いよいよ明日から英国ロンドン・オリンピックが開幕・・・NIPPON頑張れ〜
そんなわけで、英国五輪にちなんで、かつての英国客船「オリンピック」OLYMPIC(45324トン、1911〜35)を描いてみました。
実はこの船、わたしは初めて描くのですが、この4本煙突の客船はあの「タイタニック」の同型姉妹船のため、あまり初めて描いたという気がしません。
当時、ホワイト・スター・ラインはこの型の客船を三隻建造したのですが、この船はその第1船にあたり、「タイタニック」より10か月早く完成しました。
「タイタニック」との大きな違いはボートデッキ下のプロムナードデッキが全て開放式であることで、「タイタニック」はその前半部分が大きなガラス窓に覆われています。
なお、この絵では救命ボートが舷側にずらりと隙間なく並べられていますが、あの悲惨な沈没事件を受けてボートの隻数が追加された姿の写真をベースに描いたもので、建造当時は「タイタニック」同様にやはり乗船定員の半分に満たない数のボートしか積んでいませんでした。
ちなみにこのシリーズ3隻目の「ブリタニック」は第一次世界大戦の最中に病院船として完成しましたが、1年もたたないうちにドイツの機雷に触れて沈没・・・その触雷箇所は右舷前方の喫水線下、つまり「タイタニック」とほぼ同じ場所だったそうです。
幸いなことにこの「オリンピック」はそんな姉妹たちの短すぎる運命とはうらはらに、大戦中も2度にわたって攻撃されたにも関わらず生き延び、24年という当時の船舶としては標準的な船齢を全うして解体されています。
たしか昔、ブリタニックの映画がありましたよね?
ふねきちさん、映画「タイタニック」の人気に乗じた2番煎じ的な気がする映画ではありますが、それなりに良く出来ていたと思います。
CGが若干ちゃちなのはまぁ仕方ないとして、病院船でありながら武器を積んでいたという設定は「橘丸」のパクリ?(笑)
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