シドニー在住のジェームス小野さんからアラブ首長国連邦、ドバイの港で見かけた保存客船「クイーン・エリザベス2」(70327トン、1969年建造)の画像を送ってもらいましたのでここで公開させていただきます。
今年の春に彼が新造船「シーボーン・クエスト」のワールドクルーズの区間乗船で立ち寄った際に撮影されたものです。
船尾の船名表記の下の船籍港が南太平洋の島国バヌアツのポート・ヴィラになっていますが、その上にあからさまに元の船籍港サウザンプトンの文字が見えています。
ご存じのとおりこの船はかつてのキュナード・ラインのフラッグシップだっただけに残念ではありますが、今のキュナードのフラッグシップの「クイーン・メリー2」ですら船籍は英国領バミューダのハミルトンになってしまっているので、まあ置かれた状況からすれば仕方ないのでしょう。
もう一度この船が船尾に誇らしげにレッドエンサイン(英国商船旗)を掲げている姿を見たかったかなぁ・・・
ま、こうして解体されずに保存してくれているだけでもありがたいことですけどね。
こうしてここに係船されてもう3年、やっと海上ホテルとして再オープンの目途が立ってきたようです。
そのときはぜひこうした救命ボートはそのままにしておいてもらいたいですね。
ブリッジ周辺・・・保存状態はいいようです。
でも当然のことながら真紅で大きく書かれていたCUNARDの文字はありません
元祖ペントハウスも健在です。
最後に撮影した「シーボーン・クエスト」のリドデッキを入れての一枚。
こんな素晴らしい環境から撮っていたんですね。
ジェームスさん、貴重な画像をありがとうございました。
こんにちは〜ヾ(≧∇≦)
やはり格好良いですね(゚o゚;)
QEのペントハウス、泊まってみた〜い(´▽`)宝くじがあたったら!
昨年12月にドバイに寄ったときに見ました。
パーティがあるそうでファンネルからは煙が出ていました。
私のカメラは手前のオマーンで壊れ、まともな画像はとれていません。
携帯で取ったのがちょっとあるだけで本当に残念でしたよ。
今もほったらかしにされているアメリカのユナイテッドステーツのようにはしてほしくないですね。
ARCadiaさん、船ファンとしてはなるべく現状維持で公開してもらいたいですが、ホテルとして経営するには使いにくい部分もあって改造を余儀なくされるのでしょう。
そのへんの兼ね合いが難しいところですね。
でもいずれにしろドバイじゃ会いに行けないなぁ…
かっくん、もう40年以上前の船なのに本当に美しいと思います。
もうこんな船は現れないでしょうね。
やすこさん、保存されているだけでなく実際に貸切とかで使っているんですね。
でも煙って発電機用のエンジンの煙なのでしょうか?
もしかして調理場の肉を焼く煙かな(笑)
ふねきちさん、「ユナイテッド・ステーツ」は何度も復活案が出た割にはいまだにほったらかしですね。
中も相当荒れているのではないでしょうか?
昨今、超巨大なクルーズ船が多数デビューしQM2も中くらいの船に入りつつあるのは、現役引退とあいまって長年のQM2ファンとしては複雑な心境ですが、数十年にわたって世界の客船のトップに君臨して来た船ですから、是非大切に保存してもらいたいものです。
QM2ではなくて、QE2でした。失礼しました。
s4s*s4s*1さん、ペントハウスのデッキを追加することによって当時の世界最大の座を「フランス」から奪い取ったのはもうずいぶん昔の話…そんな7万トンクラスはもはや中型客船の時代になってしまいました。
初めてこの船を横浜で見たとき、将来20万トンを超える客船が出来る時代が来るなんて考えてもみませんでした。
それでもいまだに輝きを全く失っていないのはさすがです。
後世までこの船の魅力を伝えていって欲しいですね。
おはようございます。
最後の横にクイーンエリザベス2と並んでるのがいいですね!
僕が打ちました。
ご無沙汰しています。久々のカキコですが、ドラネコさんからの情報だと残念ながら既に中国の解体業者に売却されたそうです。従って、ホテルとして保存される可能性はかなり低いと思いますが、解体されない事を祈るばかりです。
しかし、その昔QEも中国の解体業者に売却され解体と中に火災でひっくり返った事を思い出してしまいました〜!(><) 浜っ子半魚人
本当ですが、一つの時代が終わった気がして、本当に残念です。
フネ双子さん、わたしもこういうデッキ越しの構図は大好きです。
絵にするには難しいのですけどね。
浜っ子半魚人さん、お久しぶりです。
インドやバングラデシュではなくて中国というところにまだ救われる可能性が残っていますね。
どうか第二の「ぶらじる丸」になりますように…
GOD SAVE THE QUEEN!
s4s*s4s*1さん、なんとも残念な話です。
生まれ故郷の英国がなんにも手を施さないのはどうにも腑に落ちません。
カネ回りのいいドバイでも持て余すところ、今の英国では手が出ませんかねえ…
それにしても「ドバイで健在」の写真の直後にこの知らせとは何とも落差大き過ぎです。
ロングビーチのクイーンメリーのようにはならんもんでしょうか…(ToT)
解体だけはやめて欲しい!
ARCadiaさん、ドバイのバブルもすっかり崩壊してしまいましたからねぇ…このご時世、維持費に莫大なコストのかかる7万トンもの保存船を引き受けるようなところは見つからないのかもしれません。
厳しい現実ですね。
ふねきちさん、ロングビーチの「クイーン・メリー」の経営も火の車みたいですよ。
保存船はどんな経営手段を取っても採算が合わないという現実が重くのしかかってきます。
コメントを投稿する
コメントを書く