昨日の記事の続きです。
わたしを乗せた屋形船はどんどん大黒ふ頭に接岸中の「クイーン・メリー2」に近づいてきました。
船尾は立方体と半球を組み合わせたような独特のかたちをしています。
誇らしげに翻るレッド・エンサイン(英国商船旗)、船名の下のSOUTHAMPTONの船籍港表記・・・
う〜ん、紛れもなく大英帝国のオーシャンライナーですな・・・
ちなみに、キュナード・ラインの本社の所在地はいろいろあって現在はアメリカ合衆国のサンタ・クラリタですが、なにか?
去年の大黒ふ頭では雨と強風であまりゆっくりと見ることが出来なかったので、こうして改めて見上げると本当に巨大です。
ライフボートを下ろしてチェックしているのかな?
こんな喫水線のすぐ上に大きな開口部があるのに驚きました。
屋形船は女王様の左舷前方で旋回。順光でいいショットが撮れました。船頭さん、サンキュです♪
他の野次馬船と並走。
なんとなく小笠原父島での出港風景を思い出されます。
おともだちがたくさん乗船している今回の見物クルーズ最大の「マリーン・ルージュ」もやって来ました。
この船は横浜港の遊覧船の中では決して小さいほうではないのですが、こうして見ると本当におチビです。
船上は鈴なりの見物客で溢れかえっていて、心なしかQM2のよく見えるほうの右舷側に傾いているように見えたのですが、乗っていたおともだちの話によるとほんとうに数度、傾いていたそうです。
それって今では伝説となった「クイーン・エリザベス2」お出迎えクルーズのときの東海汽船「藤丸」の再現じゃん!
こちらはもっとずっとおチビな屋形船「第一正義丸」、船首にいる人影のどれかはわたしです。
上の「マリーン・ルージュ」に乗船していたおともだちのひとり、航海作家のカナマルトモヨシ氏から戴いた画像ですが、幕末好きの彼に言わせるとまるで「平成の黒船に密航を企てる吉田松陰を乗せた手漕ぎ舟のようだった」とのこと。
そうなるとわたしは今頃、奉行所に自首して、野山獄に繋がれているわけですな
う〜ん、日本の夜明けは遠いぜよ〜(って龍馬じゃないけど・・・)
こうして横浜港大黒ふ頭のQM2の停泊している海域を2回廻って、帰途に着きました。
大英帝国が誇る超巨大客船と、天麩羅とカラオケが楽しい純日本風の屋形船のスーパーミスマッチなランデブーはこれにて終了
でもわたしと女王様の対面はもう少し続きます。
Maybe Continued
この順光の左前からのショットいいですね〜(^_^)ぽち 我々を乗せた船は朝一番でしたので着岸作業中で後ろに待機で時間切れ帰路につきました 戻ってから別の船でまた行けばよかったのですが 少し興奮冷ますのにひと休みでして(^^ゞ
航海作家さんがお友達なんですか〜。
PUNIPさんのイラストを通じてお友達が出来ていいですね。
大黒埠頭へは立ち入り禁止となったので皆さんは苦労されましたね。
私は今回も見送りました。
ポチ☆。。。
関東に住んでたら絶対に行ったのですが、
関西で指だけくわえていました。
プニップさん 今回全景を生で見て思ったのですが前部と比べて後部のバランスが少し足らないというか 煙突の後ろから船尾にかけてかなりボリューム感がないように感じました でも写真見ているとどうも先々に改装増設部分の余裕を残しておいたような気もしますね?
何でこの船の船尾側の写真があまり出てきてないかわかる気がします・・・。
船尾形状が変わっていますね。推進性能と外観(美観)を両立させるための工夫でしょうか? 貴重な写真をありがとうございました。
昨年、この船を見たとき、その大きさにビックリしました。
まわりの建物より大きかったので・・・。
また、機会があれば、見に行ってみたいです!!
yuさん、当日は朝からお疲れ様でした。
QM2の船尾ですが、なだらかなのはやはりQE2のデザインイメージを踏襲しているのだからだと思います。
背がやたらと高いだけに船尾までボリュームを持たせてしまうとそれこそ浮かぶマンションかホテルそのものになってしまって客船としての情緒がなくなってしまいますからね。わたしはこれで正解だと思います。
改造されて船尾に船室を追加されたらがっかりです。
mokoさんは行かなかったのですか〜それは残念です。
この船は大黒ふ頭で見るよりもこうして遊覧船に乗ってみるほうが楽でじっくりいろいろな角度から見られることがよく判りました。
来年はぜひ!
やいまさん、関西からもずいぶん沢山の船ファンが見に来たみたいです。
それだけの価値は十分にある船ですからね。
いつか神戸、大阪に来航してくれることを願いたいです。
カワイさん、たしかにこの船尾、あまりかっこいいとは言いがたいですね。
そんなに目立たないのでいいですが、デザイナーが苦労した割には評判がよくないみたいです。
SEA BIRD さん、わたしも見ていて同じことを感じました。性能とデザインの両立というか妥協の産物なのでしょうが、変わっています。
コストも相当掛かったことでしょう。
このあとに就航した「クイーン・ヴィクトリア」や今度就航する「クイーン・エリザベス」がこんなオリジナルのデザインを採用せず、カーニバルグループのお仕着せデザインに落ち着いてしまったのも無理もない気がします。
CAP PITANさん、本当に大きかったですよね。とても海上を走る乗り物とは思えませんでした。
来年も見に来てください。
初めてメールさせていただきます。
私も同じ日の午後5時30分出発の正義丸で行って来ました。
圧倒されましたね、私には海の上を走る巨大なSLのように見えました。あまりうまく撮影できませんでしたが、ブログに写真をアップしましたので、見て下さい。Yahooのブログ joeの写真日記です
今度、フリマで声を掛けますね、その時はよろしく!
joeさん、はじめまして!コメントありがとうございます。
「正義丸」でのお見送りですか!夜の屋形船はそれこそ雰囲気が出てよかったでしょうね。
でも揺れる船の上からの夜景撮影は本当に難しいです。
これからもどうぞ宜しくお願いします。
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