昨日のF1ブラジルGPは興奮しながら夜中の3時過ぎまでしっかり見てしまいました。
だって最終戦のファイナルラップまでワールドチャンピオンが誰になるか分からないんですよ(後半ほぼ決まりかけていましたが、リタイアすることも有り得るので)
オーバーテイクやスローダウンのたびにワールドチャンピオン候補がコロコロ変わる。こんなシーズンの最終戦はいままで見たことがありません。
結果的にはアロンソのV3を阻止してフェラーリのキミ・ライコネンが世界一に輝いたのですが、シーズン前半のアロンソとハミルトンのチーム同士の一騎打ちのときは、こんな結末になろうとは想像もしていませんでした。
たしかライコネンとハミルトンは20P以上の差がついていたはず。
それを最終戦でひっくり返すなんてたいしたものです。
わたしが見に行った2005年の鈴鹿。予選17番手からスタートしたにもかかわらず、ファイナルラップの1コーナーでフィジケラをオーバーテイクして見事優勝したときのライコネンを思い出してしまいました(あの時は生で見ていて鳥肌が立ちました)
でも、本当はわたしはハミルトンを応援していたのですけどね。
そんなわけで(どんなわけだ!)水彩色鉛筆で描いたフェラーリのライコネンです。跳ね馬マークがブタかリスみたいになってしまった!
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ところで先日、今年30年ぶりに富士スピードウェイで開催されたF1日本GPに行ってきた人から直接話を聞くことが出来ました。
新聞などでは5万円もする席なのにコースがよく見えなかったとか、バスが遅れて何十人かが決勝スタートに間に合わなかったとか、そんな記事が載っていましたが、その人の話ではそんな生易しい酷さなんてものでは無かったそうです。
わりと市街地に近いところにある鈴鹿サーキットと違って山の中腹でアクセスに難のある富士はマイカーによる渋滞を回避するため、少しはなれたところにある駐車場から、観客を全てシャトルバスでサーキットに運ぶと言うパーク&ライド方式を取ったのですが、大雨で道路が陥没してその方式が破綻。
来ないバスを待つために、冷たい雨の降るぬかるんだバス乗り場の何万人もの行列に、帰りは4時間以上も立ち尽くしていたそうです。
人数不足気味の係員は予想をしなかった事態に右往左往するだけで行列がどういう状況になっているかも把握できず、もともと不足していた仮設トイレも大混雑で、バス待ちの列から抜けてしまうともっと遅くなりそうなのでトイレは我慢するしかない状態。
とくに若い女性や小さな子供連れ、ご年配には本当にかわいそうな状況になってしまい、最後はここではとても書くことが出来ないぐらい悲惨な事件が数多く発生したとのこと。
わたしに話をしてくれた人はこれまで生きてきて、こんなつらい目に遭ったのははじめてかも知れないとまで言い切っていました。
もともと、富士は天候が不安定なため、こういうことになることは予想できたと思うのですが、見込みが甘かったのでしょうか?
わたしも鈴鹿より住んでいるところから近いので今回有休を取っていこうかと思っていたのですが、どうしても予定がつかずに断念。
行かれてつらい目に遭った方たちには本当に申し訳ないのですが、自分自身は行けなくて良かったと心の底から思ってしまいました。
やっぱり、日本GPは世界有数の名コースである鈴鹿でやるべきなのですよね。
トヨタも意地があるから来年は富士でもう一度やるだろうけど、そのあとは鈴鹿と隔年開催とは言わず、富士の開催権を返上したほうがいいと思います。世界中のレースファンもそれを望んでいるし…
どうしてもトヨタでF1をやりたいなら金に物を言わせてホンダから鈴鹿サーキットを買い取っちゃえばいいのですよね?絶対ホンダは売らないだろうけど(笑)
おおおおおお〜そうだったんだ!!!見てなかった!!!クヤジ〜!
すごい、すごいぞライコネン!フェラーリ!近年にない展開ですね。
フェラーリファンの私、大喜び。しかし、なんで見てない・・・。涙。
え〜アントンさん、録画もしていなかったのですか!
それは残念です。
でもわたしとしてはハミルトンを応援していただけにちょっとがっかり。なんであそこでギアが入らなくなるかな〜
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