最近、どうやらマルエーフェリーの「ありあけ」は定刻通りに東京港を出港するらしい・・・そんなウソみたいな(笑)情報を仕入れたわたしは東京ビッグサイトで所用を済ませた帰り道、お台場、有明埠頭のフェリー乗り場に立ち寄ってみました。
ちなみに2年ぐらい前にやはりここに午後5時の出港を見に来たときには5時半になってもまだランプウェイからコンテナを一生懸命積み込んでいました。
さらに1年ぐらい前、入港を見ようとやっぱりここにやって来たときは、入港予定時刻から1時間経ってもこの船の姿はここには現れませんでした。
そんなわけでこの船の入出港を見ようと思うならよほど暇なときでなければ・・・という定説を勝手に決めてしまっていたPUNIPでございます。
ところが本日4時50分、曇り空でもう暗くなりかけた沖縄行きフェリーターミナルに着いてみると、驚くことに本当に出港準備をしているではありませんか!
え〜!噂は本当だったんだ!マルエーフェリーさんごめんなさい!
ということで東京〜志布志〜奄美大島〜沖縄定期航路のフェリー「ありあけ」(7910トン、1995年建造)の出港の様子をお届けします。
場所はビッグサイトのある国際展示場駅やヴィーナスフォートやパレットタウンのある青海駅(どちらも新交通システムゆりかもめ)からすぐ近く、若者やカップル、ビジネスマンで溢れる最先端の街並みから目と鼻の先なのにここを訪れる人は全く誰もいません。
いやたぶんこんなところから沖縄行きの船が出ていること自体、この近くにいる人は誰も知らないでしょう。
「ありあけ」のブリッジの向こうにはそんなパレットタウンの大観覧車が見えます。
ふと向かい側の青海埠頭の岸壁を見ると・・・あ!元東京〜那覇航路のフェリー「かりゆしおきなわ」だぁ〜
もちろん今は外国の船社に売られ精密機器運搬専用船「アジア・エース」となって日本とアジアの各港を往復しています。
午後5時ジャスト 「ありあけ」はゆっくりと岸壁を離れました。
こうやって広角レンズで撮ってみるとムチャかっこいい船です。惚れ直してしまいました。
東京〜沖縄航路の先輩後輩のツーショット。これが見れただけでも幸せ♪
船のデッキにいる乗客らしき人は見たところたった一名!そのほかの乗客は船室に入っているのか?それとも乗客自体が一名だけなのか・・・
この季節、丸2日近くかけて沖縄にこの船で行こうという人はごくわずかなのかも知れませんね。
だって同じ時刻に羽田を飛び立った飛行機が那覇空港に着陸する頃、この船はまだ横須賀沖あたりをうろうろしているんですから・・・
ま、そこがまたこの航路の魅力なのですが・・・
いってらっしゃ〜い
暮れなずむ東京港をゆっくりと出て行きました。あ〜あ、あの船に乗れば暖かい沖縄に行けるのか〜
コンデジの手持ち撮影のため映りが悪くて申し訳ありません。
最後に有名な(?)沖縄航路船客待合所の全景。ある意味ここに来たら必見です。
おそらくこのフェリー埠頭が出来た昭和50年代に建てられたとおぼしきプレハブ造りの建物。「沖縄・奄美 船客待合所」の文字が錆付いた屋根にかすかに読み取れてここがきっぷ売り場であることが判断が出来ます。向こうにツインタワーマンションが見えなければとても首都東京の海の玄関口とは思えません。
残念ながら室内はもう閉まっていて入ってみることは出来ませんでしたのでこちらのカナマルトモヨシさんのブログでご覧になってみてください。
とっても面白いですよ。
PUNIPさま
こんにちわ。
ツインタワーマンション(?)とプレハブ造りの待合所、
昭和と平成の対比がおもしろいですね!
手前に引込み線のレールなんかあれば、まさに昭和の貨物埠頭そのもの!
先輩後輩のツーショットいいですね。
「元気にやっとるかぁ?」
「はい、おかげさまで元気にしております!」
みたいなセリフが聴こえてきそうです。
後輩が先輩にケツ向けてますが・・・(笑)。
では、失礼します。
たしかに・・・むっちゃカッコいい〜!
両側に張り付いた階段がまたいい感じですね。通い続けた結果、ついに出港を捉えたわけですね。おめでとうございます!
これでゆっくり沖縄への旅もいいですね。
鉄軌星斗さん、ここは本当に昭和そのものの風景、なんだか日活のギャング映画(古っ!)に出てきそうな波止場の風景でした。
マドロス姿の主人公が背中にギターをしょっているようなヤツ。
写真の左端に写っている黒いワンボックスも怪しげでしょ! 、
アントンさん、マルエーフェリーの前身である大島運輸の時代から舷側に張り付いたまま航行する長い長いタラップがトレードマークでした。
大波で壊れたりすることはないのか?いつも不思議に思っているのですが、いまでもこの会社の船だけは脈々と受け継がれています。
なぜこれにこだわるのか聞いてみたい気もします。
おはようございます。フェリーありあけが・・・海難事故です。
今朝のNewsで三重県・熊野市沖を鹿児島・志布志港に航行中の
フェリーありあけが横波で荷崩れを起こし船体が36度傾き
沈没のおそれがあるため救助要請。乗客7人は全員救助だそうです。
現場は霧のようだった模様です。荷役は何だったんでしょうね。
それにしてもマルエーフェリーは事故頻発してますね。
おはようございます。
マルエーさんは時間にルーズですよ。
神戸での記事をTBしますので、ご一読を!
ふねきちさんトラックバックありがとうございます。
、ま、よく言われる「沖縄時間」ってものなのでしょうね。
時間通りに見れたらラッキーだと思っておいたほうが気が楽です(笑)
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