太平洋フェリーのニューフェイス「いしかり」の船内見学はこうしてカーデッキからはじまりました。
エントランスから続く吹き抜けにしつらえた展望エレベーター・・・「きそ」にはありませんでした。
この船のインテリアデザインのテーマである「エーゲ海の輝き」に沿って、ギリシャ神殿風のつくりになっています。
ロイヤル・スイートのリビングルーム・・・「きそ」に乗船したときは当然見ていません・・・たぶん一生縁のない部屋かな?
一方、こちらは「きそ」に乗船したときにお世話になったB寝台・・・窓際、下段と当時とほぼ同じ位置です。
まったく同じつくりなので懐かしかったですね〜
大浴場もなんとなくエーゲ海風
気持ちよさそう♪
一番大きな公室、ヨットクラブ・・・エーゲ海をイメージしているだけに青と白が基調で爽やかな感じです。
ちなみに「きそ」の同じ場所(マーメイドクラブ)は同船が南太平洋をイメージしたインテリアのため、赤が基調でもっと派手派手・・・
どちらがいいのか好みが分かれるところですが、夏の航海なら涼しげな「いしかり」、冬の航海なら暖かい「きそ」かな?
ヨットクラブから左舷側を船尾に向かって続く、日本の長距離フェリーお約束の展望プロムナード
ぼ〜っと海や過ぎ行く船を見てすごすのには最高の空間です。
プロムナードをずっと歩いていくと船尾の突き当りがショーラウンジ「ミコノス」
このショーラウンジの位置が船体のほぼ中央にあった「きそ」とは大きく異なっています。
「ラウンジ」と名乗っていますが、椅子席には「きそ」にあったようなテーブルもなく、実態はほとんど「シアター」ですな。
ミコノスを出て右舷側にまわるとレストラン「サントリーニ」
ディナーバイキングのステーキ食べたい、食べたい、食べたい、食べた〜〜〜〜〜〜い!
すみません・・・夕食前にこのブログ更新しているので取り乱しております(泣)
レストランを抜けて中央吹き抜けに戻り、一階降りてエントランスホール
ここにいるときに、ちょうどこの向きで立っているときに船に大きな振動を感じました。
ドンドンドンという波によるものとは明らかに違う揺れ・・・ディーゼルエンジンの振動をもっとずっと大きくした感じ
「おいおいおい、新造船なのにもうエンジントラブルですか〜」最初はそんな風に思っていたのですが・・・
どんどん揺れは大きくなります。
「これはもしかしたら・・・」と左舷のリラクゼーションコーナーの窓越しに陸地のほうを見てみると晴海のごみ焼却場の煙突がユラリユラリと大きく揺れています。
周囲の建物からあわてて出てくる人たち・・・
船自体が海に浮かんでいるため、岸壁の緩衝材とロープをはさんで揺れが伝わってくるせいなのか? 体感的には震度3強ぐらいでしたが、どうやらかなりの大地震であることを察しました。
世に言う「東日本大震災」をわたしが体験した瞬間です。
本当はもっと色々写真を撮りたかったのですが、どうにもいやな予感がしたのでこのあとすぐに船を下りました。
そんなわけで「いしかり」の船内案内はこれでおしまい。
え?クルボンがどこにも登場しないって?
すみません・・・また持っていくのを忘れました
原作者のクセに非常に怠慢・・・反省しております・・・ハイ(汗)
こんばんは。
貴重な震災体験でしたね。
来週Miraiにいらっしゃる日には、行きますね!
そうそう、PUNIPさんのアイコンのハンバーガー。。
飛鳥IIを見学してよく判りました。。^^ゞ
たっちさん、「にっぽん丸」ワールドクルーズ出港の夜はMiraiに行く予定にしています。・・・ということで現地でお待ちしています。
ところで、あれ…「飛鳥」に乗らないとやっぱりハンバーガーに見えますよね(笑)
ドンドンドンという揺れ、もしかして船体と岸壁の緩衝材とがぶつかる音だったのでは、という気がしています。ハンバーガーの正体、僕も最近になって気が付きました。あ、あんなところにPUNIP Cruisesのマークが!という感じで。あれってどの客船でも同じというものではないんですか?
そういえば、太平洋フェリーって、運休していましたね。
復活おめでとうございます。
苫小牧行きなんですか。
なかなか、乗る機会は無さそうだなぁ^^;
つうせいさん、あのハンバーガーの絵は薄い緑色の塩ビの板に白で描かれているのはよく見かけるのですが、「飛鳥」のように木の板に描いてあるのはあまり見ません。
別に統一規格ではないようです。
それにしてもあれ、ハンバーガーじゃないし…(笑)消火器の絵もウナギじゃないし…
みぃにゃんさん、太平洋フェリーはとりあえず運航を再開したようですが、旅客は乗せず、貨物に限っての運航みたいです。
仙台の旅客フェリーターミナルの損壊がかなりひどいみたいですね。
仙台…大変ですね。
復興を祈りたいです。
みいにゃんさん、早く復興するといいですね。
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