S.S.RYNDAM

横浜港･大桟橋で開催中の写真＆絵画展「ＹＯＫＯＨＡＭＡを彩った洋上の貴婦人達」で惜しくも７０隻のリストから洩れてしまった客船 その３･･･なんだか病み付きになってしまいました。

１９６６年、アメリカの大学生を乗せて世界一周クルーズで横浜にやってきたホランド・アメリカ・ラインの「ラインダム」（１５０１５トン、１９５１年建造）です。

北大西洋航路の客船の中では比較的地味な船でしたが、デザインはメッチャわたし好み。

１９７２年にはギリシャのエピロティキ・ラインに売られて信じられないような酷い大改造を施されてクルーズ客船「アトラス」に転身。

その後、メキシコでカジノ船になっていましたが、２００３年解体のためインドに向かう途中に沈没してその生涯を閉じています。

イラストは想像で描いた大桟橋停泊中のシーン。

当時はドイツの船会社に一時的に移籍していたようなのでもしかしたらファンネルマークは違うかもしれません。

戦後、横浜港を訪れた７０隻の外国客船を写真と絵画で紹介するこの展示会はいよいよあさって、１１日（金）の夜８時で終了です。

まだ見に行っていない客船好きの方、見て来たけどノートに書くのを忘れた方、ぜひ足を運んでくださいね。

横浜港大さん橋国際客船ターミナル２Ｆロビーのインフォメーションカウンター脇で開催中です。

業務連絡です。

展示会関係者の方は１１日当日夜８時から撤去作業を開始しますので、なるべくその時間までに現場にお集まりください。

日当は・・・当然出ません（笑）