年に十数回、週末になると伊豆諸島航路の途中で横浜港に寄港している東海汽船の「かめりあ丸」
この大さん橋に接岸するのは別に珍しいことでもなんでもないのですが、いつも夕方か深夜のことでそれも10分程度の短い着岸時間・・・
ところが、先日のわたしの大さん橋のミニ個展のさなか、お昼前の大さん橋にこの船はやってきました。
それも4時間半というこの船にしては異様に長い停泊時間で・・・
どうやら毎年恒例の千葉にある某女子校の修学旅行でのチャーター寄港のようです。
千葉からならJRで東京駅経由で普通にきたほうがよほど早いし、チャーターするより安いと思うのですが、ここの学校の先生がたはよほど船旅がお好きなのかな?
ちなみに都内の某大学の初等部の小学6年生もこの船で毎年、「洋上小学校」という修学旅行クルーズを行っています。
個展の会場からガラス越しに見た「かめりあ丸」
南洋の楽園クルーズ出港直前の「にっぽん丸」とのツーショット
昭和の香りただよう船名表示板・・・これももう数年で見られなくなってしまうのですね。
やがて楽しい横浜観光を終えたお嬢様たちをふたたび乗せて大さん橋を離れます。
素朴ながらも、いかにも客船らしい均整のとれたスタイルです。
特にこの日のこの時は、なぜかこの船の美しさを実感してしまいました(笑)
デッキの女学生がみんなわたしの見送りに歓声をあげて手を振ってこたえてくれています・・・いや〜おじさんも意外とモテるものだなぁ〜
な〜んて思っていたらよく見ると皆さん視線はわたしではなくもう少し上・・・
どうやらくじらのせなかで仲間か知り合いが見送っているようで、そちらに手を振っているようですね。がっかり・・・
ま、世の中そんなもんですが・・・
ベイブリッジ手前で昭和の小型客船どうしのすれ違い
この次にこの「かめりあ丸」が昼間の大さん橋に来るのは今月30日のお昼前、先ほど述べた洋上小学校の出港式です。
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