「ＳＨＩＲＡＳＥ」見学

一時は解体の危機にあった元海上自衛隊の砕氷艦５００２「しらせ」

民間企業のウェザーニュース社が買い取って千葉の船橋港で繋留保存されているのを見に行ってきました。

乗船見学料は一切無料ですが、アポ無しで見に行くことは出来ません。

そのかわりネット等で予約すると最寄の新習志野港までバスで迎えに来てくれます。

サッポロビール千葉工場の向こうに保存船「ＳＨＩＲＡＳＥ」は停泊しています。

姿だけ見たいのであればここのビール園の敷地から見ることはいつでも出来ます。もちろん艦内見学後にビール工場を見学してビールを無料試飲することも可能・・・半日このあたりでタダで楽しめるわけですね♪

「ＳＨＩＲＡＳＥ」の見学証を持っていけばレストランも割引になるそうです。

ちなみにこの船、エンジンこそもう動きませんが日本の大多数の保存船のように固定されているわけではないのでロープを解けばタグによる曳航でどこの港に持っていくことも可能、案内してくれたウェザーニュース社の社員の方は将来もっとアクセスのいい千葉港にもって行くことも検討中だと言っていました。

どうせなら日本中いろいろな港に行ってもらえないかなぁ

長いギャングウェイ（タラップ）を昇っていよいよ乗艦です。

艦内入り口には社員のかたの手作りっぽい看板が・・・

今回の見学者の名前が書いてありました。もちろんわたしの名前も・・・なんだかちょっと幸せな気分になれますね。

でも今回の見学者はわたしを含めてたったの三名、それに対して案内してくれた社員の方はなんと六名！見学者の倍じゃないですか！

みなさん普段は天気予報など気象情報に関わる業務をされている方ばかり・・・平日の午前中とはいえなんだか申し訳ない気持ちもしてしまいます。

もちろん休日となると２０〜３０人の見学者がいるとか・・・

しっかり料金を取るのに、見学者はほったらかしにしている（それはそれでいろいろと事情があって仕方ないのでしょうが・・・）大多数の保存船に較べ、案内と詳しい解説付きでしかも無料・・・これは見に行くしかありませんぞ

というわけで、今後数回にわたってこの「ＳＨＩＲＡＳＥ」の艦内の様子をレポートします。