳥の汽笛を鳴らして…
一年前の同じ大桟橋、あの感動の飛鳥との別れの汽笛の交換をふと思い出してしまいました。
Danke! AMADEA! Auf Wiedersehen!
フェニックスのブルーグリーンのストライプとファンネルカラーもなかなか似合っているよ!
また来てね!
ちなみにアマデアとはドイツ語の人名アマデウスの女性名だそうです。
わたしも残念ながら17時30分に大桟橋をあとにしてしまいました・・・デジカメの電池切れ&寒さに耐えられなくなってしまって(涙)本当はお見送りしたかったんですけどね(>_<)こちらの船もすっごくステキですよね〜☆そういえば、アマデアの前でうろうろしてたら、船好きの方に声をかけられまして、旧飛鳥のいろんなことを教えてもらいました♪
今回はQE2の影に隠れてしまった感がありますよね。相手がちょっと偉大すぎたでしょうか?
レイレイさん、実はわたしもこんな偉そうなことを行っても一時は帰ることも考えていました。暗くなって写真もうまく撮れないし、雨も降ってきそうだったので…寒かったですしね、仕方ないですよ。
torakyojinさん、客船ファンとしては2隻並んだところが見ることができてラッキーだったのですが、アマデアはちょっとかすんじゃいましたね。
QE2だけを見にきた人も、「お、これってひょとして飛鳥じゃない?」と認識する機会になったかも・・・。ちなみに、2004年にサファちゃんが初入港し出港する時には、まずとなりの「飛鳥」(つまりアマデア)が先に汽笛で挨拶をし、それにサファちゃんが答えるような感じで感動的でした。今回も汽笛で存在をアピールしてくれればよかったかな・・・。
写真を見るとアマデアという現在の船名よりも先に、「あ、初代飛鳥だ」と思ってしまう自分がいます。しかし、実物は飛鳥時代を含めてまだ見ていないのです。QE2とのバッティングは・・・確かに不運だったかも知れません。しかし、二隻の競演ははやり素晴らしいものだと思います。
アントンさん、今回のQE2出港のときはアマデアは無言のままでしたね。ひそかに期待していたのですが、ちょっとがっかり。女王様に敬意を表せばいいのにね。不敬罪はギロチンだぞ!
今回三脚を忘れたので、深夜?の夜景とお見送りが出来ませんでした。相当な不届きモノです(汗 さすがに旧飛鳥といえどもQE2では相手が悪すぎますか。最後の写真、青い光に浮かんでいてかっこいいですね!
sunbernさん、ストライプとファンネルカラー以外何も変わっていない様に見えますので前から見ると初代飛鳥そのものですね。生まれ故郷の長崎に何故寄らないのか不思議です。
こたけさん、わたしはいつもコンデジ&手持ちなので夜景はブレブレです。三脚なんて使い方すら知りません。最後の写真はたまたまです。それによく見るとだいぶブレています。
公園とアマデアの姿がいいですね。わたしも三脚は持ち歩いていません。ですから、シャッタースピードが1/8になると半分以上はぶれてしまいます。
駒さん、公園は赤レンガ倉庫の前です。ここは大桟橋の左側に泊まった船を見るのに絶好のポイントです。2枚目の写真は赤レンガ倉庫の2階のバルコニーから撮りました。
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