芝浦の高層ビルの谷間に忘れ去られたように佇む、京浜運河の船溜まり
警戒船やらプレジャーボートやら屋形船やらがたくさん係留されているその一角に、ひときわかっこいい小型客船らしき船を発見・・・
ん? 京浜フェリーボートの「ふじ」かな? それにしては物干し台風のデッキが無いし、色も違うぞ
ロイヤルブルーの船体がかっこいいですね。
もう少し近寄ってみましょう・・・どうみても横浜港の遊覧船の「ふじ」にそっくりですね。
橋の上から一枚・・・船尾には船名や船籍港は一切書いてありません・・・う〜ん謎の船だぁ
ん?まてよ・・・あの救命いかだになにか文字が書いてあるぞ!
アップにしてみるとご覧のとおり「海燕21」という文字が読み取れました!
やっぱり、名古屋の名鉄海上観光船でかつて師崎〜日間賀島、師崎〜篠島航路で活躍していた高速船で、引退後行方不明になっていた「海燕21」(19トン)のようです。
つまりは横浜港の「ふじ」(「海燕11」)の姉妹船だったわけですね。
まさかこんなところにいるとは・・・
一体どんな用途で使うつもりで係留しているのでしょうか?
東京港での今後の活躍を期待したいと思います。
同じ船だまりで撮ったおまけの一隻
これも遊覧船なのかなぁ・・・
ボーイング727風の船尾の装飾(?)がなんともお洒落なようなレトロなような・・・
ジェット推進で航行することはどうやらなさそうです・・・船体側面から羽根を出して飛ぶこともたぶん無いでしょう。
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